猫とゲージ:安心安全な空間づくりのための具体的なステップ

猫ちゃんにゲージに慣れてほしい! 猫飼育初心者です。元野良猫7ヶ月メスを我が家に迎え入れて1日目です。我が家では、日中家に誰もいなくなる間と、就寝中は、猫ちゃんにゲージに入ってもらうよう決めました。大きくなってからまた変わるかもしれませんが、今のところこのルールでいくつもりです。今日、ぶっつけ本番で猫ちゃんに日中お留守番をしてもらいました。ら、なんと大丈夫でした!トイレもちゃんとできてました。朝はすごく鳴いていたのですが、心を鬼にしてせっせと身支度をしていたら、観念して眠っていました。日中のお留守番の悩みはあっという間に解消されたのですが、心配なのは夜です。猫ちゃんのゲージは、私の寝室の隅に置いているんですが、さっきから一向に寝る気配がなく、鳴き声も朝より激しいです。夜行性だしまだ眠くないのかな?と思いゲージを開けてあげると、膝に飛び乗ってそのまま眠ってしまいました。今も寝ています(笑)明るくてもうるさくても寝るときは寝るんですねぇ^^眠くないわけじゃなかったんだ…と驚いています。なんでゲージでは寝てくれないんでしょう?私がゲージの外にいるからでしょうか?ゲージに慣れれば、私が部屋に居ても眠るようになるんでしょうかね?それとも、私も静かに寝ないと、猫ちゃんも寝てくれないでしょうか?夜間静かなのはリビングなど1階なのですが、そうなると日中に色々不都合が出てしまうため、私の寝室からゲージを動かすことは難しいです。猫ちゃんにゲージが安全で、好きに寛いで良い場所だとわかってもらえるようにするには、どうしたらいいでしょうか。もちろん、時間と根気が大切なのは重々承知です。経験者のコツを教えていただけたら嬉しいです。1つ、具体的に聞きたいことがあるんですが、猫ちゃんがゲージの中でニャーニャー鳴いてる時、出して撫でてあげると落ち着く(というか寝る)のですが、これって良い方法でしょうか?どんなに鳴いても心を鬼にして、静かになるまで無視した方がいいのでしょうか?ご回答よろしくお願いします。補足皆様ご回答ありがとうございます。ケージ飼育が虐待というご意見も真摯に受け止めています。ケージ飼育は、獣医さんと話し合って決めました。3階建てのケージですが、不十分でしょうか?書き忘れましたが、今は家とケージに慣れてもらうことを最優先にしているため、まだ自由にはさせていませんが、今後夜間は自由にさせていく予定です。色んな事情を乗り越えてやっと迎え入れた子なので保健所はあり得ません。ご安心ください。

ゲージでの就寝を促すための具体的な方法

元野良猫ちゃんにとって、ゲージは最初は不安な場所かもしれません。日中はうまく過ごせていても、夜になると不安感が増し、鳴き続けるのは当然のことです。ゲージを安全で快適な場所と認識させるには、時間と根気、そして適切なアプローチが必要です。

1. ゲージ内を快適な空間にアレンジする

猫が落ち着いて過ごせるよう、ゲージの中を快適に整えましょう。

  • 寝床:ふわふわのベッドやタオルなどを用意し、猫が落ち着いて眠れる場所を作ります。猫は狭い場所を好むため、ハウス型ベッドなども効果的です。材質にも気を配り、肌触りの良いものを選びましょう。
  • 遊び場:猫が遊べるおもちゃや爪とぎなどを設置します。退屈さを解消し、ゲージ内での時間を楽しく過ごせるように工夫しましょう。猫じゃらしやボール、羽根つきの棒など、様々な種類のおもちゃを用意し、飽きさせないようにローテーションしましょう。
  • トイレ:清潔なトイレは必須です。猫砂の種類やトイレの場所も、猫の好みに合わせて調整しましょう。こまめな清掃は、猫のストレス軽減に繋がります。
  • 隠れ家:猫は隠れることが好きなので、ハウスやトンネルなどを設置すると安心感を高めることができます。視界を遮断できる場所があると、落ち着いて過ごせます。
  • 温度と湿度:ゲージ内の温度と湿度を快適に保ちます。直射日光を避け、風通しの良い場所に設置しましょう。夏場は冷却マット、冬場はヒーターなどを活用するのも有効です。

