猫が子猫を食べてしまった…心のケアと今後の対応

子猫を食べてしまった猫・・・ショックで前の様に可愛がれません. ペットの2歳の猫(和猫)です。今年の4月に初めての出産をして子猫を産みましたが、 母猫が子猫を全て食い殺してしまいました。出産の時は母猫が神経質になるため、 親猫や子猫には触らず、部屋にも入ったり覗いたりせず、物音も立てないように気を使っていました。 なので発見が遅れてしまったのですが、子猫の異常な鳴き声に気付いて親猫から引き離した時(出産から5日後) には2~3匹の子猫が殺され、食べられていて、一匹残っていた子猫も噛まれて瀕死の状態でした・・・。 猫はとても愛情深い動物と信じていたのに、この様な出来事に心の整理がつきません。 いろいろ調べて、猫はストレスを感じると子猫を食い殺すことがあるということも知りましたが、 ストレスには神経質なくらい気をつかっていたため、心当たりもなく、獣医さんにも相談すると、 ただの気まぐれという事もあります。と言われ・・・。気まぐれで自分の子供を殺すのでしょうか?? それまでとても可愛がっていた猫ですが、前の様に可愛がれなくなりました。 猫が甘えて膝に乗ってきたり、布団に入ってくるのですが、食いちぎられた子猫の姿や、血で赤くなった口元を満足気にペロペロ舐めていた様子が よみがえって来て、気持ち悪く感じてしまいます。 「子猫を食い殺したくせに!」と思って、怒りが湧いてくることもあります。 もちろん猫にそんな感情をぶつけたりはしませんが・・・。猫が子供を食い殺したのは仕方がないことだったのでしょうか?

猫が子猫を殺してしまう原因

猫が自分の子供である子猫を殺してしまう、という悲しい出来事。飼い主さんにとっては想像を絶するショックですよね。まず、大切なのは、ご自身が「悪いことをしたわけではない」と理解することです。 多くの場合、母猫が子猫を殺してしまう原因は、人間には理解しづらい本能的な行動や、目に見えないストレスが関係しています。

考えられる原因

* 出産時のストレス:初めての出産は母猫にとっても大きな負担です。出産場所、環境、自身の体調など、様々なストレスが原因となり、子猫への攻撃行動につながることがあります。
* 子猫の異常:先天的な疾患や、母猫が子猫に異常を感じた場合(弱すぎる、奇形など)、殺してしまうことがあります。
* 母猫自身の体調不良:病気や栄養不足など、母猫自身の体調が悪いと、子猫の世話が困難になり、攻撃してしまう可能性があります。
* 遺伝的な要因:稀なケースですが、遺伝的な要因で攻撃性が高い母猫も存在します。
* 環境の変化:引っ越しや家族構成の変化など、環境の変化によって母猫がストレスを感じ、子猫を攻撃する可能性があります。
* 母猫の経験不足:初めての出産で、育児の仕方が分からず、パニックを起こしてしまうケースもあります。

飼い主さんの心のケア

子猫を失った悲しみと、母猫への複雑な感情…それは当然のことです。自分を責める必要はありません。まずは、ご自身の心をケアすることが大切です。

悲しみを受け入れる

子猫を失った悲しみは、時間をかけて癒えていくものです。無理に気持ちを切り替えようとせず、悲しみや怒りを素直に受け止めましょう。信頼できる友人や家族、専門家などに話を聞いてもらうのも有効です。

ペットロスカウンセリングの活用

ペットロスカウンセリングは、ペットを失った悲しみを乗り越えるための専門的なサポートです。カウンセラーに話を聞いてもらうことで、心の整理がつきやすくなります。インターネット検索で「ペットロス カウンセリング」と検索すれば、多くの機関が見つかります。

母猫への接し方を変える

母猫への感情が複雑になっているのは、仕方のないことです。しかし、母猫を責め続けることは、ご自身の心の負担を増やすだけです。母猫は、子猫を殺したことを理解しているわけではありません。

新しい生活リズムを作る

子猫がいなくなったことで、生活リズムが大きく変わっているかもしれません。新しい生活リズムを少しずつ作り、心身ともに安定を取り戻しましょう。新しい趣味を始めたり、散歩に出かけたりするのも良いでしょう。

母猫との今後の付き合い方

母猫への感情が複雑なままでは、今後の共存が難しくなる可能性があります。母猫との関係を修復するために、以下の点を意識してみましょう。

母猫への接し方を再考する

母猫を責めるのではなく、愛情を持って接することで、少しずつ信頼関係を回復できる可能性があります。優しく撫でたり、声をかけたり、お気に入りのオヤツを与えたりするなど、母猫が安心できる行動を心がけましょう。

専門家の意見を参考にする

獣医さんや動物行動学者に相談することで、母猫の行動や、今後の対応について適切なアドバイスをもらえます。母猫の性格や状況を詳しく説明し、具体的な対応策を相談しましょう。

環境の見直し

母猫がストレスを感じやすい環境であれば、見直す必要があります。例えば、安全で落ち着ける場所を確保したり、騒音や刺激を減らしたりするなど、母猫がリラックスできる環境作りを心がけましょう。

無理強いしない

母猫が甘えてきたり、布団に入ってきたりする時は、無理に拒絶せず、優しく受け止めましょう。ただし、過去の出来事を思い出して気持ち悪くなる場合は、少し距離を置くことも大切です。

インテリアで心の癒しを

悲しい出来事を経験した後、癒しの空間を作ることは心のケアに繋がります。インテリアを工夫することで、穏やかな気持ちを取り戻せるかもしれません。

グレーインテリアで落ち着きを

今回のケースでは、グレーを基調としたインテリアがおすすめです。グレーは落ち着きと安らぎを与えてくれる色で、心を穏やかにする効果があります。ソファやカーテン、ラグなどにグレーを取り入れることで、リラックスできる空間を作りましょう。

自然素材を取り入れる

木や竹、石など、自然素材のインテリアは、自然の温もりを感じさせてくれます。自然素材の家具や小物を取り入れることで、心が安らぎ、癒される空間を作ることができます。

まとめ

猫が子猫を食べてしまうという悲しい出来事は、飼い主さんにとって大きなショックです。しかし、自分を責める必要はありません。まずは、ご自身の心のケアを優先し、専門家のアドバイスを受けながら、母猫との今後の付き合い方を考えていきましょう。インテリアも心の状態に影響を与えますので、落ち着きのある空間作りを心がけてみてください。

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