猫との距離を縮める方法:ロシアンブルーと多頭飼育の課題

ロシアンブルーを飼っています。家にきて2年ぐらいは人懐こく、よく一緒に寝たりしてたのですが、2年経ち新しくチワワを飼ってから、タンスの上にあるベッドから一切下に降りてこなくなったり、触り続けたり抱っこしようとすると、威嚇されるか噛まれます。。下に降りてこず、動かないしおもちゃでも遊ばないので、かなりおデブちゃんです。。もうすぐ9歳です。どうしたらまた懐いてくれるようになりますか?補足タンスの上にいるようになって5年は経ってると思います。たまに降りてくるのですが、犬が追いかけるのですぐ上に戻ります。部屋数が多くないので別にはできないんです。。

猫の行動変化と原因の特定

愛猫のロシアンブルーちゃんが、チワワを飼い始めてから性格が変化し、タンスの上から降りなくなってしまったとのこと、ご心配ですね。 9歳という年齢も考慮すると、単なる甘えや遊び心だけでは片付けられない可能性があります。 猫の行動変化には、様々な原因が考えられます。 今回のケースでは、新しい犬との関係、年齢による変化、そして長期間にわたるタンスの上での生活が、複雑に絡み合っている可能性が高いです。

1. 多頭飼育によるストレス

新しい家族であるチワワとの関係が、愛猫にとって大きなストレスになっている可能性があります。 犬は猫とは異なるコミュニケーション方法をとるため、猫は犬の行動を脅威と感じるかもしれません。 特に、犬が猫を追いかけるという状況は、猫にとって非常に危険で不安な状況です。 このストレスが、愛猫をタンスの上という安全な場所に閉じ込めていると考えられます。

2. 年齢による変化

9歳は猫ではシニア期に突入する年齢です。 高齢猫は、若い頃のように活発に動けなくなったり、新しい環境や変化に適応するのが難しくなったりします。 タンスの上で過ごすことが、身体的な負担を軽減し、安全だと感じているのかもしれません。

3. 環境の変化と安全確保

5年もタンスの上で生活しているということは、猫にとってタンスの上は「安全地帯」として認識されている可能性が高いです。 そこから降りることに抵抗があるのは、犬の存在による不安や、年齢による体力的な衰えが原因と考えられます。

猫との信頼関係回復のための具体的なステップ

愛猫との絆を取り戻すために、以下のステップを段階的に試してみてください。焦らず、猫のペースに合わせて進めることが重要です。

1. 安全な空間の確保

まずは、愛猫が安心して過ごせる空間を確保することが重要です。 部屋数が少ないとのことですが、犬が届かない高い場所や、猫専用の隠れ家(キャットタワーなど)を用意することで、安全な場所を確保できます。 猫が自由にアクセスでき、犬から隔離できる場所を作ることを目指しましょう。 インテリアの配置換えも検討してみてください。

2. スローペースなコミュニケーション

いきなり抱っこしようとせず、猫のペースに合わせてコミュニケーションを取りましょう。 猫が近づいてきた時に優しく声をかけたり、ゆっくりと撫でたりするなど、猫が安心できる距離感を保つことが大切です。 猫が自ら触れ合いに来ない限り、無理強いしないようにしましょう。

3. 遊びと運動の工夫

肥満を防ぎ、運動不足を解消するために、猫が楽しめるおもちゃや遊び方を工夫しましょう。 猫が安全な場所で遊べるように、おもちゃをタンスの近くで振ったり、猫が好きなタイプのオモチャ(羽根つきの棒など)を用意したりしてみてください。 レーザーポインターなども効果的ですが、必ず捕まえられるように配慮しましょう。 狩猟本能を刺激する遊びは、猫の運動不足解消に役立ちます。

4. 栄養バランスと健康管理

肥満は健康問題につながります。 獣医さんに相談し、適切な食事量やフードの種類を検討しましょう。 年齢や健康状態に合わせた食事が、猫の健康と活力の維持に不可欠です。 定期的な健康診断も忘れずに行いましょう。

5. 専門家のアドバイス

状況が改善しない場合は、動物行動学の専門家や獣医に相談することをお勧めします。 専門家のアドバイスを受けることで、愛猫の行動の背景にある原因をより深く理解し、適切な解決策を見つけることができます。 プロの意見を参考に、愛猫とより良い関係を築きましょう。

インテリアと猫の共存

愛猫が安心して過ごせる空間を作るためには、インテリアにも工夫が必要です。

1. キャットウォークの設置

キャットウォークを設置することで、猫は高い場所から部屋全体を見渡すことができ、安全感と満足感を得ることができます。 猫が自由に移動できる空間を確保することで、ストレス軽減に繋がります。 デザイン性の高いキャットウォークも数多く販売されているので、お部屋のインテリアにも馴染むものを選べます。

2. 猫専用の家具

猫専用のベッドや爪とぎ、遊び場などを用意することで、猫が快適に過ごせる空間を作ることができます。 猫が安心して過ごせる家具を選ぶことで、猫のストレスを軽減できます。 デザイン性の高い猫用家具も増えているので、お部屋のインテリアに合わせたものを選べましょう。

3. 安全な素材の選択

猫が口にしても安全な素材の家具やインテリアを選ぶことも重要です。 猫が安全に過ごせる環境を作ることで、安心して過ごせる空間を作ることができます。 特に、猫が噛んだり引っ掻いたりする可能性のある家具には、耐久性のある素材を選びましょう。

まとめ

愛猫との関係修復には、時間と忍耐が必要です。 焦らず、猫のペースに合わせて、一つずつステップを踏んでいきましょう。 安全な環境の確保、適切なコミュニケーション、そして専門家のアドバイスを組み合わせることで、必ず愛猫との絆を取り戻せるはずです。 諦めずに、愛猫との幸せな時間を過ごしてください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)