猫が観葉植物(ポトス・モンステラ)を食べた!危険性と対処法

部屋にあった観葉植物をネコ2匹がかじっていたのですが、放置していました。ポトスとモンステラです。以前、オリズルランはネコが食べても大丈夫と聞いていたので…今はポトスとモンステラは有害と知り、いまとても動揺しています。急に体調が悪くなるのでしょうか。今は、見た感じ変わりないのですが、やはり病院に行った方がいいでしょうか。仕事で留守にするし、すごく不安です。どなたか知恵をお貸しください…

猫と観葉植物:ポトスとモンステラの毒性

猫がポトスやモンステラを食べた場合、中毒症状を引き起こす可能性があります。オリズルランと違い、ポトスとモンステラは猫にとって有害な植物です。葉や茎に含まれる不溶性シュウ酸カルシウムという成分が、猫の口腔内に炎症を引き起こしたり、消化器系の問題を引き起こす可能性があります。

具体的な症状としては、以下のものが挙げられます。

  • 口内炎、唇の腫れ
  • よだれ
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 食欲不振
  • 呼吸困難(重症の場合)

症状の現れ方は、猫の大きさ、食べた植物の量、猫の健康状態などによって異なります。すぐに症状が現れるとは限りません。数時間後、あるいは数日後に症状が現れる場合もあります。

猫が観葉植物を食べた後の対処法

猫がポトスやモンステラを食べた後、どのような対処をするべきでしょうか。まず、落ち着いて状況を把握することが大切です。

1. 植物の摂取量の確認

猫がどのくらいの量のポトスやモンステラを食べたのかを確認します。食べた量が少なければ、症状が軽微であったり、全く症状が出ない可能性もあります。しかし、食べた量が多い場合は、すぐに獣医に連絡することが重要です。

2. 猫の状態を観察

猫の行動や様子を注意深く観察します。上記の症状が現れていないか、食欲や排泄に変化がないかなどをチェックします。写真や動画を記録しておくと、獣医への説明に役立ちます。

3. 獣医への相談

少しでも心配な場合は、すぐに獣医に相談しましょう。猫の健康状態を詳しく説明し、食べた植物の種類と量を伝えましょう。獣医は猫の状態を診察し、必要に応じて治療を行います。

4. 今後の予防策

猫が観葉植物を食べないようにするためには、以下の予防策が有効です。

  • 猫が手の届かない場所に観葉植物を置く:高い場所に置く、吊るす、ケージに入れるなど工夫しましょう。
  • 猫が興味を示さない植物を選ぶ:猫が好んで食べない植物を選ぶことも重要です。猫にとって安全な植物を選ぶことも検討しましょう。
  • 忌避剤を使用する:猫が嫌がる臭いの忌避剤を植物の周りにスプレーするのも効果的です。ただし、猫が舐めても安全な製品を選びましょう。
  • 猫に安全な植物を代わりに与える:猫が安全に食べられる猫草などを用意しましょう。猫草は猫の消化器系の健康にも役立ちます。

専門家(獣医師)の意見

獣医師によると、「ポトスやモンステラは猫にとって有害な植物であり、摂取量によっては重篤な症状を引き起こす可能性があります。少しでも異常が見られたら、すぐに動物病院を受診することが重要です。早期の治療によって、症状を軽減したり、重症化を防ぐことができます。」とのことです。

まとめ:迅速な対応が大切

猫がポトスやモンステラを食べた場合、早期の対応が非常に重要です。症状がなくても、獣医に相談して適切なアドバイスを受けることをお勧めします。猫の健康を守るためにも、予防策を講じることも忘れずに行いましょう。

猫と安全なインテリア:選び方のポイント

猫を飼っているご家庭では、インテリア選びも重要です。猫が安全に過ごせる空間を作るために、以下の点を考慮しましょう。

  • 猫が口にしても安全な素材の家具を選ぶ:猫が爪を研いだり、噛んだりしても安全な素材の家具を選びましょう。無垢材や猫用スクラッチ素材を使用した家具がおすすめです。
  • 猫が登れない家具を選ぶ:猫が登って転落する危険性を減らすため、安定感のある家具を選びましょう。
  • 猫が隠れることができるスペースを作る:猫は隠れ家が好きです。猫が安全にリラックスできる隠れ家となるスペースを確保しましょう。
  • 猫が安全に遊べるおもちゃを用意する:猫が安全に遊べるおもちゃを用意することで、観葉植物などに興味を持つことを防ぐことができます。

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