自分は今デグーという小動物を部屋で飼っています。最近リビングで飼っていた猫３ひきを母親が勝手にもう家に入れないと決めこんな暑い時期に外に出してしまいました…理由は壁に爪とぎをされたりあちこちトイレをされるのがもう我慢がならないみたいで。新築ということもありかなり敏感になっています。私はずっと飼っていた猫を簡単に捨てるのが許せません。おばあちゃん猫と子猫２ひきです。たまに外に出して戻っては来ていました。私は自分の部屋で猫を飼おうかと思ったのですが、それはデグーにとっては良くないことですか？やはりストレスを与えることにはなると思いますが…夜遅く家に帰ると猫がいます。家に入れてあげられない罪悪感でいっぱいです。泣き声も聞こえるたびに辛いです。何か良い方法はないですか？回答お待ちしてます。補足これに関して兄、姉は無関心。父も私は猫を家に入れても外に出します。外に猫用の飲み水とトイレが置いてあり餌はたぶんあげていません。
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猫とデグーの多頭飼育：ストレス軽減のための環境整備
ご家族の状況、そして猫たちへの心配、本当につらい状況ですね。新築住宅でのペット飼育、特に多頭飼育は、それぞれの動物の性格や習性、そして家族の理解と協力が不可欠です。まずは、それぞれの動物の特性と、ストレス軽減のための具体的な対策を考えていきましょう。
デグーへの影響：猫のいる環境での飼育について
デグーは臆病で繊細な小動物です。猫の存在は、デグーにとって大きなストレス源となり得ます。猫の鳴き声や動き、匂いなどは、デグーに不安や恐怖を与え、健康状態の悪化につながる可能性があります。そのため、デグーのケージは、猫が絶対に入れない場所に設置することが非常に重要です。猫がケージに近づくこと自体が、デグーにとってストレスになります。
具体的な対策としては、以下の点を考慮しましょう。
- ケージの設置場所：猫が絶対に届かない高い場所、もしくは完全に隔離された部屋にケージを設置します。キャットウォークや高い棚の上なども有効です。
- ケージの構造：猫が侵入できない頑丈なケージを選びましょう。隙間がないか、しっかり確認することが重要です。
- デグーの行動観察：毎日、デグーの様子を観察し、ストレスサイン（食欲不振、毛づくろいの異常、落ち着きのなさなど）がないか確認します。少しでも異常が見られたら、獣医師に相談しましょう。
猫への対応：安全で快適な環境の提供
猫たちは、急に屋外で生活することになり、大きなストレスを受けているはずです。特に、おばあちゃん猫と子猫は、人間との絆が強く、環境の変化に敏感です。
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- 家族間のコミュニケーション：まず、ご家族と話し合うことが重要です。猫たちの現状と、あなたの気持ち、そしてデグーへの配慮を伝えましょう。家族全員が納得できる解決策を見つけることが、問題解決の第一歩です。感情的な対立を避けるために、冷静に事実を伝え、それぞれの意見を尊重する姿勢が大切です。
- 猫の室内への再導入：猫を完全に屋外で飼うことは、健康面や安全面でリスクが高いため、可能であれば室内に戻すことを検討しましょう。そのためには、猫が爪とぎやトイレをしないようにするための対策が必要です。具体的には、
- 猫用爪とぎの設置：魅力的な猫用爪とぎを複数箇所設置し、壁への爪とぎを防止します。麻製の爪とぎや、猫が好む素材の爪とぎを試してみましょう。
- トイレの適切な設置：猫がトイレをしやすい場所に、複数個のトイレを設置します。砂の種類やトイレのタイプも、猫の好みに合わせて調整しましょう。清潔さを保つことも重要です。
- 猫の行動範囲の制限：猫が自由に動き回れる範囲を限定し、デグーのケージや家具へのアクセスを制限する工夫が必要です。ベビーゲートや、猫が登れない家具の配置などを検討しましょう。
- 専門家の相談：動物行動学に詳しい獣医や動物行動コンサルタントに相談することも有効です。専門家のアドバイスを受けることで、猫の行動を理解し、適切な対策を立てることができます。
インテリアと空間デザインによる解決策
新築住宅ということもあり、インテリアの観点からも解決策を検討できます。
- 部屋のゾーニング：猫、デグー、そして人間の生活空間を明確に分けるゾーニングを考えましょう。例えば、猫専用の部屋、デグー専用の部屋、そして家族が過ごすリビングなど、それぞれのエリアを明確に区切ることで、ストレスを軽減できます。パーテーションや家具の配置などを工夫しましょう。
- 猫が安全に過ごせる空間：猫が安心して過ごせるためのキャットタワーや、隠れ家となるスペースを確保しましょう。これにより、猫のストレスを軽減し、落ち着いて過ごせる環境を作ることができます。グレーの落ち着いた色合いのキャットタワーは、インテリアにも馴染みやすいでしょう。
- 壁の保護：猫の爪とぎによる壁の損傷を防ぐために、壁に保護シートを貼る、または猫が爪とぎしにくい素材の壁材を使用するなどの対策を検討しましょう。
まとめ：多頭飼育の成功は、理解と工夫にかかっている
猫とデグーの多頭飼育は、容易ではありませんが、適切な環境整備と家族の協力によって、ストレスを軽減し、共存が可能になります。まずは、ご家族とじっくり話し合い、それぞれの意見を尊重しながら、具体的な対策を立てていきましょう。そして、猫とデグーの行動をよく観察し、必要に応じて獣医師や動物行動コンサルタントに相談することをお勧めします。
大切なのは、猫とデグー、そしてご家族全員が安全で快適に暮らせる環境を作ることです。時間と労力はかかりますが、諦めずに、一歩ずつ解決に向けて進んでいきましょう。
