猫との距離を縮める方法:生後7ヶ月のベンガル猫と仲良くなるには?

子猫が懐いてくれません。 生後3か月のベンガル猫の双子のオス2匹を飼ってから、もうすぐ4か月が経とうとしています。 現在は生後7か月になりました。 先住猫にロシアンブルーのオスとメスの双子で現在1歳4か月の2匹がいます。 先住猫2匹が1歳の時に、生後3か月の子猫2匹を家に連れて来て、最初は先輩後輩で別室で数日間過ごさせ、その後、部屋のドアを開けてフェンスで区切り、一週間後に同居に踏み切りました。 当初はフゥー、とはシャーとか言って、お互い威嚇し合ってましたが、先住猫が穏やかで優しい性格なので、今では4匹がとても仲良く暮らしてます。 しかし問題があり、子猫2匹が未だに人間に懐かないです。 先住猫2匹は、我が家に来て1か月もしないうちに家族に甘えて抱っこもできるようになったのですが、後から来た子猫2匹は、我が家で既に4か月過ごしているのにもかかわらず、未だに触れようとすると逃げてしまい、撫でることも困難です。 もうこれは人間嫌いのままでしょうか? 家族は、もう人間嫌いは直らないとあきらめてます。 4匹仲良ければそれで良い、って感じです。 私は、せっかく家族になったのだから子猫2匹はやっぱり抱っこして可愛がりたいです。 どうしたら、仲良くなって抱っこさせてもらえるようになるでしょうか? トイレ掃除もマメにするし、食事もいつも食器を洗って清潔な状態にして、いつでも食べられるようにしており、私としてはとてもよく面倒を見てると思います。 大きなキングサイズのベッドで主人と寝ているのですが、4匹の猫とも一緒に寝たいのですが、寝てくれるのは先住猫のロシアンブルーのオスの子1匹だけです。 昔、猫は1匹だけ飼っていて、その子はいつも私の足元で一緒に寝ていました。 猫が幸せならそれで良いと思うのですが、4匹の猫を順番に抱っこしたい~~。 どうすれば、人に懐いてくれるでしょうか? 何かアドバイスをお願いします。

ベンガル猫の性格と懐き方

ベンガル猫は、活発で好奇心旺盛な性格が特徴です。そのため、警戒心が強く、すぐに人に懐くとは限りません。生後7ヶ月はまだ幼いですが、すでに性格が形成されつつある時期です。 先住猫と仲良く過ごせているのは良い兆候ですが、人間への警戒心は別問題として考える必要があります。 人間嫌いは直らないという家族の意見は、少し早計です。猫の懐き方には時間と、適切なアプローチが必要です。

猫が人に懐かない原因を探る

猫が人に懐かない原因は様々です。いくつか可能性を考えてみましょう。

過去のトラウマ

子猫時代の環境や、ブリーダーさんとの関わり方によっては、人間に対してネガティブな経験をしている可能性があります。 特に、生後3ヶ月という時期は、社会化の重要な時期です。この頃に十分な人間との触れ合いがなかった場合、警戒心が強くなる傾向があります。

性格

猫は個体差が大きく、性格も様々です。生まれつき警戒心が強い猫もいます。これは決して悪いことではありません。

アプローチ方法

飼い主さんの接し方によっては、猫がストレスを感じている可能性もあります。無理やり抱っこしたり、触ろうとしたりすると、猫は恐怖を感じてさらに警戒心を強めてしまいます。

猫との信頼関係を築くための具体的なステップ

では、どのようにすればベンガル猫と仲良くなれるのでしょうか? 焦らず、猫のペースに合わせて、信頼関係を築いていくことが重要です。

1. 距離を保つ

まずは、猫に近づきすぎないようにしましょう。猫が自ら近づいてくるのを待ち、視線を合わせたり、ゆっくりと声をかけたりするところから始めます。 猫が逃げない距離を保ち、存在を意識させることが大切です。 猫がリラックスしている様子(目を細めている、ゴロゴロ言っているなど)を確認してから、ゆっくりと手を差し伸べ、匂いを嗅がせてみましょう。

2. 好きな場所を作る

猫が安全でリラックスできる場所を作ってあげましょう。猫ベッド、高い場所、隠れ家など、猫が自由に過ごせる空間を用意することで、安心感を高めることができます。 猫が落ち着いて過ごせる場所があることで、人間への警戒心が和らぎます。

3. 好きなおもちゃで遊ぶ

猫が好きなおもちゃを使って一緒に遊びましょう。遊びを通して、猫とのコミュニケーションを深めることができます。 遊びの後は、猫がリラックスしている間に、そっと撫でてみましょう。 ただし、猫が嫌がったらすぐにやめましょう。

4. おやつで釣る

おやつは、猫との信頼関係を築くのに非常に効果的です。 猫が好むおやつを、少しずつ手から与えてみましょう。 最初は距離を置いて、徐々に距離を縮めていきます。 おやつを与える際には、優しく声をかけ、猫の反応を見ながら進めてください。

5. 落ち着いた行動を心がける

猫は、人間の行動に敏感です。大きな声で話したり、急に動いたりすると、猫は怖がってしまいます。 落ち着いた行動を心がけ、猫に安心感を与えましょう。

6. 時間をかける

猫との信頼関係を築くには、時間が必要です。焦らず、根気強く接することで、猫は徐々に心を開いてくれるでしょう。 毎日少しずつでも、猫と触れ合う時間を確保しましょう。

専門家のアドバイス

動物行動学の専門家によると、猫の社会化の時期である生後3ヶ月から6ヶ月は、人間との信頼関係を築く上で非常に重要な期間です。この期間に十分な人間との触れ合いがなかった場合、警戒心が強くなり、大人になってからも人に懐きにくい傾向があります。しかし、諦める必要はありません。 適切な方法で接することで、大人になってからも猫との信頼関係を築くことは可能です。 もし、改善が見られない場合は、動物病院や動物行動学の専門家に相談してみるのも良いでしょう。

まとめ

猫が人に懐くかどうかは、猫の性格や過去の経験、そして飼い主さんの接し方によって大きく左右されます。 焦らず、猫のペースに合わせて、信頼関係を築いていくことが大切です。 上記のステップを参考に、根気強く猫と接することで、きっと猫との距離を縮めることができるでしょう。 大切なのは、猫が安心できる環境を作り、猫自身のペースで人間に慣れていくのを待つことです。

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