狭い部屋でも大丈夫!間接照明で理想の空間を実現する方法

引越しに当たって間接照明などを付けたいと考えているのですが狭い部屋ですので上部に棒などを設置してそこに40Wのクリップライトを3、4つほど取り付けまたボールランプを1つぐらい置こうかと思うのですがこれで光源というか明るさは確保できますか?また賃貸の場合は棒などを設置する場合ねじ穴などあけてしまうとまずいですよね?;今までそういったことをしていなかったのでしていいことかちょっとわからないのですが。もし無理な場合は突っ張り棒などを購入して部屋の上部に通そうと思っているのですが黒や茶色など物干し竿に見えないようなつっぱり棒があったら教えてください。よろしくお願いします。

40Wクリップライトとボールランプによる明るさ確保について

40Wのクリップライトを3~4個とボールランプ1個という計画ですが、部屋の広さや天井の高さ、壁の色などによって明るさは大きく変わってきます。40Wクリップライトは、比較的狭い範囲を明るく照らすのに適しています。そのため、複数のクリップライトを配置することで、部屋全体を均一に明るくすることは難しいかもしれません。ボールランプは、柔らかな間接照明として効果的ですが、それだけでは部屋全体を明るくするのに不十分な可能性があります。

明るさを確保するために、以下の点を考慮しましょう。

  • 部屋の広さを測る:部屋の広さを正確に測り、必要な照度を計算します。一般的に、リビングルームは100~150ルクス、寝室は50~80ルクスが目安です。照度計算サイトやアプリを利用すると便利です。
  • 天井の高さ:天井が高いと、光が拡散しやすいため、より多くの光源が必要になります。逆に、天井が低い場合は、少ない光源でも十分な明るさを確保できる可能性があります。
  • 壁や床の色:濃い色の壁や床は光を吸収するため、明るさが暗く感じられます。明るい色の壁や床は光を反射するため、少ない光源でも明るく感じられます。
  • クリップライトとボールランプの種類:クリップライトとボールランプの種類によって、明るさや光の拡散性が異なります。LED電球を使用すれば、省電力で明るさを確保できます。また、光の色温度(ケルビン)も考慮しましょう。暖色系の電球はリラックス効果があり、寒色系の電球は集中力を高める効果があります。
  • 追加照明の検討:クリップライトとボールランプだけでは明るさが足りない場合は、メイン照明としてシーリングライトなどを追加することを検討しましょう。

これらの点を考慮した上で、明るさが確保できるかどうかを判断しましょう。必要であれば、クリップライトやボールランプの数を増やす、またはより明るい電球を使用することを検討してください。

賃貸における照明器具の設置について

賃貸住宅で天井に棒などを設置する場合、壁や天井に穴を開けることは原則として禁止されています。契約書をよく確認し、事前に大家さんや管理会社に許可を得ることが重要です。許可なく穴を開けてしまうと、退去時に原状回復費用を請求される可能性があります。

突っ張り棒を使った間接照明の設置

穴を開けずに間接照明を設置したい場合は、突っ張り棒が有効です。ただし、突っ張り棒は、物干し竿のような印象を与えやすいというデメリットがあります。そこで、黒や茶色などの落ち着いた色で、デザイン性の高い突っ張り棒を選ぶことが重要です。

おすすめは、以下のポイントを満たす突っ張り棒です。

  • 太さ:クリップライトやボールランプを安定して設置できる太さであること。
  • 素材:