狭くても広く感じる!一戸建てリビングのレイアウトと収納術

雑誌などで読者のお部屋拝見などの記事を見ていると、アパートなどでもとてもスッキリと広くおしゃれに暮らしておられるのでうらやましくなります。うちは一戸建てで部屋数もそれなりにあるのに、ゴチャついていてゆったりくつろげません。みなさんの家庭はどうですか?リビングはどんな感じですか?うちは、結婚した時に買ったコーナーラック(こげ茶色)、白いソファ(3人がけ)、子供のゲームなどを収納する棚、デスクトップとプリンタを収納す棚、などあります。もうグルリと家具に囲われている感じです。おまけに今はコタツもあります。。。

広々リビングを実現するためのステップ

一戸建てでも、リビングが狭く感じてしまうのはよくある悩みです。部屋数が多いのにゴチャついているのは、家具の配置や収納方法に問題がある可能性があります。 この記事では、読者の方と同じように、家具が多くて圧迫感を感じているリビングを、広く、そしておしゃれに見せるための具体的な方法を紹介します。

1. 現状把握と問題点の特定

まずは、ご自宅のリビングの現状を把握しましょう。

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  • リビングの広さ(㎡)を測ります。
  • 家具の配置図を描きます。家具のサイズも書き込みましょう。
  • 写真撮影します。全体像と各家具のアップの写真を撮ると、後から見直す際に役立ちます。
  • 何が問題なのかをリストアップします。(例:家具が多すぎる、収納が足りない、動線が悪いなど)

現状を把握することで、具体的な改善策が見えてきます。例えば、写真と配置図を比較することで、家具の配置の無駄や、収納不足による散らかり具合が明確になります。

2. 家具の配置を見直す

家具の配置は、リビングの広さや使い勝手を大きく左右します。

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  • 壁際に家具を配置する:壁際に家具を配置することで、中央にスペースを作り、広く感じさせることができます。特に、ソファや大きな収納家具は壁際に置くのが効果的です。
  • ソファの配置:ソファは、リビングの中心に置くのではなく、壁際に配置することで、空間を広く見せることができます。また、ソファの前にコーヒーテーブルを置く場合でも、小さめのものを選び、圧迫感を軽減しましょう。
  • 動線を確保する:家具の配置で、人が自由に動き回れる動線を確保することが重要です。家具が通路を塞いでいたり、家具同士が近すぎると、狭く感じてしまいます。通路の幅は最低でも70cm以上確保しましょう。
  • コーナーラックの見直し:こげ茶色のコーナーラックは、空間を暗く見せる可能性があります。もし可能であれば、明るい色の家具に交換するか、場所を変えることを検討してみましょう。例えば、コーナーラックを壁際に寄せて、壁と同系色の壁紙を貼ることで、一体感を出し、圧迫感を軽減できます。
  • コタツの収納:コタツは季節限定の使用なので、使わない時期は収納しましょう。収納スペースがない場合は、折りたたみ式のテーブルや、コンパクトなコタツを選ぶのも良いでしょう。

3. 収納を見直す

収納不足は、リビングを狭く見せる大きな原因です。

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  • 収納家具の整理:既存の収納家具の中身を整理し、不要なものを処分しましょう。定期的に断捨離を行うことで、収納スペースを有効活用できます。
  • 収納を増やす:収納が足りない場合は、追加で収納家具を導入しましょう。壁面収納や、チェスト、棚などを活用して、散らかりやすいものを収納しましょう。収納家具の色は、リビング全体の雰囲気に合うものを選びましょう。ベージュやアイボリーなどの明るい色は、空間を広く見せる効果があります。
  • 隠す収納:見せる収納と隠す収納を使い分けることで、すっきりとした印象になります。ゲームや子供の玩具などは、扉付きの収納にしまっておきましょう。
  • デッドスペースの活用:ソファの下や、壁際のデッドスペースを収納として活用しましょう。ソファ下収納ボックスや、壁掛け棚などを活用することで、収納力をアップできます。

4. 色と素材の選択

色の選び方も、リビングの広さや雰囲気に影響します。

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  • 明るい色を選ぶ:壁や床、カーテンなどの色は、明るい色を選ぶことで、空間を広く見せる効果があります。ベージュ、アイボリー、ホワイトなどは、広く見せるのに適した色です。特に、天井を白く塗ることで、空間がより広く感じられます。
  • 家具の色:家具の色は、壁の色と調和するように選びましょう。全体を統一感のある色にすることで、すっきりとした印象になります。白やベージュなどの明るい色の家具は、空間を広く見せる効果があります。
  • 素材:家具の素材も、空間の印象に影響を与えます。木製の家具は、温かみのある雰囲気を与えますが、色やデザインによっては圧迫感を感じることがあります。素材選びも慎重に行いましょう。

5. 照明の工夫

照明も、リビングの雰囲気を大きく変えます。

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  • 間接照明:間接照明を効果的に使うことで、空間を広く感じさせることができます。壁や天井に光を当てることで、立体感が出て、より広々とした印象になります。
  • 複数光源:一つの照明器具だけに頼らず、複数の光源を組み合わせることで、明るさと陰影のコントラストが生まれ、空間がより広く感じられます。
  • 自然光を最大限に活用:カーテンやブラインドなどを工夫して、自然光を最大限に取り入れるようにしましょう。自然光は、空間を明るくし、開放感を高めます。

専門家の視点:インテリアコーディネーターからのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、現状の課題は「家具の配置と収納の不足」です。 こげ茶色のコーナーラックは、確かに存在感がありますが、場所によっては圧迫感を与えてしまう可能性があります。 白いソファは良い選択ですが、周囲の家具の色とのバランスが重要です。 全体的に暗い色が多いと、狭く感じてしまうので、明るい色を取り入れることをお勧めします。 また、収納スペースの不足は、散らかりにつながり、さらに狭く感じさせてしまいます。 収納家具を増やすだけでなく、収納方法を見直すことも大切です。

まとめ

リビングを広く見せるためには、家具の配置、収納、色使い、照明など、様々な要素を考慮する必要があります。 この記事で紹介した方法を実践することで、より広く、そして快適なリビングを実現できるはずです。 まずは、現状を把握し、問題点を特定することから始めましょう。 そして、少しずつ改善していくことで、理想のリビング空間を手に入れることができます。

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