2. ゲージへの良いイメージを植え付ける

ゲージを「良い場所」と認識させるために、積極的に良い体験をさせましょう。

  • おやつやごはん:ゲージの中で、お気に入りのフードやおやつを与えます。ゲージの中に入ると良いことがあると学習させましょう。
  • 遊びの時間:ゲージの中で一緒に遊んであげましょう。猫が楽しそうに遊んでいる様子を、飼い主さんが一緒に楽しむことで、ゲージへのプラスのイメージを強化できます。
  • 安心できる香り:猫が安心するフェロモン製品(猫用フェロモンディフューザーなど)を使用するのも有効です。獣医さんにも相談してみましょう。
  • ポジティブな言葉かけ:優しく声をかけて、安心感を与えます。「良い子だね」「大丈夫だよ」など、落ち着くような言葉をかけましょう。

3. 徐々にゲージへの時間を長くする

いきなり長時間ゲージに入れるのではなく、最初は短時間から始め、徐々に時間を延ばしていきます。

  • 段階的な慣れ:最初はゲージの扉を開けたまま、猫が自由に出し入れできるようにします。その後、扉を閉めて短時間だけゲージに入ってもらい、徐々に時間を長くしていきます。
  • ご褒美:ゲージの中で良い子にしていれば、おやつや褒め言葉で褒めてあげましょう。ポジティブな強化で、ゲージへの抵抗感を減らすことができます。
  • 様子を見る:猫の様子を常に観察し、ストレスを感じているようであれば、すぐにゲージから出してあげましょう。無理強いは逆効果です。

4. 夜間の対応

夜間は、猫が落ち着いて眠れるように、静かな環境を作る必要があります。

  • 寝室の環境:寝室の照明を暗くし、静かに過ごしましょう。テレビやスマホの音なども控え、猫がリラックスできる環境を作ることが重要です。可能であれば、寝室に猫が落ち着けるような、小さなベッドや隠れ家を用意するのも良いでしょう。
  • 無視するタイミング:鳴き声が酷い場合は、しばらく様子を見てみましょう。しかし、長時間鳴き続ける場合は、猫が不安を感じている可能性があります。ゲージから出して様子を見て、落ち着いてから再びゲージに戻すという対応も必要です。
  • 獣医への相談:猫の鳴き声が続く場合、病気やストレスの可能性もあります。獣医さんに相談し、適切なアドバイスを受けることをお勧めします。

5. 鳴いている時の対応

猫がゲージの中で鳴いている時、すぐに対応するかどうかは、猫の性格や状況によって判断する必要があります。

  • すぐに対応する場合:猫が非常に不安でパニックになっているようであれば、すぐにゲージから出して落ち着かせてあげましょう。抱っこして撫でてあげたり、優しく声をかけて安心させてあげることが重要です。
  • 無視する場合:鳴き声が単なる要求や甘えであれば、しばらく様子を見てみましょう。すぐに対応してしまうと、猫は鳴けばすぐに構ってもらえると学習してしまい、鳴き続ける可能性があります。しかし、長時間鳴き続ける場合は、猫の状況を確認する必要があります。

重要なのは、猫の気持ちに寄り添い、適切な対応をすることです。 ゲージが安全で快適な場所だと認識させることができれば、猫は自然とゲージで落ち着いて過ごせるようになるでしょう。

専門家の視点:獣医さんとの連携

獣医さんとの相談は非常に重要です。特に元野良猫の場合、過去のトラウマや健康状態によっては、ゲージへの適応に時間がかかる場合があります。獣医さんは、猫の状態を適切に判断し、必要に応じて適切なアドバイスや治療を提供してくれます。

例えば、猫が過度にストレスを感じている場合、鎮静剤などの投薬が必要になることもあります。また、ケージのサイズや環境についても、獣医さんの意見を参考に改善することで、猫にとってより快適な空間を作ることができます。

まとめ

猫がゲージで落ち着いて過ごせるようになるには、時間と根気が必要です。しかし、適切な方法でゲージを快適な空間にしてあげれば、猫は安心して過ごせるようになります。この記事で紹介した方法を参考に、猫との信頼関係を築き、幸せな猫生活を送ってください。

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