猫について 一ヶ月ほど前から猫を飼い始めたのですがじゃれているだけでも皮がえぐれてしまうくらいです 私の家で飼っている猫は掃除機やドライヤーなど音が出る物がとても嫌いのようですがそういうものなのでしょうか この時に抱っこ（音があまり聞こえない部屋に移動するため）するのですが暴れて指を噛まれました 思い切り歯が入ってしまってかなりの出血でした 苦手な物で暴れて噛んでしまうのは仕方がないかなと思うのですがこういう時はどうしたらいいのでしょうか？ じゃれあい程度で噛むようにするしつけの方法はありますか？ ちなみに野良ではないです 猫に噛まれるとその後何かありますか？ 回答お願いします
Contents
猫の噛みつきと、その原因
猫を飼い始めて一ヶ月、じゃれ合いの最中に皮がえぐれるほどの噛みつきに悩まされているとのこと。また、掃除機やドライヤーなどの音に恐怖を示し、抱っこしようとした際に噛みつかれて出血するなど、猫との生活に不安を感じている様子が伺えます。
猫が噛みつく原因は様々です。今回のケースでは、以下の可能性が考えられます。
- 遊びの過剰：猫は遊びを通して狩りの本能を満たします。じゃれ合いが過剰になり、興奮状態が続くと、飼い主さんの手を獲物と認識して強く噛みついてしまうことがあります。特に若い猫は遊びの加減が分からず、興奮しやすい傾向があります。
- 恐怖や不安：掃除機やドライヤーの音に恐怖を示すことから、音への恐怖や不安が噛みつき行動に繋がっている可能性があります。抱っこは猫にとってストレスになる場合が多く、特に苦手な音の発生源から移動させようとする際に抵抗を示し、噛みつくことは珍しくありません。
- 痛みや病気：噛みつきが頻繁に起こる場合、猫が何らかの痛みや病気を感じている可能性も考えられます。歯の痛み、皮膚病、関節炎など、身体的な不調が原因で攻撃的になることがあります。獣医による診察が必要です。
猫が苦手な音への対処法と、安全な抱っこの仕方
猫が掃除機やドライヤーの音を嫌がるのは、これらの音が猫にとって大きな音であり、予測不能な動きや振動を伴うため、恐怖や不安を感じさせるからです。
音への対策
- 徐々に慣れさせる：掃除機やドライヤーを遠くに置いて、最初はごく短い時間だけ稼働させ、徐々に近づけていきます。猫が落ち着いていれば、おやつを与えたり、褒めてあげましょう。この過程で、猫が安全だと感じるようにすることが重要です。
- フェロモン製品の活用：猫のフェロモンを模倣した製品（フェリウェイなど）を使用することで、猫の安心感を高めることができます。これにより、音への恐怖を軽減できる可能性があります。
- 音の遮断：猫が特に嫌がる音に対しては、耳栓のようなもので音を遮断したり、別室に移動させるなどの工夫も有効です。
安全な抱っこの仕方
猫を抱っこする際は、猫が落ち着いていて、抵抗しないタイミングを選ぶことが大切です。無理やり抱っこしようとすると、猫は恐怖を感じて噛みつく可能性があります。
ネットで買うなら？いろのくにのおすすめインテリア(PR)
- 猫の体勢を確認：猫がリラックスしているか、警戒しているかを観察します。リラックスしている場合は、ゆっくりと優しく抱き上げます。
- 安全な場所を選ぶ：抱っこする場所も重要です。猫が落ち着ける静かな場所で抱っこしましょう。
- 猫の体をしっかり支える：猫の体をしっかり支え、急に落とさないように注意します。猫が不安にならないように、優しく、落ち着いて抱っこしましょう。
- 抱っこは短時間で：猫は長時間抱っこされることを嫌がる場合があります。短時間で済ませるように心がけましょう。
猫の噛みつきしつけと、ケガの応急処置
猫がじゃれ合いの最中に強く噛みつくのを防ぐには、遊び方を見直す必要があります。
噛みつき防止のしつけ
- 遊びのアイテムを活用：猫専用の玩具（羽根つきの棒、ボールなど）を使って遊ぶことで、猫の狩猟本能を満たし、手への噛みつきを防ぎます。手は獲物ではなく、遊びの相手ではないことを理解させることが重要です。
- 遊びの時間を制限：猫が興奮しすぎないように、遊びの時間を制限します。遊びが激しくなってきたら、一旦中断しましょう。
- 「痛い！」と伝える：猫が強く噛み付いた時は、「痛い！」と大きな声で伝え、遊びを中断します。猫は人間の表情や声のトーンを理解し、学習することができます。
- 代わりの行動を教える：噛みつきそうになったら、猫が代わりに噛むことができるおもちゃを提供します。おもちゃに注意を向けさせることで、手への噛みつきを防ぐことができます。
猫に噛まれた後の応急処置
猫の歯には多くの細菌がいるため、噛まれた後はすぐに応急処置を行うことが重要です。
- 傷口を洗浄する：流水で傷口を十分に洗い流し、石鹸で優しく洗います。
- 出血を止める：出血が止まらない場合は、清潔なガーゼなどで圧迫止血します。
- 消毒する：傷口を消毒液で消毒します。市販の消毒薬を使用するか、医療機関で適切な処置を受けましょう。
- 医療機関を受診する：深い傷や出血が多い場合、または傷口が化膿した場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。破傷風などの感染症予防のためにも、医療機関での診察が重要です。
専門家のアドバイス：獣医への相談
猫の噛みつきが頻繁に起こる場合、または上記の対策を行っても改善が見られない場合は、獣医への相談が不可欠です。獣医は猫の健康状態をチェックし、噛みつき行動の原因を特定し、適切なアドバイスや治療を提供してくれます。
まとめ：猫との穏やかな暮らしのために
猫との生活は、喜びとともに、様々な課題も伴います。今回のケースのように、猫の行動に戸惑うことはよくあることです。しかし、猫の気持ちや行動を理解し、適切な対策を行うことで、猫との穏やかな暮らしを実現することができます。
猫の行動に問題を感じたら、すぐに獣医に相談し、専門家のアドバイスを得ることが大切です。また、猫とのコミュニケーションを深め、信頼関係を築くことで、より良い関係を築けるでしょう。
