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家の中に蜂が!その侵入経路と巣の場所を探る
ご自宅に蜂が現れ、大変驚かれたことと思います。猫ちゃんもビックリしたでしょうね。 5~6cmの大きさ、お腹が長く小指より少し太く、産毛に覆われている…という蜂の特徴から、おそらくアシナガバチの一種ではないかと推測されます。アシナガバチは、スズメバチと比べると攻撃性は低いものの、巣に近づいたり、威嚇されたと感じると刺す可能性があります。寝室で発見されたとのことですので、ご不安も大きいかと思います。
蜂の侵入経路はどこ?
日中は網戸のある窓を開ける程度で、隙間がないとのことですが、蜂は驚くほど小さな隙間から侵入できます。具体的には、以下の箇所が考えられます。
- 換気扇の隙間:換気扇の羽根とカバーの間に小さな隙間があれば、蜂はそこから侵入できます。特に古いタイプの換気扇は隙間が大きくなっている可能性があります。
- 窓枠の隙間:窓枠と壁の間に隙間があれば、そこから侵入可能です。経年劣化で隙間が大きくなっている場合もあります。
- 屋根裏や床下からの侵入:古い家屋の場合、屋根裏や床下から侵入してくる可能性があります。特に、断熱材の隙間などから侵入することがあります。
- 通気口:家の通気口から侵入することもあります。小さな穴でも侵入できる場合があります。
- ドアの隙間:ドアと枠の間に隙間があれば、蜂はそこから侵入できます。特に古いドアは隙間が大きくなっている可能性があります。
これらの箇所を丁寧にチェックし、隙間があればシーリング剤などで塞ぎましょう。
蜂の巣はどこにある?
一匹の蜂を見かけたということは、巣が近くにある可能性が高いです。アシナガバチは、軒下や屋根裏、壁の隙間などに巣を作ることが多いです。天井裏が確認できないとのことですが、以下の場所もチェックしてみましょう。
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- 軒下:外壁の軒下に巣を作っている可能性があります。高所なので、脚立などを使用し、注意深く確認しましょう。
- 雨どい:雨どいの内部に巣を作っている可能性があります。雨どいの中を覗いて確認しましょう。
- エアコン室外機:エアコン室外機の近くにも巣を作る場合があります。室外機の裏側なども確認しましょう。
- 物置や倉庫:物置や倉庫などの暗い場所に巣を作っている可能性もあります。
- 壁の隙間:壁の小さな隙間にも巣を作ることがあります。壁を叩いて、異音がしないか確認してみましょう。
巣を発見したら、絶対に自分で駆除しようとしないでください。蜂に刺される危険性があります。専門業者に駆除を依頼しましょう。
専門業者への依頼と予防策
蜂の駆除は、専門業者に依頼することを強くお勧めします。自分で駆除しようとすると、蜂を刺激してしまい、刺される危険性が高まります。専門業者は適切な防護服と駆除剤を使用し、安全に巣を駆除してくれます。
専門業者への依頼方法
インターネット検索などで「蜂の巣駆除」「害虫駆除」などで検索し、地域の専門業者を探しましょう。いくつかの業者に問い合わせて、見積もりを取るのがおすすめです。
蜂の巣を作らせないための予防策
蜂は甘い匂いに誘引されるため、食べこぼしやゴミを放置しないようにしましょう。また、巣を作りやすい場所をなくすことも重要です。
- 家の周りを清潔に保つ:食べこぼしやゴミを放置しないようにしましょう。
- 軒下や雨どいの清掃:定期的に清掃を行い、蜂が巣を作りやすい場所をなくしましょう。
- 隙間を塞ぐ:窓枠や壁の隙間をシーリング剤などで塞ぎ、蜂の侵入を防ぎましょう。
- 殺虫剤の設置:蜂が侵入しそうな場所に殺虫剤を設置するのも有効です。
- 網戸の点検:網戸に破れがないか確認し、必要であれば交換しましょう。
バルサンの使用について
バルサンは、家の中にいるゴキブリや蚊などの害虫を駆除する効果がありますが、蜂に対しては効果が限定的です。蜂の巣を直接駆除する効果は期待できません。バルサンを使用する場合は、蜂の巣の場所を特定してから、専門業者に依頼するまでの間、一時的な対策として使用することを検討しましょう。ただし、蜂がバルサンの煙を吸い込んで弱ってしまう可能性もあるため、窓を開けて換気を十分に行う必要があります。
まとめ:安全第一でプロに相談を
家の中に蜂が侵入するのは、非常に不安な出来事です。しかし、慌てず、まずは蜂の種類と侵入経路を特定し、安全に駆除を行うことが大切です。自分で駆除しようとせず、専門業者に依頼することが最善の方法です。 今回のように、寝室で蜂を発見した場合は、すぐに部屋から出て、専門業者に連絡しましょう。 安全を確保し、安心して生活できる環境を取り戻してください。