猫がクローゼットに閉じ込められた!膀胱炎の心配と今後のケア

飼い猫にとんでもない事をしてしまいました。生後7ヶ月のスコティッシュを飼っています。 普段は出掛ける際に一目見てから家を出るのですが、今朝は急いでいた事もあり確認をせずに出てしまいました。12時間後に帰宅したところ、いつも玄関まで迎えに来てくれていた飼い猫が来なかったので、心配になり部屋中を探していたら、クローゼットの中から鳴き声がしました。 私が着替えている間に入ってしまい、飼い猫が中に残っている事に気付かずに閉めてしまっていたのです。 すぐに中から出したところ、鳴きながらしばらくの間、頭や体を私に擦っていました。 その後、用意していたご飯を食べてトイレに行った後からは私から逃げる様になってしまいました。 本当に最低な事をしてしまったと心から反省をしています。伝わらないとは思いますが、飼い猫にも先ほどからずっと謝罪をしています。 一番心配しているのが、膀胱炎等になっていないかです。 クローゼットの中を点検しましたが、粗相はありませんでした。 クローゼットから出た後もすぐにトイレには行かず、ご飯が先でした。その後のトイレでもいつも通りの量のおしっこしか出ていませんでした。 知り合いに聞いてみたりしましたが、よく分かりませんでした。 12時間もトイレに行かなくて膀胱炎にはなっていないでしょうか? 膀胱炎の可能性があるか無いかを見極める方法は無いでしょうか? 何か懸念される事は他にありませんでしょうか? 何かご存知の方、教えて下さい。 本当にごめんなさい。

猫の閉じ込めによる膀胱炎の心配

愛猫を12時間もの間、クローゼットに閉じ込めてしまったとのこと、大変でしたね。ご心配されている膀胱炎について、詳しく見ていきましょう。まず、ご安心いただきたいのは、12時間トイレに行かなかったからといって、必ずしも膀胱炎になっているとは限らないということです。猫は人間のように頻繁にトイレに行く必要はなく、個体差も大きいため、状況によっては数時間トイレに行かないことも珍しくありません。

しかし、12時間は少し長い時間です。膀胱炎の可能性を完全に否定することはできません。膀胱炎は、細菌感染などが原因で膀胱に炎症が起こる病気で、猫も発症します。症状としては、頻尿、排尿困難、血尿、痛みを伴う排尿などが挙げられます。今回のケースでは、トイレに行った際、いつも通りの量の尿が出ていたとのことですので、現時点では膀胱炎の可能性は低いと推測できます。

膀胱炎の可能性を見極める方法

それでも心配な場合は、以下の点を注意深く観察し、必要であれば獣医さんに相談しましょう。

観察ポイント

  • 尿の量と回数: 今後数日間、尿の量と回数を記録しましょう。明らかに減少したり、回数が増えたりする場合は要注意です。また、尿の色にも注意してください。濁っていたり、血が混じっていたりする場合は、すぐに獣医さんに相談しましょう。
  • 排尿時の様子: 排尿時に猫が苦しそうにしていたり、何度もトイレに行こうとして失敗したりする場合は、膀胱炎の可能性があります。
  • 飲水量: 猫がいつもより水を飲んでいるかどうかも確認しましょう。脱水症状は膀胱炎の悪化につながる可能性があります。
  • 食欲や活動量: 食欲不振や元気がないなどの症状も、膀胱炎だけでなく、他の病気のサインの可能性があります。
  • 猫の行動の変化: 普段と比べて、猫が落ち着きがなくなり、隠れたがるようになったり、攻撃的になったりする場合は、痛みや不快感を感じている可能性があります。

獣医への相談

上記のいずれかの症状が見られたり、ご心配な点が少しでも残る場合は、迷わず動物病院を受診しましょう。獣医さんは尿検査などを行い、膀胱炎かどうかを正確に診断し、適切な治療法を提案してくれます。早期発見・早期治療が大切です。

猫があなたを避ける理由と今後のケア

猫があなたを避けるようになったのは、閉じ込めたことへの恐怖や不安、そしてストレスが原因と考えられます。猫は繊細な生き物で、ネガティブな経験は記憶に残ります。

信頼関係の修復

信頼関係を回復させるには、時間と根気が必要です。焦らず、猫のペースに合わせて接することが大切です。

  • 距離を置く: 一旦、猫に距離を置いて、落ち着く時間を与えましょう。無理に近づいたり、触ろうとしたりせず、猫が自ら近づいてくるのを待ちましょう。
  • 安全な空間を確保: 猫が安心して過ごせる、隠れ家のような場所を用意してあげましょう。猫用ベッドや、段ボールハウスなどがおすすめです。
  • ゆっくりと近づき、優しく声をかける: 猫が落ち着いてきたら、ゆっくりと近づき、優しく声をかけてみましょう。猫が嫌がらない程度に、優しく撫でてあげましょう。
  • お気に入りのご飯やオヤツを用意する: 猫が大好きなご飯やオヤツを用意して、猫との良い時間を作りましょう。
  • 遊びの時間を作る: 猫と遊ぶ時間を作り、楽しい思い出を作りましょう。猫が好きなおもちゃを使って、一緒に遊んであげましょう。
  • 専門家のアドバイス: どうしても改善が見られない場合は、動物行動学の専門家などに相談してみるのも良いでしょう。

インテリアと猫の安全

今回の出来事を教訓に、猫が安全に過ごせるよう、インテリアを見直してみましょう。

  • クローゼットの扉に工夫: クローゼットの扉に、猫が勝手に開けられないような工夫をしましょう。例えば、扉にストッパーを取り付ける、または、猫が入り込めないように工夫した収納に変えるなどです。
  • 猫が安全に過ごせるスペース: 猫が自由に動き回れるスペースを確保し、猫が安全に過ごせる場所を確保しましょう。高い場所を好む猫のために、キャットタワーなどを設置するのも良いでしょう。
  • 危険な物の撤去: 猫が誤って口に入れてしまうような危険な物を、手の届かない場所に片付けましょう。

まとめ

今回の出来事は、飼い主として深く反省すべき点です。しかし、猫はすぐに回復する可能性が高いです。落ち着いて猫の様子を観察し、信頼関係を修復していく努力をしましょう。そして、今回の経験を活かし、猫が安全で快適に過ごせる環境づくりを心がけてください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)