猫との多頭飼育と、元野良猫の性格改善について

飼い猫で困っています。私の家で猫を2匹飼っているのですが、家の中で野良と化して全く懐きません。しかも夜な夜な爪とぎや食べ物を食い漁ったりと大変です。少しでも改善可能であればアドバイス教えてください! ⇒追記 猫は2匹ともペットショップなどで購入したわけでなく、元々たくさんの野良猫を餌付けしていた別の人の家の猫で、個人事情で飼えなくなってしまってらしく、引き取り手がもう私の家しかいないということで私の叔母が勝手に了承し、家族の許可なくやってきた猫たちです。なので家に着いたときにはもうすでに1歳をすぎていた状態でした。猫は元野良猫の♂と♀の2匹(兄弟らしいです)。両方とも去勢手術を受けております。猫たちが家に着てから約5ヶ月ほど立っています。♂の方はすりすりしてくるほど慣れてくれたのですが、食い意地が張っていて夜な夜な食べ物をあさっているご様子。食べ物はなんとか猫たちから離しているので最近はものが食べられるというのも少なくなりました。問題は♀の方です。餌を食べる時以外、全く人に近づこうとしてきません。家の中で野良と化しているのは主にこの子です。触ろうとしただけですぐ飛び上がってしまい、どこかに隠れてしまいます。近づけば「ふぁーっ」と今でも威嚇してきます。私の家に来る前のおうちで、母猫を装った猫に隔離されて育ったと聞きました。そして2匹とも食べ物の害のほか、あらゆる場所で爪とぎをしてしまいます。爪とぎ用の木をわざわざ買ってきたのにも関わらずにソファーや襖、畳や桐箪笥などの修正のききにくい場所でばっかり爪とぎをしてもう家中ぼろっぼろです・・・。買ってきた木には爪の跡すらついてません(苦笑)これはもう受け入れる以外、仕方がないことなのでしょうか?♀の方の人間嫌いは治らない物なのでしょうか?爪とぎの場所を変えることは出来ないのでしょうか?家は入り組んでいて家具も多いです。なので1度見失うとどこにいるのか分からなくなるため、ドアはきっちりしめて、ある一定の広い場所に猫たちをとどめています。家も狭く、猫用の部屋なんて作れませんし、乗り越えていくにはお互いに共存という形の方がいいとおもうのですが・・・猫を貰ってきた叔母は猫大好き人間なので猫が悪い事をしてもほぼ怒りません。ちょっとの事でもいいのです。今より少しでも改善できるような方法があれば教えてください!これ以上悪化してしまわない為にもアドバイスいただけたら幸いです・・・><;;

元野良猫の性格と、多頭飼育の課題

ご家族に迎えられた2匹の猫、特に♀猫の警戒心と、爪とぎの問題を抱えているとのこと、お気持ちお察しします。元野良猫で、しかも幼少期に適切な社会化ができていなかった可能性が高いことから、現在の状況は決して珍しいものではありません。多頭飼育においては、個々の猫の性格や過去の経験を理解し、適切な対応をすることが重要です。

♀猫の人間嫌いを改善するための具体的なステップ

♀猫が人間を怖がる原因は、過去のトラウマにある可能性が高いです。母猫を装った猫に隔離されていたという情報は、彼女の警戒心の強さを説明する重要な要素です。焦らず、ゆっくりと信頼関係を築くことが大切です。

1. 安全な空間の確保

猫にとって安全で落ち着ける場所を用意することが最優先です。猫ベッド、隠れ家となるダンボールハウスなどを、人があまり近づかない場所に設置しましょう。彼女が安心して休める場所が確保できれば、少しずつ人間に慣れてくる可能性があります。

2. 距離を保ったコミュニケーション

いきなり触ろうとせず、まずは視線を合わせることから始めましょう。遠くから優しく声をかけてみたり、猫がリラックスしている様子を観察するだけでも効果があります。猫が自ら近づいてくるのを待ち、触れ合う機会を増やしていきましょう。

3. 褒める、ご褒美を与える

猫が少しでも人間に近づいたり、良い行動をとったりしたら、すぐに褒めてご褒美を与えましょう。おやつや、猫が好きなおもちゃを使うのも効果的です。ポジティブな強化によって、人間への恐怖心が少しずつ和らいでいく可能性があります。

4. フェロモン製品の活用

フェリウェイなどのフェロモン製品は、猫のストレスを軽減し、安心感を与える効果があります。プラグタイプのディフューザーを、猫がよく過ごす場所に設置してみましょう。

5. 専門家への相談

状況が改善しない場合は、動物行動学の専門家や獣医に相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、より効果的な解決策を見つけることができるでしょう。

爪とぎ問題への対策

猫が爪とぎをするのは、本能的な行動です。家具などを守るためには、適切な爪とぎ場所を提供し、猫がそちらを使うように誘導する必要があります。

1. 魅力的な爪とぎ場の提供

猫が好む素材の爪とぎを用意しましょう。麻縄、段ボール、カーペットなど、様々な素材を試してみて、猫の好みを探りましょう。高さが異なる複数の爪とぎを用意することで、猫がより快適に爪とぎできる環境を作ることができます。

2. 忌避剤の使用

猫が爪とぎをしてほしくない場所に、猫が嫌がる忌避剤をスプレーしましょう。ただし、猫の健康に影響がない製品を選ぶことが重要です。柑橘系の香りが効果的な場合が多いです。

3. 爪とぎの場所の工夫

猫が好んで爪とぎをする場所の近くに、魅力的な爪とぎ場を設置してみましょう。場所を変えるだけでなく、猫が既に爪とぎをしている場所を、猫にとって魅力的な場所に変えるという発想も重要です。

4. 定期的な爪切り

定期的に爪を切ることで、家具へのダメージを軽減できます。猫が嫌がらないように、優しく丁寧に爪切りを行いましょう。

インテリアとの調和

猫と快適に暮らすためには、インテリアも工夫する必要があります。

1. 猫が安全に過ごせる家具を選ぶ

猫が登ったり、隠れたりするのに適した家具を選びましょう。猫専用の棚やキャットタワーを設置することで、猫が自由に動き回れる空間を作ることができます。

2. 猫の爪とぎに耐える素材を選ぶ

ソファーやカーテンなどの素材は、猫の爪とぎに耐える丈夫なものを選びましょう。また、猫が爪とぎしやすい素材の家具は避けることが大切です。

3. グレーインテリアとの相性

今回の質問から、インテリアの色に関する情報はありませんでしたが、グレーのインテリアは、猫の毛が目立ちにくく、落ち着いた雰囲気を演出できるため、多頭飼育にも適しています。グレーのソファやカーペットを選ぶ際には、猫の爪とぎに耐える丈夫な素材を選ぶようにしましょう。

まとめ

元野良猫の性格改善には、時間と忍耐が必要です。焦らず、猫のペースに合わせて、ゆっくりと信頼関係を築いていきましょう。専門家のアドバイスも積極的に活用し、猫と快適に暮らせる環境づくりを目指しましょう。 爪とぎの問題についても、適切な対策を行うことで、家具の損傷を防ぎ、猫と人間が共に快適に過ごせる空間を創り出すことが可能です。

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