猫と暮らすお部屋の蚤駆除完全ガイド:原因究明から駆除、予防まで徹底解説

蚤発生源と駆除について。 9月の終わり頃から(もっと前からいたのかもしれませんが)目立って、猫の居る所に蚤の糞らしきものが見つかり、痒がるようになって、今蚤が大量生産しています。 今6歳の雄猫を拾った時、無数に居た蚤をシャンプーで無くしてそれ以来蚤が着いた事はありません。 一戸建ての実家で完全室内飼いでした。 2年前、アパートの3階へ引越し、ベランダを完全にワイヤーネットを組んで囲いベランダには出れるようにしていますが、鳥が入れる隙間はありません。 今年の7月に、拾われた子猫を譲ってもらったのですが、自分で確認はしてませんが2~3回洗われて蚤も居ないと言ってました。 ただ、うちに来て直ぐ(多分)お尻から小さなサナダムシ?がでて来て、病院へ連れて行くと親に着いてたりした蚤とかから貰ったんでしょうと言われ、飲み薬をもらいました。 蚤の発生タイミングからして、ベランダからより、子猫が原因なのでしょうか? 引越して一年間は、全くベランダへ出してても蚤は発生しませんでしたし。 今から頑張って蚤の駆除をしようと思ってるのですが、電子のノミ取りホイホイやノミ取り櫛は、購入。あとは、掃除機でひたすら掃除・・で、駆除できるでしょうか? あまり、薬的な物は使いたくないのですが、6歳の猫には、市販のドギーマンが出してるフロントラインみたいなのはつけました。 蚤駆除経験のある方も合わせて助言頂けるとありがたいです。 猫達が痒そうにして可哀想なので宜しくお願いします。

蚤の発生源特定:子猫の可能性が高い?

ご心配ですね。猫が蚤に悩まされている状況、大変つらいと思います。まず、蚤の発生源を特定することが重要です。記述から、子猫が原因である可能性が高いと考えられます。

* 引越し後1年間、蚤の発生がなかったこと:ベランダからの侵入は可能性が低いことを示唆しています。ワイヤーネットによる完璧な遮断が効いていると推測できます。
* 子猫の寄生虫感染:子猫がサナダムシに感染していたことは、蚤の媒介の可能性を示唆しています。蚤はサナダムシの卵を運ぶため、子猫が蚤をすでに持っていた可能性が高いです。
* 蚤の大量発生時期:子猫を迎え入れた7月以降に蚤の発生が目立つようになったことは、時間的な関連性を示しています。

ただし、完全に子猫が原因と断定するには、もう少し調査が必要です。 念のため、以下を確認してみましょう。

* 家の隅々まで徹底的なチェック:カーペット、ソファ、ベッド、猫の寝床など、猫がよくいる場所を注意深く観察します。蚤の成虫、卵、糞(黒い小さな粒)がないかを確認します。
* 他のペットの有無:他のペットがいる場合は、彼らにも蚤がついていないか確認しましょう。
* 家の構造:古い家や、隙間が多い家では、蚤が潜みやすい可能性があります。

蚤駆除:具体的なステップバイステップガイド

蚤駆除は、成虫の駆除と卵・幼虫の駆除の両面からアプローチする必要があります。 ご希望通り、薬剤に頼らない方法を中心に、効果的な手順を説明します。

ステップ1:徹底的な掃除

これは最も重要です。蚤の卵や幼虫は、カーペットやソファの奥深く、床の隙間などに潜んでいます。

* 掃除機をかける:全ての部屋、特に猫がよくいる場所を、念入りに掃除機で吸い取ります。掃除機をかける際は、ノズルを床に密着させ、隅々まで丁寧に掃除しましょう。終わったら、掃除機内のゴミ袋をすぐに密閉して捨てましょう。
* 布団やカーペットの叩き洗い:可能であれば、布団やカーペットを屋外で叩いて、蚤を落としましょう。その後、洗濯機で洗うか、クリーニングに出しましょう。
* 家具の移動と掃除:家具を移動して、普段掃除できない場所も丁寧に掃除機をかけましょう。
* 床の拭き掃除:掃除機の後、床を湿らせた雑巾で拭きましょう。

ステップ2:ノミ取りアイテムの活用

既にノミ取りホイホイとノミ取り櫛を購入済みとのことですが、これらを効果的に活用しましょう。

* ノミ取りホイホイ:猫がよく寝る場所や、蚤の活動が活発な場所に設置しましょう。定期的に交換し、捕獲数をチェックします。
* ノミ取り櫛:猫の毛を丁寧に梳かして、蚤を捕獲します。櫛の歯の間には蚤が潜んでいることがあるため、こまめに掃除しましょう。

ステップ3:猫へのケア

猫への蚤対策も同時に行う必要があります。

* ブラッシング:毎日ブラッシングをして、蚤や蚤の卵を取り除きましょう。
* フロントラインプラスなどのスポット剤:既に使用されているとのことですが、指示通りに継続して使用しましょう。効果が現れるまで数日かかる場合があります。
* シャンプー:獣医の指示があれば、専用の蚤取りシャンプーを使用しましょう。

ステップ4:環境対策

蚤の発生を防ぐためには、環境対策も重要です。

* 定期的な掃除:今回のように大発生を防ぐためには、定期的な掃除が不可欠です。週に一度は徹底的な掃除をしましょう。
* 湿度管理:蚤は湿気を好むため、部屋の湿度を適切に保つことが重要です。除湿機を使用するのも良いでしょう。
* ペット用品の清掃:猫のベッドや食器など、ペット用品も定期的に清掃しましょう。

専門家の意見:獣医への相談が重要

薬剤の使用を控えたいとのことですが、状況によっては獣医の診察を受けることを強くお勧めします。

* 蚤の種類の特定:獣医は蚤の種類を特定し、適切な駆除方法をアドバイスしてくれます。
* 猫の健康状態の確認:猫の健康状態を診察し、蚤による二次感染がないかを確認します。
* 薬剤の使用判断:薬剤の使用が必要かどうかを判断し、猫にとって安全な薬剤を処方してくれます。

まとめ:根気と継続が鍵

蚤の駆除は、一度で完全に駆除できるものではありません。根気強く、継続して対策を行うことが重要です。上記のステップを参考に、猫と快適な生活を取り戻しましょう。

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