猫と快適な生活:猫アレルギー持ち飼い主の抱っこ問題とケージへの誘導方法

私は、猫アレルギーがあります。雑種の猫が(1歳)2匹いるのですが、1歳になるまでは、2匹とも抱っこ好きで、夜私が寝るときだけケージに入れている(お医者さんが一緒に寝ないよう言われている)のですが、1歳になった途端、2匹とも抱っこを嫌がり、ケージに入れるときも抱っこしようとすると1匹は逃げ回り、もう1匹は抱っこできない態勢(お腹を上にして抱っこしようとすると、顔を手の方に向けて口を大きく開けて噛もうとする)になります。何故1歳になった途端抱っこが嫌になったのか理由が分かりません。去年8月に愛護団体からいただいたのですが、今年の春まで外出の時はケージに入れていたのですが、1歳になり、あまりいたずらをしなくなりあまり暴れなくなったので、日中は自由にさせ、外出の時もケージに入れず、寝るときだけケージに入れるようにしました。すると、ケージに入れないときに抱っこしようとすると1匹は逃げ回りやはりもう1匹も抱っこできないような体勢になり横向きにごろんと寝転がり、牙をむいてきます。主人には、牙も向きませんし、主人は平気で抱っこします。もう1匹は相変わらず逃げますが。1回だけケージに入れないで寝ようとしたのですが、暴れて運動会が始まり、私のお腹の上に乗ってきて2匹で蹴りあいを始めるので、寝れなくなり、結局ケージに入れました。最近は、逃げ回るほうは、何とか私でも入れられるのですが、牙をむく方は抱っこできないので、おやつか餌を1~2粒ケージに入れて食い意地が張っているので、それでつられてケージに入ったところをケージのドアを閉めるという手で行っています。こんなてでだましてケージに入れるのがかわいそうで、入れないでおこうかとも思うのですが、又私の上で蹴りあいが始まると嫌だという気持ちもあります。マンションで猫部屋にできる部屋がなく、猫がいるリビングの隣の部屋で私は寝ています。(ふすまを取り払っているので、基本同じ部屋で寝ているのと一緒)エサやおやつでつっていたら太る心配もあるし、何かケージに入れる良い方法、抱っこする良い方法がないでしょうか。小さいころは本当に抱っこ大好きだったので、2匹とも何が理由で抱っこが嫌いになったのかわかりません。膝の上にも載ってくれていたのに、膝の上にも乗りません。ケージに入れない場合、餌を置いておけば暴れず寝てくれるでしょうか。よろしくお願いします。

1歳を過ぎた猫の行動変化:抱っこ嫌いの理由を探る

猫が1歳を過ぎたあたりから抱っこを嫌がるようになるのは、よくあることです。これは、猫の成長と発達、そして個体差による性格の変化が大きく関わっています。

猫の成長と発達

子猫期は、人間との触れ合いを通して社会性を学び、安心感を覚えます。そのため、抱っこを好む傾向があります。しかし、1歳頃になると、独立心が芽生え、自分のペースで行動したいという欲求が強くなります。抱っこは、猫にとって拘束される行為であり、ストレスに感じるようになる可能性があります。

個体差と性格

猫はそれぞれ性格が違います。もともと人懐っこい猫であれば、大人になっても抱っこを許容する可能性が高いですが、もともと独立心の強い猫は、幼少期に抱っこを喜んでいても、成長とともに嫌がるようになるケースも少なくありません。質問者様の猫ちゃんたちも、個体差によって抱っこへの反応が異なるのはそのためです。

環境の変化

春まで外出時はケージに入れていたのに、1歳を機に日中は自由にさせたという変化も影響している可能性があります。猫はルーティンを好みます。環境の変化はストレスとなり、抱っこを嫌がる原因の一つとなる可能性があります。

