猫のいたずらと食生活の悩み:解決策とインテリアへの影響

6か月の猫が2匹いるのですが、やんちゃでいたずら大好きで困っています。 2匹でよくじゃれて、追いかけっこをしているのですが、時々ヒートアップして玄関前に高い柵をしているのですが、それを器用に口を使って、 柵を押して倒してしまい、玄関の方に行って、娘の部屋には危ないものがあるので、娘の部屋まで入らないよう柵をしているのに、柵を倒して入ってしまいます。それを何度もします。 さらに、自由に出入りできる部屋でも、ティッシュボックスの鼻紙を出したり、綿棒を出したりとそれは悪さをしてくれます。 そして、極めつけは眠いくせに、興奮して2匹で走り回り、暴れまわります。 餌も、ロイヤルカナンを朝昼夜25g出すのですが、少ししか食べず、残します。 そして、流しにも行きます。 もう、目が離せず、疲れてしまいます。午前中一度も眠らず悪さのし放題。私は、それを追いかけて、昼には疲れてしまいます。 昼は12時から18時まで眠って、それから夜の10時に私がケージに入れるまで(何の悪さをするかわからないため)は、おとなしく、朝みたいにエネルギッシュに駆けずり回ったり悪さはしません。 なので、家族は日中いないので、この悲惨な状態をしりません。何度言っても、信じてもらえず、対策を立てられません。 11月27日に一応去勢の予約を取ったのですが、これで少しはおとなしくなってくれるでしょうか。 餌も、食べないので置き餌にしているのですが、昼までに食べきらず捨ててしまいます。 昼も夜も残すので、大丈夫なのかと思うのですが、これだけ元気があれば、大丈夫かなと思い、かといって食べないから、お腹がすいて走り回るのかと思ったりしています。 質問はどうしたらこの悪さがなくなるか、眠いのに興奮して走り回って暴れまくるのはなぜか、餌を6か月になった途端あまり食べなくなったのはどうしてか、(これだけ動き回っているのに)、去勢したらおとなしくなるかです。 もう、追いかけまわしてへとへとです。何か対策があればよろしくお願いします。 猫の自由にさせたいのですが、マンションなので部屋が狭いので、危ないものをどこかに置くことができないので、外出の時と寝るときは、ケージに入ってもらっています。 猫種は雑種で、アメショーミックスと猫種は分かりませんが黒い猫で筋肉質で太って見えない猫で、2匹とも3㎏あります。

猫のいたずら行動の原因と対策

6ヶ月の猫2匹のやんちゃぶり、お気持ちお察しします! 猫のいたずら行動は、遊び、ストレス、好奇心、そしてお腹の空腹など、様々な原因が考えられます。 まずは、それぞれの原因と対策を検討していきましょう。

1. 遊びと運動不足

猫は遊び好きで、特に若い猫は活発です。十分な運動と遊びの時間が与えられていないと、エネルギーが余ってしまい、いたずらに繋がります。

* 対策:

  • 猫じゃらしや羽根つきの玩具など、猫が楽しめるおもちゃを用意しましょう。 毎日決まった時間(できれば朝と夕方の2回)に、15~20分程度の遊び時間を確保することをおすすめします。 猫が飽きないように、おもちゃの種類をローテーションすることも重要です。
  • キャットタワーや猫用ハンモックを設置する。これにより、猫が自由に登ったり降りたり、くつろいだりできる空間を提供できます。 垂直方向の空間を使うことで、運動不足解消にも繋がります。
  • 猫が安全に遊べるスペースを作る。例えば、安全な素材でできたトンネルや、段ボールハウスなどを設置するのも効果的です。 これにより、猫は安全な場所で自由に遊べ、ストレス軽減にも繋がります。

2. ストレスと環境エンリッチメント

狭い空間での生活、刺激不足、ケージへの閉じ込めなど、猫は様々なストレスを抱えている可能性があります。

* 対策:

