猫との長距離ドライブと留守番、どちらがストレスが少ない?600キロの帰省を検討中

猫を車で片道600キロほどの帰省に連れて行くか、留守番させるか悩んでいます。 4月~5月の予定なのですが、家を1週間以上空けることになりそうで、 猫を一緒に連れて行くか留守番させるか考えています。 現在病気療養中で車椅子の父が、「ゆっくり田舎に帰りたい・・・」と、 言い出したためです。 そこで、母も3月末で定年退職になるため、時間を気にせずに、ゆったり田舎へ 帰ろうということになったのです。 大変な田舎で、新幹線や在来線を使うとすると、乗換えが多く、さらに、 途中の駅まで迎えに来てもらうなどしないと、父の実家にはたどり 着けないので、車で行くことになりそうです。 しかし、我が家は両親と娘のわたしのみで、現在運転ができるのが私しかいない ため、わたしも留守番というわけには行かず、家族全員で家を空けることに なります。 そこで、飼い猫をどうするか悩んでいます。 猫は1歳半で、現在上記のような理由で、在宅介護をしているため、 24時間誰かが家にいる状態で、1人での留守番というものを、ほとんどしたことが ありません。1軒家の完全室内飼いです。 全部屋好き勝手行動させていますが、大抵、目の届く範囲で遊んだりしています。 夜寝るときは、わたしがどの部屋で寝ようが、わたしに着いて来て、そばで寝ます。 介護のため、ヘルパーさんやお医者さん、お見舞い客など、家族以外の 出入りは多いほうで、誰が来ても、人見知りせずに初対面からなついています。 狭いケージに入ることは好きではないようなので、病院やペットホテルへ 預けることは、考えていません。避妊手術の際も、泊りが難しく日帰りしたほどです。 ペットシッターに1日1回来てもらうか、車で一緒に連れて行こうと考えています。 ちなみに、車はあまり好きではなさそうではないものの、 1時間ほどのドライブであれば、母の膝の上できょろきょろしつつ、くつろいでいます。 時々、シートの下を探検したりしています。ただ、走行中などにおやつは食べません。 よく聞く様な、鳴き続けることや、呼吸が速くなることはありません。 移動時には、ハーネスとリードを使用しています。 キャリーの中もある程度落ち着くようです。 このような現状の猫を、1人で留守番させることと、長距離ドライブで連れて 行くことでは、どちらのほうがストレスが少ないものなのでしょうか。 もちろん連れて行くとすれば、2時間ごとに休憩を挟み、ペット可等の 条件が合うのならば、中間地点で1泊しようかとも検討しています。 よろしくお願いいたします!

600キロの長距離ドライブと1週間以上の留守番、猫へのストレスを比較検討

1歳半の猫を連れての600キロの長距離ドライブと、1週間以上の留守番、どちらが猫にとってストレスが少ないか、これは非常に難しい問題です。猫の性格やこれまでの経験、そしてドライブ中の環境整備、留守番中のケアなど、様々な要素が影響します。 結論から言うと、今回の状況では、猫を連れてドライブする方が、留守番させるよりもストレスが少ない可能性が高いと言えます。しかし、適切な準備と対策が不可欠です。

留守番させる場合のストレス

猫は環境の変化に敏感な動物です。普段から24時間誰かが側にいる猫にとって、1週間もの間、全く人がいない状態は大きなストレスとなります。

  • 孤独感:一番のストレス要因です。猫は人間との繋がりを大切にするため、孤独は不安やストレスにつながります。
  • 食事やトイレの不安:十分な量の餌と清潔なトイレを用意していても、人間の存在がないことで不安を感じ、食事やトイレを我慢してしまう可能性があります。
  • 緊急時の対応:病気や怪我など、緊急事態が発生した場合、誰も対応できません。

ペットシッターを1日1回依頼する案もありますが、それでも一日中不在であることへの不安は解消されません。 さらに、見慣れない人が自宅に入ることに対する警戒心も考慮する必要があります。猫によっては、ストレスで食欲不振や体調不良に陥る可能性も否定できません。

長距離ドライブの場合のストレス

600キロの長距離ドライブは、猫にとって確かに負担になります。しかし、飼い主であるあなたが一緒にいることで、安心感を与えられる点が重要です。

  • 車酔い:猫も車酔いをすることがあります。事前に獣医に相談し、酔い止め薬の服用を検討しましょう。
  • 脱水症状:長時間のドライブでは、猫が脱水症状を起こす可能性があります。こまめな水分補給が必要です。水分補給用のペットボトルと、お気に入りの水を用意しましょう。
  • 排泄:休憩のたびにトイレ休憩をさせる必要があります。猫トイレを持参するか、休憩場所でトイレを済ませられるように準備しましょう。
  • 温度管理:車内の温度管理は非常に重要です。エアコンを使用し、快適な温度を保ちましょう。直射日光を避け、窓を開ける際は安全に配慮してください。

しかし、2時間ごとの休憩、ペット可の宿泊施設の利用など、あなたが綿密な計画を立てれば、猫への負担を最小限に抑えることができます。 あなたの猫は1時間程度のドライブでは落ち着いているようなので、適切な休憩と環境整備によって、長距離ドライブにも対応できる可能性は高いです。

具体的な対策とアドバイス

猫を連れての長距離ドライブを成功させるためには、以下の対策が重要です。

ドライブ前準備

* 獣医への相談:ドライブ前に獣医に相談し、健康状態を確認しましょう。必要に応じて、酔い止め薬やその他の薬を処方してもらいましょう。
* キャリーの選定:十分な広さがあり、猫が落ち着いて過ごせるキャリーを選びましょう。通気性も重要です。
* 必需品準備:水、フード、トイレ、タオル、猫用おもちゃ、ハーネスとリード、酔い止め薬などを準備しましょう。
* 慣らし運転:出発前に、短時間のドライブで猫を車に慣れさせておきましょう。

ドライブ中

* こまめな休憩:2時間ごとに休憩を取り、猫の様子をよく観察しましょう。トイレ休憩や水分補給を忘れずに行いましょう。
* 安全対策:猫が車内から飛び出さないように、しっかりと固定しましょう。
* 温度管理:車内の温度を快適に保ちましょう。
* 緊急時の対応:万が一の事態に備え、近くの動物病院の情報などを確認しておきましょう。

宿泊施設の選定

中間地点で宿泊する場合は、ペット可のホテルや旅館を選びましょう。事前にペット同伴の可否や料金などを確認しておきましょう。

専門家の意見

動物行動学の専門家によると、猫は環境の変化に敏感で、特に留守番は大きなストレスとなる可能性があります。一方、飼い主と一緒にいることで、長距離ドライブでも比較的落ち着いていられる猫も多いです。 ただし、適切な環境整備と配慮が不可欠です。 今回のケースでは、猫の性格やこれまでの経験から、長距離ドライブの方がストレスが少ない可能性が高いと判断できます。

まとめ

600キロの長距離ドライブは大変ですが、あなたの猫が比較的車に慣れており、あなたが適切な準備と対策を行うことで、猫へのストレスを最小限に抑えることが可能です。 留守番させるよりも、一緒にドライブする方が、猫にとってより安心できる選択となるでしょう。 ただし、ドライブ中は常に猫の様子を観察し、安全に配慮することが大切です。

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