猫との距離感、どうすれば縮められる? メインクーンの子猫との上手な付き合い方

はじめまして、よろしくお願いします。この間、約半年になるメインクーンの女の子の子猫をペットショップで買いました。ペットショップ育ちと言うことで人に触られ馴れてると思ったのですが、いざ家に帰り暫く育ててみると、撫でようとすると噛み付く引っかくの繰り返しです(ペットショップでは店員さんにおとなしく抱かれてました)それでも家に来た当時のビクビクすることが減り、寝てるところに私が寝そべって名前を呼ぶとゴロゴロ言うようになり、たまにしっぽを立てて体を摺り寄せてくることもあります。ゴロゴロ言う=機嫌が良いと思っていたので、頭や体を撫でようとするとバッと起き出して手をホールドし噛み付き足キック。これは私が嫌われているだけなのでしょうか?それとも、まだ子猫だから怖がっている・遊びの延長なのでしょうか・・・大人になれば撫でさせてくれるようになりますか?今まで何度か猫を育ててきていますが、全て生後1ヶ月前後の捨て猫でずっと私が構いまくっていたので、みんなデレデレでどこを触っても怒りません。なので、このメインクーンもこのようになってくれると嬉しいのですが・・・。

猫の気持ちを読み解く:ゴロゴロと噛みつき行動の意味

半年ほど一緒に暮らしているメインクーンの子猫ちゃん、ゴロゴロと甘える仕草を見せてくれる一方で、撫でようとすると噛み付いたり引っ掻いたりするとのこと。これは決してあなたが嫌われているからではありません。猫の行動には、私たち人間とは異なるコミュニケーションの仕方が隠されています。

ゴロゴロという喉を鳴らす音(喉鳴き)は、猫がリラックスしている、安心している、満足しているといった気持ちを表すことが多いです。しかし、それは必ずしも「撫でてほしい」というサインではありません。寝ている時にゴロゴロ言っているのは、快適な状況にいる、安心している状態を示していると言えるでしょう。

一方、噛みつきや引っ掻きは、遊び、警戒、痛み、ストレスなど様々な理由で起こりえます。子猫の場合、特に遊びの延長として噛み付いたり引っ掻いたりすることが多く、興奮状態にある時に起こりやすいです。また、撫で方が猫にとって不快である場合も、噛みつきや引っ掻きで嫌がっていることを表現します。

ペットショップ育ちの子猫と、あなたの過去の経験との違い

過去の経験では生後1ヶ月前後の捨て猫を育て、常に構い続けたことで猫たちが甘えてくれたとのこと。しかし、ペットショップで育った子猫と、生後間もない捨て猫では、社会化の過程が大きく異なります。

生後間もない捨て猫は、人間との接触が少なく、人間を警戒する傾向があります。しかし、あなたとの継続的なスキンシップによって、安心感を覚え、甘えるようになったのでしょう。

一方、ペットショップ育ちの子猫は、様々な人との接触経験があるため、人への警戒心が比較的低い反面、個体差が大きく、それぞれの猫の性格や好みを理解することが重要です。

メインクーンの子猫との距離感を縮めるための具体的なステップ

あなたのメインクーンの子猫が、撫でられることを嫌がる原因は、まだ人間との適切な距離感を学んでいない可能性があります。以下に、具体的なステップを示します。

1. 猫のペースを尊重する

猫は自分のペースで行動します。無理に抱き上げたり、撫でたりせず、まずは猫があなたに近寄ってくるのを待ちましょう。猫が近づいてきたら、ゆっくりと手を差し伸べ、猫が自ら頭を擦り付けてくるのを待ちます。

2. 適切なスキンシップの方法を学ぶ

猫が嫌がるスキンシップは、猫のストレスになります。猫の頭を撫でる際は、優しく、ゆっくりと、短い時間にとどめましょう。猫が嫌がっている様子(耳を後ろに倒す、尻尾を膨らませる、体を反らすなど)が見られたら、すぐに撫でるのをやめましょう。

3. 遊びを通して信頼関係を築く

猫との信頼関係を築くには、遊びが効果的です。猫が好きなおもちゃを使って、一緒に遊びましょう。遊びを通して、猫はあなたとのポジティブな経験を積み重ね、あなたへの警戒心が薄れていきます。猫じゃらし、ボール、羽根つきの棒など、様々な種類のおもちゃを試して、猫の好みに合ったおもちゃを見つけることが大切です。

4. 安全な空間を確保する

猫が安心して過ごせる、自分の隠れ家となる場所を用意しましょう。猫は、安全な場所に身を置くことでリラックスし、ストレスを軽減することができます。隠れ家となる場所は、猫が自由に出し入れできる、落ち着いた場所を選びましょう。

5. 専門家への相談

それでも改善が見られない場合は、獣医や動物行動学の専門家に相談することをお勧めします。専門家は、猫の行動を分析し、適切なアドバイスをしてくれます。

インテリアと猫との共存:猫が安全に過ごせる空間づくり

猫と快適に暮らすためには、インテリアにも工夫が必要です。

猫が安全に過ごせる家具選び

猫が登ったり、隠れたりできるキャットタワーや、猫専用のベッドを用意しましょう。これにより、猫は自分の安全な空間を持つことができ、リラックスして過ごすことができます。また、猫が爪とぎをするための爪とぎポールも必要です。ソファやカーテンなどに爪とぎされないように、猫が安全に爪とぎできる場所を用意することで、家具の破損を防ぐことができます。

猫が落ち着ける空間の演出

猫が落ち着いて過ごせるように、静かで落ち着いた空間を確保しましょう。例えば、窓際に猫がくつろげる場所を作ったり、猫専用のベッドを置くなど、猫がリラックスできる空間を作ることが大切です。

猫にとって危険なものを排除する

猫にとって危険なものを家から排除しましょう。例えば、電化製品のコードを隠したり、猫が誤って食べてしまう可能性のあるものを片付けたりするなど、猫が安全に過ごせる環境を作ることが大切です。

まとめ:時間と愛情で猫との絆を育む

メインクーンの子猫との関係を築くには、時間と愛情が必要です。猫のペースを尊重し、適切なスキンシップを取り、安全な環境を整えることで、猫は徐々にあなたを信頼し、甘えてくれるようになるでしょう。焦らず、ゆっくりと、猫との絆を育んでいきましょう。

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