  • 環境エンリッチメント:猫が興味を持つものを設置し、環境を豊かにすることでストレスを軽減できます。 例えば、猫が登れる棚や、隠れることができる場所(猫ハウスなど)、様々なテクスチャの素材(例えば、麻縄、カーペットなど)などを用意しましょう。
  • ケージの使用時間を見直す:ケージは、どうしても必要な時だけ使用し、できるだけ自由に過ごせる時間を確保しましょう。 ケージ内にもおもちゃや猫がくつろげる場所を用意し、快適な空間にする工夫も必要です。
  • フェロモンディフューザー:猫のフェロモンを模倣した製品を使用することで、猫の安心感を高めることができます。 獣医さんに相談の上、使用を検討してみましょう。

3. 好奇心と探究心

猫は好奇心旺盛で、新しいものや未知の物に触れたがります。 ティッシュや綿棒へのいたずらも、好奇心から来る行動の可能性があります。

* 対策:

  • 危険なものを手の届かない場所にしまう:ティッシュボックス、綿棒、洗剤など、猫が触れてはいけないものは、高い場所に収納したり、猫がアクセスできないように工夫しましょう。
  • 猫が安全に遊べるおもちゃを提供する:猫が安全に探究心や好奇心を満たせるおもちゃを用意することで、危険な物への興味をそらすことができます。

4. 食欲不振と食事の工夫

6ヶ月齢で食が細くなったとのことですが、成長期であるため、十分な栄養摂取が必要です。 ロイヤルカナンの給与量を参考に、少量ずつこまめに与える、または嗜好性の高いフードに切り替えることを検討しましょう。

* 対策:

  • 少量ずつこまめに給餌:朝・昼・夕の3回だけでなく、間食として少量のフードを与えるのも有効です。
  • フードの種類を見直す:ロイヤルカナン以外のフードを試してみるのも良いでしょう。 ウェットフードや、子猫用フードなど、嗜好性の高いフードを選んでみましょう。 獣医さんに相談して、猫の年齢や状態に合ったフードを選ぶことも重要です。
  • 食事環境を整える:猫が落ち着いて食事ができる静かな場所を選び、清潔な食器を使用しましょう。

5. 去勢手術の効果

去勢手術は、猫の行動に変化をもたらす可能性があります。 特に、縄張り意識やマーキング行動が減少する傾向があります。 しかし、すべての猫においていたずらが完全に無くなるわけではありません。

* 対策:去勢手術後も、上記で挙げた対策を継続することが重要です。

インテリアと猫との共存

猫と安全に暮らすためには、インテリアにも工夫が必要です。

1. 猫が安全に過ごせる空間づくり

* 猫が登れる家具や棚を設置する:猫は高い場所が好きなので、猫が安全に登れるキャットタワーや棚を設置することで、猫の運動不足解消とストレス軽減に繋がります。 グレーの落ち着いた色合いのキャットタワーは、インテリアにも馴染みやすいでしょう。
* 猫が隠れることのできる場所を作る:猫は隠れ家が好きです。 猫ハウスや、段ボール箱などを設置することで、猫は安全で落ち着ける場所を得ることができます。 グレーやベージュの落ち着いた色合いの猫ハウスを選ぶと、インテリアにも自然に溶け込みます。
* 猫が傷つけにくい素材の家具を選ぶ:猫が爪を研ぐ習性があるので、猫が傷つけにくい素材の家具を選ぶことが重要です。 例えば、布製のソファよりも、革製のソファの方が傷つきにくいです。

2. 危険な物の対策

* 危険な物を手の届かない場所にしまう:猫が口に入れてはいけないもの(洗剤、薬品、電気コードなど)は、必ず手の届かない場所に収納しましょう。
* 猫が安全に遊べるおもちゃを提供する:猫が安全に遊べるおもちゃを用意することで、危険な物への興味をそらすことができます。

専門家への相談

猫の行動に不安がある場合は、獣医さんに相談しましょう。 獣医さんは、猫の健康状態をチェックし、適切なアドバイスをしてくれます。 また、猫の行動専門家(動物行動学者)に相談することも有効です。

まとめ

猫のいたずら行動は、遊び不足、ストレス、好奇心、食欲不振など、様々な原因が考えられます。 それぞれの原因に合わせた対策を行うことで、猫のいたずら行動を改善し、猫と人間が共に快適に暮らせる環境を作ることができます。 インテリアにも工夫を加え、猫が安全に過ごせる空間を作ることも大切です。 それでも改善が見られない場合は、獣医さんや動物行動学者に相談することをおすすめします。

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