猫と良好な関係を築くためのインテリアと行動改善

猫に嫌われている私 夫と私とMIX生後11ヶ月去勢済みの猫ちゃんで住んでいます。 うちの猫ちゃんは夫の事が大好きです。私の事は大嫌いみたいです。 いつも夫の後ろを付いてまわり、夫が椅子に座るとひざの上に座り、夫が寝ていると腹の上で一緒に寝ています。お風呂にすら覗きに行ってそばにいますし、タバコを吸いに外に出ると〔にゃぉ~ん〕と寂しいよ早く戻ってきて欲しい!という声を出しながら、戻る夫の姿を玄関で待っています。 それに比べて、猫の私に対する態度が全く違います。 私が夫と別な部屋に行くと私のいる部屋には入ってきません。お風呂にいると覗いて入ってきます。そしてお風呂のお湯を飲んでいます。寝る前、トイレとえさを完備して、私の部屋に寝せると、前はあっけなく寝てたのですが、最近はクロークの中に入って〔にゃぁぁぁー〕と鳴いたり、部屋の扉をどうにか開けて夫の元に行こうとして騒いだり、うるさいのですが無視してると、こないだ私が寝ているのにその上でオシッコされました。 本当に嫌われてますよね。構いすぎた自分が悪いのですが。暴力はしてません。 昨日からはもう猫の露露骨な態度が悲しいので〔だんな大好きー!おまえキライ!みたいな態度・・・〕、なでなでも抱っこもせず、餌をあげてトイレ掃除したら完全に無視してました。それでも餌をやるときとお風呂に入るとき以外は全く甘えてくることはありません。 もう猫とは一緒に寝ていたころのように、仲良くなれないのでしょうか?

猫があなたを嫌う理由と解決策

猫が飼い主さんを選んで好き嫌いを示すのは、決して珍しいことではありません。今回のケースでは、猫が夫を溺愛し、あなたを避けている状況ですが、これは猫の性格や過去の経験、そして飼い主さんとの関わり方など、様々な要因が複雑に絡み合っている可能性があります。

1. 過去のトラウマや性格

猫は過去の経験に大きく影響を受けます。保護猫の場合、以前の飼い主との関係や、劣悪な環境で過ごした経験などから、人間への警戒心が強く、特定の人間を避けたり、恐怖を感じたりすることがあります。MIX猫であることから、遺伝的な気質も影響している可能性も否定できません。

2. 飼い主さんの接し方

猫は繊細な生き物です。過剰なスキンシップや、猫が嫌がる行動(無理やり抱っこする、急に大きな音を出すなど)を繰り返すと、猫はストレスを感じ、あなたを避けるようになります。今回のケースでは、「構いすぎた」とご自身で認識されているように、猫にとって負担となるほどの関わり方が原因となっている可能性が高いです。

3. 環境要因

猫が落ち着ける安全な空間を確保できていますか?猫にとって快適な空間とは、隠れ家となる場所、高い場所、そして清潔なトイレと餌場です。これらの要素が不足していると、猫は不安を感じ、落ち着いて過ごすことができません。

4. 夫との接し方の違い

夫とあなたの猫への接し方に違いがあることも考えられます。夫が猫と穏やかに、猫のペースに合わせて接しているのに対し、あなたが猫を構いすぎたり、猫が嫌がる行動を取っている可能性があります。猫は、穏やかで信頼できる人間を好みます。

猫との信頼関係を築くための具体的なステップ

猫との関係改善には、時間と根気が必要です。焦らず、猫のペースに合わせて、少しずつ信頼関係を築いていきましょう。

1. 猫の行動を観察する

まずは、猫の行動をよく観察しましょう。何が猫を喜ばせ、何が猫をストレスにさせるのかを理解することが重要です。例えば、どんな場所でリラックスしているのか、どんな時に警戒しているのか、どんなおもちゃが好きなのかなどを記録してみましょう。

2. 距離を置く

猫に嫌われていると感じているなら、まずは距離を置きましょう。無理に近づいたり、触ろうとしたりせず、猫が自ら近づいてくるのを待ちましょう。猫があなたのそばにいることを心地よく感じるように、静かに過ごしましょう。

3. 安全な空間を作る

猫が安心して過ごせる空間を確保しましょう。猫が自由に登ったり、隠れたりできるキャットタワーや、猫専用のベッドを用意するのも効果的です。隠れ家となる場所を用意することで、猫は安心感を高めることができます。

4. スローなコミュニケーション

猫に話しかける時は、ゆっくりとした優しい声で話しかけましょう。猫の目を見て、ゆっくりと近づき、猫が嫌がらない程度に優しく撫でましょう。無理強いせず、猫が自ら触れ合いたいと感じるまで待ちましょう。

5. 環境を整える

インテリアにも工夫を加えましょう。猫が落ち着けるような、落ち着いた色合いの家具や、猫が安全に過ごせるスペースを確保しましょう。例えば、グレーやベージュなどの落ち着いた色合いのソファやクッションは、猫がリラックスしやすい環境を作ります。猫がジャンプできる棚や、高い場所に設置したベッドなども良いでしょう。

6. 食事とトイレの管理

清潔なトイレと新鮮な水を常に用意しましょう。食事も、猫の年齢や健康状態に合わせた適切なフードを選び、決まった時間に与えましょう。規則正しい生活リズムは、猫のストレス軽減に繋がります。

7. 専門家への相談

どうしても改善が見られない場合は、動物病院や動物行動学の専門家に相談してみましょう。専門家のアドバイスを受けることで、猫の行動や性格をより深く理解し、適切な対応策を見つけることができます。

インテリアで猫との共存空間を作る

猫と快適に暮らすためには、インテリアにも工夫が必要です。

1. 猫が安全に過ごせるスペース

猫が自由に登ったり、隠れたりできるスペースを確保しましょう。キャットタワーや猫棚、ハンモックなどを設置すると、猫は安全で快適な空間を得ることができます。

2. 猫が落ち着ける空間

猫が落ち着いて過ごせるように、静かで落ち着いた場所を用意しましょう。猫専用のベッドや、猫がくつろげるクッションなどを置いてあげましょう。

3. 猫が遊べるスペース

猫が自由に遊べるスペースも必要です。猫じゃらしやボール、おもちゃなどを用意して、猫が飽きないように工夫しましょう。

4. 色選び

猫は、明るい色よりも落ち着いた色を好みます。グレー、ベージュ、ブラウンなどの落ち着いた色合いの家具やインテリアを選ぶと、猫がリラックスしやすい環境を作ることができます。

5. 素材選び

猫が爪とぎをすることを考慮し、猫が傷つけにくい素材の家具を選びましょう。また、猫が誤って食べてしまっても安全な素材を選ぶことも重要です。

まとめ

猫との関係改善には、時間と忍耐が必要です。猫の行動をよく観察し、猫のペースに合わせて接することで、少しずつ信頼関係を築いていくことができます。インテリアにも工夫を加え、猫が安心して過ごせる環境を作ることも重要です。それでも改善が見られない場合は、専門家の力を借りることも検討しましょう。

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