猫と犬、どちらも大切にしたい!多頭飼育の悩みと解決策

猫は好きなのですが、自分の飼い猫をあまり可愛がれません。 猫はもうすぐ15歳で、犬は12歳ぐらいです。 2年前まで、私の部屋で猫と一緒に寝ていたのですが、今は猫と一緒に寝ず、違う部屋に犬と一緒に寝ています。 それからというもの、猫を抱っこしたり、以前のように猫を可愛がれなくなったような気がします。 猫に対して、寂しい思いをさせてごめんねとは思うのですが、猫は抜け毛が凄いので、1階の家族の生活空間に猫は入れられません。 猫は、私の歩行を邪魔して、私の足にまとわりつくので、私は階段で足を踏み外した事もあるし、片付けが苦手な私が、やっとの思いで片付けた捨てるもの(ゴミ)も、ちょっと部屋か廊下に置いておくと、すぐ猫にぐちゃぐちゃにされてしまいます。 犬は話しかければ私の顔をじっと見てくれるし、猫みたいにいたずらしたり、気まぐれなところがありません。 犬を飼ってから気づきましたが、私は猫より犬の方が好きです。 でも、猫の方が先に飼っているし、勿論好きなのですが、犬も猫も同じように可愛がれるようになるには、どうしたら良いですか?補足うちの犬は、ゴミなどの袋物をあさったりしません。 「待ってて」と言えば、着いて来ません。 「おいで」と呼べば来るし、犬は愛情をかけた分ちゃんと応えてくれます。 私が猫と一緒に寝なくなったのも、猫の夜中の運動会がうるさくて、イライラしてしまったからです。 甘えたい時だけ私の足にスリスリしてきて、私が猫の名前呼べば猫は反対方向に行ったり、高いところに登ったり、そういう気まぐれなところ、疲れました。

多頭飼育のストレスと、猫への罪悪感

長年一緒に暮らしてきた猫への愛情と、新しい家族である犬への愛情、そして猫との生活におけるストレスとの間で揺れる気持ち、よく分かります。猫の抜け毛、いたずら、夜間の活動など、具体的な問題点が挙げられていますが、それらは猫の年齢や性格、そして飼い主さんの生活スタイルとのミスマッチが原因となっている可能性があります。 大切なのは、猫への罪悪感を抱え込まず、現状を客観的に分析し、猫と良好な関係を築くための具体的な方法を見つけることです。 犬との良好な関係が築けているということは、あなたの愛情表現の仕方が間違っているわけではないことを示唆しています。猫への接し方を見直すことで、状況は改善できるはずです。

猫との関係改善のための具体的なステップ

1. 猫の行動を理解する

猫の行動には、必ず理由があります。猫があなたの足にまとわりつくのは、甘えたい、遊びたい、または単にあなたの存在を感じたいからかもしれません。ゴミを散らかすのは、好奇心旺盛なため、または何か刺激を求めているからかもしれません。 猫の年齢を考慮すると、老化による認知機能の低下や、身体的な不調も考えられます。 まずは、猫の行動を観察し、その背景にあるニーズを理解することが重要です。 例えば、夜間の活動が活発な場合は、日中の運動不足が原因かもしれません。

2. 環境を整える

猫が落ち着いて過ごせる環境を整えることは、関係改善の第一歩です。

  • 猫専用の安全な空間を作る: 猫が安心して過ごせる、高い場所や隠れ家を用意しましょう。キャットタワーや猫用ベッドなどを設置し、猫が自由にリラックスできる場所を確保することが重要です。 これは、猫が自分のテリトリーを持つことで安心感を高める効果があります。
  • 抜け毛対策: 頻繁なブラッシングや、空気清浄機の使用、掃除機によるこまめな掃除で抜け毛の量を減らし、家族の生活空間への影響を最小限に抑えましょう。 短毛種への変更は、猫の年齢を考慮すると現実的ではありません。
  • ゴミの管理: 猫が触れない場所にゴミを置く、ゴミ箱に蓋をするなど、猫がゴミを散らかすのを防ぎましょう。 これは、猫の安全のためにも重要です。
  • 猫の行動を制限する: 階段の上り下りや、特定の場所への立ち入りを制限する必要があるかもしれません。 猫用のゲートなどを活用して、安全に猫の行動範囲を制限しましょう。 これは、猫と飼い主さんの双方の安全を守るためにも有効です。

3. 猫とのコミュニケーションを見直す

猫は犬と違い、直接的な愛情表現を好まない場合があります。 犬のように「おいで」と呼んでも来ないのは、猫の性格によるものです。 猫への愛情表現は、犬とは異なる方法で行う必要があります。

  • ゆっくりとした時間を作る: 猫がリラックスしている時に、優しく撫でたり、声をかけたりしましょう。無理強いせず、猫のペースに合わせて接することが大切です。 猫が嫌がっている場合は、すぐにやめるようにしましょう。
  • 猫が好きな遊びを提供する: 猫が楽しめるおもちゃを用意し、一緒に遊んであげましょう。 猫じゃらしやボール、羽根つきの棒など、猫の好奇心を刺激するおもちゃがおすすめです。
  • 猫の言葉を知る: 猫の鳴き声や仕草をよく観察し、猫が何を伝えようとしているのかを理解しましょう。 猫の行動を理解することで、より適切な対応ができます。
  • フェリウェイなどのフェロモン製品を利用する: 猫が落ち着いて過ごせるように、フェリウェイなどのフェロモン製品を使用するのも有効です。

4. 専門家の力を借りる

どうしても改善が見られない場合は、動物病院や動物行動学の専門家に相談してみましょう。 猫の年齢や健康状態、行動の問題を専門的に診断してもらい、適切なアドバイスを受けることができます。

多頭飼育におけるバランス

犬と猫、どちらも大切な家族です。 どちらか一方を優先するのではなく、それぞれの性格やニーズを理解し、バランスの良い関係を築くことが重要です。 犬への愛情表現が猫への愛情表現に影響を与えているわけではないことを理解しましょう。 猫への接し方を変えることで、猫への愛情も自然と深まっていくはずです。

まとめ

猫との関係改善には、時間と忍耐が必要です。 焦らず、一歩ずつ改善を進めていきましょう。 猫の行動を理解し、環境を整え、適切なコミュニケーションを取ることで、猫との絆を深めることができるはずです。 そして、犬と猫、両方の愛情をバランスよく注ぐことで、幸せな多頭飼育生活を実現しましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)