猫の「おっぱいしゃぶり」をやめさせる方法と、犬の乳腺腫脹への対処法

猫のおっぱいしゃぶりをやめさせる方法を教えて下さい。去年の八月に子猫を拾ってきました。わたしの家ではもともと犬のミニチュアピンシャーを飼っており、拾った子猫はとても小さかったため、犬をお母さんだと思ったのか、母乳は出ないのに犬のおっぱいをしゃぶっています。はじめは母乳は出ていなかったのですが、最近になって犬のおっぱいが張りだし母乳らしきものがでてくるようになりました。それはなんなのでしょうか?また猫はたぶんもうすぐ1歳になるはずです。なのに未だに、犬のおっぱいをしゃぶっています。やめさせたいと思っているのですが、なかなかやめてくれません。どうすればおっぱい離れすることができるのでしょうか?よろしくお願いします。

猫の犬への「おっぱいしゃぶり」と犬の乳腺腫脹について

ご心配ですね。子猫が犬のおっぱいをしゃぶる行動と、犬の乳腺の腫脹、どちらも解決策が必要です。まず、犬の乳腺から分泌されている「母乳らしきもの」は、実際には母乳ではなく、乳腺腫脹による分泌物である可能性が高いです。子猫の吸啜刺激によって、犬の乳腺が刺激され、分泌物が過剰に分泌されていると考えられます。これは犬にとって痛みや不快感を伴う可能性があり、放置すると感染症のリスクも高まります。

犬の乳腺腫脹への対処法

まず、獣医への受診が最優先です。 犬の乳腺腫脹の原因を特定し、適切な治療を受ける必要があります。腫脹の原因によっては、抗生物質や消炎剤などの投与が必要になる場合もあります。獣医は、乳腺の状態を診察し、必要に応じて超音波検査や細胞診を行うことで、腫瘍の有無や感染の有無などを確認します。

獣医の指示に従い、犬の乳腺を清潔に保ち、刺激を与えないように注意しましょう。子猫が犬に近づくのを防ぐため、ケージやサークルなどで分離することも有効です。

猫の「おっぱいしゃぶり」をやめさせる方法

猫が1歳になっても犬のおっぱいをしゃぶる行動は、幼少期の経験による安心感や、単なる習慣になっている可能性があります。これをやめさせるには、いくつかの方法を試すことができます。

代替行動の提供

猫が犬のおっぱいをしゃぶる代わりに満足できるものを与えましょう。

  • 猫用おもちゃ: 猫が噛んだり、遊んだりできるおもちゃを提供します。猫じゃらしやボール、ぬいぐるみなど、猫の興味を引くものを選んでください。
  • 猫用ミルク: 子猫用のミルクを与えて、吸啜欲求を満たすことができます。ただし、1歳であれば、通常の食事で十分な栄養を摂取できているはずです。ミルクを与える場合は、獣医に相談しましょう。
  • 猫専用のぬいぐるみ: 柔らかく、温かい素材のぬいぐるみを用意し、犬の代わりにしゃぶる対象として与えます。猫が気に入る素材や形を見つけることが重要です。

環境の変更

猫が犬に近づけないように環境を変えることで、おっぱいしゃぶりを抑制することができます。

  • ケージやサークル: 猫と犬を完全に分離できるケージやサークルを使用します。特に夜間は分離することで、犬の休息を確保し、乳腺への刺激を減らすことができます。
  • スペースの確保: 猫が自由に過ごせるスペースを確保し、犬との接触機会を減らします。猫専用のベッドや遊び場を用意することで、安心できる場所を与えられます。

しつけ

「ダメ」と声で注意したり、スプレーなどで嫌な臭いを付けたりするしつけは、猫のストレスを増大させる可能性があります。おすすめしません。 代わりに、犬のおっぱいをしゃぶろうとした際に、猫の注意をそらす方法を試みましょう。例えば、おもちゃで遊んだり、おやつを与えたりすることで、別の行動に切り替えることができます。

無視

猫がおっぱいをしゃぶる行動を無視することも有効な手段です。猫にとって、この行動が全く効果がないと理解させれば、自然とやめる可能性があります。ただし、犬の乳腺腫脹を放置しないように注意が必要です。

専門家の視点:獣医との連携

犬の乳腺腫脹と猫の行動問題、どちらも獣医の診察が不可欠です。獣医は、犬の健康状態を適切に評価し、乳腺腫脹の原因と治療法を提案します。また、猫の行動についてもアドバイスを得られるでしょう。 特に、犬の乳腺腫脹が深刻な場合は、速やかに獣医に相談することが重要です。

インテリアとの関連:快適な空間づくり

猫と犬が快適に過ごせるよう、インテリアにも工夫が必要です。

* 猫と犬それぞれの居場所を確保する。
* ストレスを軽減する落ち着いた色のインテリアを選ぶ。例えば、ベージュはリラックス効果があるとされています。
* 十分な遊び場を確保する。猫用タワーやキャットウォークなどを設置する。
* 清潔で安全な環境を維持する。

これらの対策を組み合わせることで、猫の「おっぱいしゃぶり」をやめさせ、犬の健康も守ることができます。 焦らず、根気強く取り組むことが大切です。

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