猫が水をこぼす!解決策とインテリアへの影響

飼い猫のスコティッシュフォールド(オス・1歳)が飲み水をこぼしてしまいます。陶器の深さ2㎝程の容器に水を入れて与えているのですが、足で容器を動かしたり前足をつっこんで水浸しにしてしまいます。以前はガラス製の器やペットボトル式の給水器を使っていましたが、やはりすぐに足で動かして水をこぼしてしまうので、若干重めの陶器の器にしたのですが効果はなかったみたいです。飲み水は一日に数回取り替えており、普通にその器から水を飲んでいます。水をこぼすのは単に水遊びが好きだからなのか、それとも何か不満があって訴えているのでしょうか。畳の部屋なので水をこぼされるのは避けたいのですが、それだとケージに取り付けるタイプの給水器に変えるしかないでしょうか。同じような経験をされた方いらっしゃいましたら、お知恵をお貸し下さい。

猫が水をこぼす原因を探る

愛猫のスコティッシュフォールドちゃんが水をこぼしてしまう、というお悩みですね。畳の部屋では水濡れは避けたいところ。まずは、なぜ水をこぼしてしまうのか、その原因を探ることから始めましょう。

可能性1:遊び心

猫は遊び好き。特に若い猫は、水の流れや水の音、そして濡れる感触に魅力を感じることがあります。水をこぼす行動が単なる遊び心からくる可能性は十分考えられます。

可能性2:器への不満

器の形状や素材、安定性などに猫が不満を感じている可能性もあります。例えば、器が浅すぎたり、不安定だったりすると、猫が水を飲む際に器を倒してしまいかねません。重めの陶器を選んだとのことですが、それでも安定性に問題があるかもしれません。猫が飲みやすい高さや角度、そして安定性を考慮した器を選ぶことが重要です。

可能性3:水の新鮮さへの不満

猫は新鮮な水を好みます。水がぬるくなっていたり、不純物が混ざっていたりすると、水を飲むのを嫌がる場合があります。一日に数回交換しているとのことですが、それでも猫が満足していない可能性があります。水の温度や清潔さにも気を配りましょう。

可能性4:病気の可能性

まれに、神経系の病気や認知症などが原因で、水をこぼしてしまう猫もいます。もし、他の異常な行動が見られる場合は、動物病院で診察を受けることをお勧めします。

水をこぼさないための具体的な対策

では、具体的な対策を見ていきましょう。

1.給水器の種類を見直す

様々なタイプの給水器があるので、愛猫に合ったものを選んでみましょう。

  • ペットボトル式給水器: 安定性が低い場合があるので、重りを付けたり、滑り止めを敷いたりする工夫が必要です。底が広いタイプを選ぶと安定性が向上します。
  • 陶器製給水器: 重量があり安定性が高いですが、深さや形状が猫にとって飲みづらい場合もあります。猫が楽に飲める深さと角度のものを選びましょう。縁が低いものもおすすめです。
  • ステンレス製給水器: 清潔で耐久性が高いですが、冷たくなりやすいので、冬場は注意が必要です。猫が嫌がらないよう、ぬるま湯で洗うなど工夫しましょう。
  • 噴水式給水器: 流れる水は猫の注意を引きつけ、新鮮な水を常に供給できます。フィルター付きのものを選び、定期的に清掃しましょう。ただし、音が気になる猫もいるので注意が必要です。
  • 自動給水器: 水位を自動で調整し、常に新鮮な水を供給します。大容量タイプを選べば、交換の手間が省けます。ただし、電気を使うため、故障や停電に備えて、予備の給水器を用意しておくと安心です。

2.器の設置場所を変える

安定した場所に設置し、猫が器を動かしにくいように工夫しましょう。滑り止めマットを使用したり、重りを置いたりするのも効果的です。また、猫が落ち着いて飲める静かな場所に設置することも重要です。

3.水の温度と清潔さを保つ

常温の水を用意し、こまめに交換しましょう。清潔な水を保つために、器は毎日洗うのが理想的です。

4.インテリアとの調和

給水器もインテリアの一部です。部屋の雰囲気に合ったデザインの給水器を選ぶことで、生活空間の美しさを損なわずに、猫の飲み水問題を解決できます。例えば、ブラウン系のインテリアには木製の給水器、モダンなインテリアにはスタイリッシュなステンレス製給水器などがおすすめです。

専門家のアドバイス

動物病院の獣医さんに相談してみるのも良いでしょう。猫の行動や健康状態について専門家の意見を聞くことで、より適切な対策を立てることができます。

まとめ:猫とインテリアの調和を目指して

猫が水をこぼす問題解決には、猫の行動をよく観察し、様々な給水器を試したり、設置場所を変えたりと、試行錯誤が必要となるでしょう。しかし、適切な対策をとることで、愛猫の健康を守り、そして美しいインテリアを保つことができます。 焦らず、愛猫の様子を見ながら、最適な方法を見つけていきましょう。

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