猫をケージに入れるための効果的な方法

おやつや餌で誘導するのは、猫が太る可能性や、だます行為に罪悪感を感じるという点で、理想的な方法とは言えません。以下、より効果的な方法を提案します。

1.ケージを安全で快適な空間に変える

猫にとってケージは、単なる閉じ込められる場所ではなく、安全で快適な隠れ家であるべきです。

  • 快適な寝床を用意する:猫が気に入る素材のベッドやブランケットを入れてあげましょう。猫が落ち着ける場所を作ることで、ケージに入ることを肯定的に捉えるようになります。
  • お気に入りの玩具や匂いのついたアイテムを入れる:猫がいつも遊んでいるおもちゃや、猫が安心する匂いのするタオルなどをケージに入れてあげましょう。これにより、ケージを安全な空間だと認識しやすくなります。
  • ケージの位置を見直す:ケージは、猫が落ち着いて過ごせる静かな場所に設置しましょう。人の行き来が多い場所や騒音の多い場所は避け、猫が安心して過ごせる場所を選びましょう。

2.ケージへの誘導方法

  • 遊びで誘導する:お気に入りの玩具やレーザーポインターを使って、猫をケージの中に誘導してみましょう。遊びを通してケージに自然と入っていくように促すことで、抵抗感を減らすことができます。
  • フェロモン製品を活用する:猫用フェロモン製品(Feliwayなど)は、猫を落ち着かせ、安心感を与える効果があります。ケージ内にスプレーすることで、猫がケージに快適に過ごせるようにサポートします。
  • 段階的にケージに慣れさせる:いきなりケージに入れるのではなく、最初はケージのドアを開けたまま、猫が自由に中に出入りできるようにします。徐々にケージの中にいる時間を長くしていくことで、ケージへの抵抗感をなくすことができます。
  • フードパズルを使う:フードパズルを使うことで、猫はケージの中でおやつや餌を見つけることに集中し、ケージへのネガティブな感情を軽減できます。

抱っこを嫌がる猫への対応

猫が抱っこを嫌がる理由は、ストレスや恐怖心、痛みなど様々です。無理強いせず、猫の気持ちに寄り添うことが大切です。

1.猫のサインを読み取る

猫が嫌がっているサイン(耳を後ろに倒す、尻尾を膨らませる、体を硬くする、威嚇するなど)をきちんと理解し、猫が嫌がる前に抱っこをやめることが重要です。

2.抱っこの時間と方法を見直す

  • 短時間にする:猫が嫌がる前に抱っこをやめるようにしましょう。最初は数秒から始め、徐々に時間を長くしていくのがおすすめです。
  • 抱き方を変える:猫が嫌がる抱き方をしている可能性があります。猫が落ち着いていられる抱き方を探してみましょう。例えば、猫を優しく包み込むように抱く、猫の体を支えるなど。
  • 抱っこする場所を変える:猫が落ち着ける場所を選んで抱っこしましょう。静かな場所や、猫が安心できる場所がおすすめです。

3.専門家の意見を聞く

どうしても改善が見られない場合は、動物病院を受診し、獣医師に相談することをお勧めします。猫の健康状態や行動の問題を専門的に診断してもらい、適切なアドバイスを受けることができます。

ケージに入れない場合の対応

ケージに入れない場合、猫が暴れて寝られないという問題があります。

1.安全な睡眠環境を作る

猫が自由に動き回れるように、安全な睡眠環境を整えることが大切です。

  • 猫が登れない家具や場所を作る:猫がベッドやソファに登れないように工夫しましょう。猫が落ち着いて寝られる場所を提供することが重要です。
  • 猫用ベッドを用意する:猫が安心して寝られる場所として、猫用のベッドを用意しましょう。快適な寝床を用意することで、猫は落ち着いて寝られるようになります。

2.猫とのコミュニケーション

猫とのコミュニケーションを密にすることで、猫は安心感を覚え、落ち着いて寝られるようになります。

  • ブラッシングをする:猫をブラッシングすることで、猫はリラックスし、安心感を覚えます。
  • 一緒に遊ぶ:猫と遊ぶことで、猫は心身ともにリラックスし、落ち着いて寝られるようになります。

まとめ

猫の行動変化は、成長や環境の変化、個体差など様々な要因が複雑に絡み合っています。猫の気持ちに寄り添い、安全で快適な環境を整えることで、猫とのより良い関係を築くことができるでしょう。それでも改善が見られない場合は、獣医への相談も検討しましょう。

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