猫がセミやゴキブリを持ち帰る!その対策と、猫の狩猟本能について

うちのネコさん(生後4か月ぐらい。元ノラ♂)が 毎日毎日毎日 セミをお持ち帰りしてきて 外で遊んでる分には 構わないのですが なぜか 家の中でセミとたわむれます。 しかも 毎回この時間です。 夜中に セミの鳴き声+羽音は 正直、心臓に悪いです。 あと これからの時期 ゴキさんをハンティングしてくれるのはありがたいんですが なぜか生きてるのを 放す→走ってるのを捕まえる→放す→捕まえる→放す→捕まえる の無限ループです。 キンチョールかけてトイレに流すと 「よくもせっかくのオモチャを取り上げやがって(*`Д´)ノ!!!」 みたいな顔されるし セミなんか 窓からリリースしても 5分後には同じセミを捕獲してきます。 マジで セミもゴキも生理的に受け付けません。 これから もっとえげつないのを 持ち帰りされるかと思うと、、((((;゜Д゜))) どうしたらいいんでしょうか(´・ω・`)? 1歳のもう1匹(境遇同じ。♂)は なんも連れてこないのに。。 ちっちゃいうちだけですかね?補足元気なのはいいことやけど。。 みーちゃん。。夜中の「み゙ーん」は安眠妨害だよ( ;∀;) わたしが小学校低学年のときまで母方の実家にいて 19歳で大往生したネコさん(シャムのミックス。むっちゃ気が強い。かなり美猫)は ばあちゃん曰く、子猫のとき 枝とか石ころを拾ってきたのを かなり大げさに褒めたら スズメ、モグラ、蛇 あげくの果てに子どものタヌキまでもってきたそうで、、(超田舎です) 安易に褒めるのも。。と悩んでます。

猫の狩猟本能と持ち帰りの理由

猫がセミやゴキブリ、時にはもっと大きな獲物を持ち帰ってくるのは、彼らが持っている強い狩猟本能によるものです。特に、野良猫出身の猫は、その本能がより強く残っている傾向があります。持ち帰った獲物は、飼い主へのプレゼント、あるいは狩りの成功を報告しているという解釈もあります。4ヶ月の子猫は、まだ狩りの技術が未熟で、遊び感覚で持ち帰っている可能性が高いです。1歳の子猫が何も持ち帰らないのは、個体差による狩猟本能の強さの違いが考えられます。

夜中のセミ騒動への対策

夜中にセミの鳴き声と羽音で眠れないのは辛いですね。まずは、猫がセミを持ち込むのを防ぐ対策から始めましょう。

物理的な対策

* 窓や網戸の隙間を塞ぐ: 猫が入り込める隙間がないか、丁寧にチェックしましょう。網戸に穴が開いていないか、窓枠に隙間がないかを確認し、必要に応じて補修してください。
* 侵入経路を遮断する: 猫が外からセミを持ち込む経路を特定し、その経路を遮断しましょう。例えば、特定の窓から頻繁に持ち込むなら、その窓を閉めておく、もしくは網戸を二重にするなどです。
* 猫の行動範囲を制限する: 夜間は猫が自由に動き回らないように、ケージに入れたり、特定の部屋に限定したりするのも有効です。

しつけと環境調整

* 持ち帰った時の反応をコントロールする: 猫がセミを持ち帰ってきた時に、大げさに褒めたり、嫌がったりするのを避けましょう。冷静に、優しく「これはダメだよ」と伝え、セミをそっと外に逃がすことを繰り返します。
* 代替玩具を用意する: 猫が狩猟本能を満たせるように、猫じゃらしやボールなどの玩具を十分に用意しましょう。狩猟本能を満たすことで、生きた獲物を持ち帰る行動が減る可能性があります。
* 夜間の環境を整える: 猫が夜に活動しないように、夜間の照明を暗くしたり、静かな環境を作ることで、セミを持ち帰る頻度を減らすことができるかもしれません。

ゴキブリとの無限ループ対策

ゴキブリを捕まえては放す、という行動は、猫にとって狩りの練習、あるいは遊びの一環と考えられます。

ゴキブリ対策と猫の安全

* ゴキブリ駆除: 根本的な解決策として、ゴキブリの駆除が必要です。市販のゴキブリ駆除剤を使用する際には、猫が誤って食べたり、触れたりしないよう、十分に注意してください。猫が触れても安全な製品を選び、使用上の注意をよく読んでから使用しましょう。
* 猫の安全確保: ゴキブリ駆除剤を使用する際は、猫を別の部屋に移動させたり、ケージに入れたりするなど、猫の安全を最優先しましょう。

褒めることへの注意

過去に猫が持ち帰ったものを褒めた結果、より大きな獲物を持ち帰ってくるようになったという経験談は、猫の狩猟本能を刺激した可能性を示唆しています。猫が持ち帰ったものを褒めるのは、良いことばかりではありません。

褒め方の工夫

* 持ち帰ったものを褒めない: セミやゴキブリを持ち帰ってきたことを褒めるのではなく、猫の他の良い行動(トイレをきちんと使う、おとなしくしているなど)を褒めるようにしましょう。
* 適切な褒め方: 猫が望ましい行動をした際に、優しく声をかけて褒めたり、おやつを与えたりするなど、肯定的な強化をしましょう。

専門家の意見

動物行動学の専門家によると、猫の狩猟本能は遺伝的にプログラムされており、完全に抑制することは難しいです。しかし、適切な環境調整やしつけによって、その行動を軽減することは可能です。

まとめ

猫がセミやゴキブリを持ち帰ってくるのは、狩猟本能によるもので、特に野良猫出身の猫では顕著です。夜間の騒音や衛生面の問題を解決するためには、物理的な対策、環境調整、しつけを組み合わせることが重要です。また、猫の行動を理解し、適切な褒め方をすることで、より良い共存関係を築くことができます。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)