猫がガーゼを誤食!獣医の指示と経過観察、そして今後の予防策

ガーゼを誤食してしまった猫について 詳しい方・経験された方に是非アドバイス・経験談をお聞かせいただきたいです。 家で飼っている猫(生後7ヶ月)が、ガーゼを誤食してしまいました。 10cm四方のガーゼ1枚、クレームアンジュ(チーズケーキ)を包んでいたガーゼです。 食べていた現場は見ておらず、気が付いたらゴミ箱が倒され、ケーキ箱の中からガーゼがなくなっており、 猫は美味しい物を食べた後の満足そうな表情をしながらお顔の掃除をしておりました。 その後、ゴミ箱の周りや部屋全体をくまなく探したのですが、ガーゼが見つかることはなく食べてしまった可能性があります。 食べてしまったと思われる日は夜遅く、電話しても案の定繋がらず(そもそも休診日でした) 翌日の朝一に病院に連れて行き、レントゲンと触診をしていただきました。 ガーゼ自体はレントゲンに写り込まないので、腸に詰まっているかどうかでしか判断ができず、 そのような様子は見当たらなかったため、 まだ胃の中にあるか、運よく大腸の方へ行って後日ウンチと一緒にでるか。ということで 4,5日様子を見て、毎日ウンチの中身のチェックと嘔吐が断続的に続くようならすぐに連れて来て。と仰られました。 また、腸内の動きを潤滑にするためにラキサトーンを処方いただき、毎朝晩あげております。 3連休中、私自身にどうしても外せない用事があり、留守番をさせるのが不安で実家で預かってもらっていたのですが、 その間母が買物のため30分ほど家を空け帰宅した時に吐瀉物があったそうですが、 実家には他にも猫が2匹いるため誰がやったのか分からなかったのと、ガーゼは混入しておらず、カリカリフードがふやけた状態のものしかなかったとのこと。 預かってもらっている間もウンチチェックをしてもらって、通院から現在までの4日経ちますが、未だウンチの中にガーゼは見当たりません。 ウンチの状態は、お薬のせいなのかわからないのですが、普段よりちょっとネリネリした歯磨きのチューブ状の柔らかい状態です。 (普段はコロコロで指で軽く押すとフニャと潰れる状態でした) 猫自体はすごく元気で毎日走りまわって遊んでおり、食欲も旺盛でお水も良く飲んでます。 本当に食べてしまったかどうかも疑わしいほどですが、ガーゼが見当たらない以上、食べてしまっている可能性は捨てられず…。 私の不注意で猫に危険が及んでしまったことをとても悔やんでおります。 是非とも情報・経験談などお聞かせください

猫のガーゼ誤食:獣医の指示と経過観察

猫がガーゼを誤食したという、ご心配な状況ですね。獣医の先生から「4、5日様子を見る」との指示が出ているとのことですが、これはガーゼが自然に排出される可能性を考慮した上で、経過観察を行うという一般的な対応です。レントゲンに写らないガーゼの位置を特定するのは困難なため、症状の有無で判断せざるを得ないケースが多いのです。

重要なのは、猫の現在の状態と今後の観察です。 現在、猫が元気で食欲も旺盛とのこと、これは非常に良い兆候です。嘔吐や下痢、元気がない、食欲不振といった症状が出ていなければ、比較的楽観視できるでしょう。

しかし、安心は禁物です。 ガーゼが腸閉塞を起こす可能性は常にあります。 腸閉塞は命に関わる危険な状態です。

具体的な観察ポイント

* 排泄物の確認:毎日、排泄物の状態を注意深く確認しましょう。ガーゼの破片が出てくる可能性があります。 大きさや形にこだわらず、普段と違うものがあれば、すぐに獣医に相談してください。
* 嘔吐の有無:嘔吐は腸閉塞のサインとなる可能性があります。頻度、嘔吐物の内容などを記録しておきましょう。
* 食欲・飲水量:食欲不振や飲水量の減少は、猫の体調悪化を示唆する可能性があります。
* 活動量:普段と比べて活動量が著しく減少している場合も注意が必要です。
* お腹の触診:優しく猫のお腹を触診し、硬くなっている部分や痛みがあるかどうかを確認しましょう。ただし、猫が嫌がる場合は無理強いしないようにしてください。

ラキサトーンの効果と注意点

処方されたラキサトーンは、腸の蠕動運動を促進し、便通を改善する効果があります。 これはガーゼの排出を促すために処方されたものと考えられます。 指示通りに投与し、効果や副作用がないか注意深く観察しましょう。

獣医への連絡

上記の観察項目で少しでも異常が見られたら、すぐに獣医に連絡し、指示を仰ぎましょう。 週末や祝日でも、緊急性の高い場合は24時間対応の動物病院に連絡する必要があります。

猫が異物を誤食するのを防ぐための予防策

今回の出来事を教訓に、猫が異物を誤食するのを防ぐための対策を講じましょう。

危険なものを手の届かない場所に

* ゴミ箱:猫が容易に開けられない、もしくは倒せないタイプのゴミ箱を使用しましょう。蓋付きの頑丈なゴミ箱、もしくは高い場所に置くことをおすすめします。
* 食品:食品、特に包装紙や袋などは、猫が触れられない場所に保管しましょう。
* 小さな物:ボタン、ビーズ、糸など、猫が飲み込んでしまう可能性のある小さなものは、手の届かない場所に保管しましょう。
* 危険な植物:猫にとって有毒な植物は、猫が触れない場所に置くか、育てない方が安全です。

猫の好奇心を満たす工夫

猫の好奇心を満たすことで、不用意なものを口にする行動を減らすことができます。

* 安全なおもちゃ:猫が安全に遊べるおもちゃを十分に与えましょう。猫じゃらし、ボール、ぬいぐるみなど、様々な種類のおもちゃを用意することで、飽きさせずに遊ばせることができます。
* 猫用爪とぎ:爪とぎは、猫のストレス軽減に役立ちます。適切な爪とぎを用意することで、家具などを傷つける行動を減らすことができます。
* 十分な運動:猫が十分に運動できる環境を整えましょう。キャットタワーや、猫が自由に動き回れるスペースを用意しましょう。

教育とトレーニング

* 「ダメ」を教える:猫に「ダメ」という言葉を覚えさせ、危険な行動を抑制するトレーニングを行いましょう。
* ご褒美トレーニング:良い行動にはご褒美を与えることで、猫が望ましい行動を学習するのを促すことができます。

専門家の視点:獣医からのアドバイス

獣医の先生は、猫の健康状態を総合的に判断し、適切なアドバイスをしてくれます。 今回のケースでは、レントゲン検査で異常が見られなかったこと、猫の元気な様子から、経過観察を選択したと考えられます。 しかし、状況によっては、内視鏡検査や手術が必要になるケースもあります。 獣医の指示に従うことが、猫の安全を守る上で最も重要です。

まとめ:安心と予防を両立して

猫がガーゼを誤食したという出来事は、飼い主さんにとって大きな心配事だと思います。 しかし、現在の猫の状態が良好であることは、良い兆候です。 引き続き、獣医の指示に従い、注意深く観察を行いましょう。 そして、今回の経験を活かし、猫が異物を誤食するのを防ぐための予防策を徹底することで、安心安全な環境を築いていきましょう。

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