猫が網戸を開けて脱走!一軒家での安全な室内飼いの方法

飼い猫が夜中に網戸を自分であけて外にでてしまいます。どうしたらいいですか? 今まではアパートで室内飼いしてました。最近一軒家に引越したんですが、1Fの部屋の窓の網戸を自分であけ出ていってしまいます。戻っては来るのですが、事故や病気にならないかとすごく心配です。義父の部屋なので窓をしめてほしいとはとても言えず、困っています。一度、夜中部屋に閉じ込めてみたのですが、あけろと鳴き騒ぎました。室内飼いをされてる他の皆さんはどうされていますか?真夏などはエアコンをつけるので窓も閉めると思うのですが、今の時期はどうしたものか・・・。何かいい方法があれば教えてください。

猫の脱走対策:網戸の開閉防止

猫が網戸を開けて脱走してしまう、というのは多くの猫飼いさんが経験する悩みです。特に一軒家では、アパートよりも脱走の機会が増え、危険も高まります。愛猫の安全を守るため、具体的な対策を検討していきましょう。

1. 網戸の補強:物理的な対策

最も効果的なのは、猫が網戸を開けられないように物理的に補強することです。

  • 市販の猫よけネットの設置:ホームセンターなどで販売されている猫よけネットを窓枠に取り付けます。網戸の内側に設置することで、猫が爪を引っ掛けたり、網戸を破ったりすることを防ぎます。様々なサイズや素材があるので、窓のサイズに合わせて選びましょう。特に、網目の細かいものを選ぶと効果的です。
  • 窓枠への補助錠の取り付け:網戸の開閉を完全にロックできる補助錠を取り付けましょう。様々なタイプがあり、鍵付きのものや、簡単なレバー式のものなど、ご自身の状況に合わせて選択できます。防犯対策にもなります。
  • 網戸の交換:破れやすい網戸は、丈夫な素材の網戸に交換することを検討しましょう。ペット用の強化網戸もあります。
  • 二重窓の設置:予算に余裕があれば、二重窓を設置することで、防犯対策と断熱効果も期待できます。猫が脱走するリスクを大幅に軽減できます。

これらの対策は、猫が網戸を開ける行為そのものを阻止する効果が期待できます。

2. 環境整備:行動を制限する対策

網戸へのアクセスを制限する環境整備も重要です。

  • 窓辺に猫が近づけないようにする:窓際に猫が近づかないように、猫が嫌がるものを置く、もしくは猫が好む場所を別の場所に作るなど工夫してみましょう。例えば、猫が嫌がる柑橘系の香りのスプレーや、猫の遊び場を窓から離れた場所に設置するなどが有効です。
  • 窓を覆う:カーテンやブラインドなどで窓を覆うことで、猫の視界を遮り、窓への興味を減らすことができます。特に、猫が頻繁に網戸に近づく時間帯に活用しましょう。

これらの対策は、猫が網戸に近づく機会を減らすことで、脱走を防ぐ効果が期待できます。

3. 猫の行動へのアプローチ:しつけと工夫

猫の行動を理解し、適切な対応をすることも大切です。

  • 「網戸を開ける」行動への対処:猫が網戸を開けようとした際に、すぐに「ダメ」と優しく注意しましょう。同時に、猫が安全で快適に過ごせる場所を提供することで、窓への執着を減らすことができます。例えば、猫専用のベッドや遊び場を用意するなどです。
  • 室内環境の充実:猫が満足できる環境を作ることで、外に出たがる気持ちを軽減できます。十分な遊び時間、爪とぎ、快適な休息場所などを用意しましょう。猫が退屈している場合、外へ出ようとする行動が増える可能性があります。
  • フェロモン製品:猫のストレスを軽減する効果があるフェロモン製品(フェリウェイなど)を使用するのも有効です。落ち着きを取り戻すことで、脱走行動が減る可能性があります。

これらの対策は、猫の行動を改善し、脱走を防ぐ効果が期待できます。

義父とのコミュニケーション

義父の部屋での問題については、直接的なお願いが難しい場合、間接的なアプローチを検討してみましょう。

  • 義父への心配を伝える:猫の脱走による危険性を丁寧に説明し、理解を得られるよう努めましょう。猫が外に出ることで、交通事故や病気、ケガなどのリスクがあることを具体的に伝えましょう。
  • 対策の提案:網戸の補強や環境整備などの具体的な対策案を提示し、一緒に解決策を探る姿勢を示すことが重要です。費用負担についても、相談することで、スムーズな合意形成に繋がります。
  • 他の家族の協力を得る:義父以外の家族の協力を得て、猫の脱走問題を解決していくことも有効です。

専門家への相談

どうしても脱走が防げない場合、動物行動学の専門家や獣医に相談してみるのも良いでしょう。専門家のアドバイスを受けることで、猫の行動や性格に合わせた適切な対策を立てることができます。

まとめ:愛猫の安全を守るための総合的な対策

猫が網戸を開けて脱走する問題は、様々な対策を組み合わせることで解決できる可能性が高いです。物理的な対策、環境整備、猫の行動へのアプローチ、そして家族とのコミュニケーションを総合的に行うことで、愛猫の安全を守り、安心して室内で暮らせる環境を築きましょう。 大切なのは、猫の安全と、ご家族全員が快適に過ごせる環境を両立させることです。

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