猫と暮らす1DK:いたずら対策と掃除方法|鬱と仕事の両立も目指して

猫を飼うか迷っています。いたずら(またはしてほしくないこと)はどんなことをしますか?また、いたずらの予防、解決方法を教えてください。私と子(4歳)の2人で一戸建てに住み使用している部屋は1DKであとの部屋は2階も含めて物置部屋になっています。私が鬱で仕事をしていて時間的にも精神的にも余裕はないため飼う場合猫のいたずらでイライラしてしまうことかもしれないというのが、迷っている一番の原因です。猫は必ず高いところや狭いところに行きますか?掃除が苦手で必要最低限のことをするだけですが掃除は高いところも他の部屋も掃除が必要になりますか?アドバイスよろしくお願いします。

猫のいたずらとその予防・解決策

猫を飼う前に、猫のいたずらについて理解し、予防策を講じることは非常に重要です。特に、ご自身が鬱と仕事の両立に苦労されている状況では、猫のいたずらによるストレスを最小限に抑えることが、快適な共同生活を送る鍵となります。

よくある猫のいたずら

猫がするいたずらには様々なものがあります。代表的なものを挙げ、その予防・解決策を解説します。

  • 家具の爪とぎ:猫は爪とぎをする習性があります。ソファやカーテンを爪とぎされてしまうと困りますよね。対策としては、猫専用の爪とぎを用意することです。様々な素材やデザインの爪とぎがあるので、猫の好みに合わせて選んであげましょう。また、猫が爪とぎしやすい家具には、爪とぎ防止シートを貼るのも効果的です。
  • コードをかじる:電気コードやパソコンのコードを噛み切ってしまうことがあります。これは、猫にとって遊びの対象となってしまうためです。コードを隠す、保護チューブを使う、猫が触れない場所にコードを配置するなどの対策が必要です。市販のコードカバーなども有効です。
  • 物を落とす:棚の上にあるものを落とす、引き出しを開けるなど、いたずらっぽく物を落とす行動もよく見られます。高い場所に物を置かない、猫が登れないように工夫する、猫が興味を持つようなおもちゃを提供するなどの対策が有効です。
  • いたずら書き:壁や家具に爪を立てたり、引っかき傷をつけたりする猫もいます。これも爪とぎの習性によるものです。上記と同様、専用の爪とぎを用意し、猫が爪とぎをする場所を限定することが重要です。また、猫が爪を研ぎたがる家具には、猫が嫌がるスプレーなどを利用するのも効果的です(ただし、猫の種類によっては効果がない場合もあります)。
  • トイレ以外での排泄:トイレの砂が気に入らない、トイレの位置が悪い、ストレスなど様々な原因が考えられます。猫砂の種類を変えてみたり、トイレを増やしたり、ストレスの原因を取り除くことが重要です。獣医への相談も有効です。

いたずら防止のための環境整備

1DKという限られた空間で猫と暮らすためには、環境整備が非常に重要です。

  • 猫が安全に過ごせる空間を作る:猫が自由に登ったり、隠れたりできるキャットタワーや、猫用のベッドを用意しましょう。これにより、猫のストレスを軽減し、いたずらの原因を減らすことができます。また、4歳のお子さんとの安全な空間の確保も大切です。お子さんが猫に触れる際は必ず大人の監視のもとで行いましょう。
  • 危険なものを片付ける:猫が口に入れてはいけないもの(洗剤、薬、小さな部品など)は、猫の手の届かない場所に保管しましょう。高い場所や閉めきった棚の中などに収納することで、安全性を高めます。
  • 猫が興味を持つおもちゃを用意する:猫が退屈しないように、様々な種類のおもちゃを用意しましょう。これにより、猫の遊び欲求を満たし、いたずらをする時間を減らすことができます。猫じゃらしやボール、ぬいぐるみなど、様々な種類のおもちゃを試して、猫の好みに合ったものを選んであげましょう。

猫の行動と掃除

猫は必ず高いところや狭いところに行きますか?

猫は高い場所や狭い場所を好む傾向がありますが、すべての猫がそうとは限りません。個体差があります。しかし、高い場所へのアクセスを制限すると、ストレスの原因となる可能性があります。安全な範囲で猫が自由に動き回れるように、キャットタワーなどを設置することをお勧めします。

掃除について

猫を飼うと、掃除の頻度や範囲が増えることは事実です。しかし、ご自身が掃除が苦手とのことですので、最低限の掃除で済ませる工夫をしましょう。

  • こまめな掃除:猫の毛の掃除は、毎日行う必要があります。掃除機やコロコロローラーなどを活用しましょう。猫砂の交換もこまめに行う必要があります。
  • 定期的な掃除:週に1回程度、床の拭き掃除や、猫がよく過ごす場所の掃除をしましょう。高い場所の掃除は、脚立などを利用して安全に行いましょう。2階にある物置部屋は、猫が立ち入らないように対策を講じ、必要最低限の掃除にとどめることが可能です。
  • 掃除グッズの工夫:コードレス掃除機や、ロボット掃除機などを活用することで、掃除の手間を軽減できます。

専門家の意見

動物行動学の専門家によると、猫のいたずらの大半は、遊び欲求、環境への適応、ストレス発散など、猫の自然な行動に基づいています。適切な環境整備と、猫とのコミュニケーションによって、いたずら行動を減らすことが可能です。

まとめ

猫との生活は、喜びと苦労の両方が伴います。特に、時間的・精神的な余裕がない状況下では、猫のいたずらによってストレスを感じる可能性も否定できません。しかし、適切な環境整備と予防策、そして猫とのコミュニケーションを心がけることで、快適な共同生活を実現できる可能性は十分にあります。

猫を飼う前に、ご自身の状況とよく相談し、十分に検討することが大切です。もし迷っている場合は、動物病院や動物保護団体などに相談してみるのも良いでしょう。

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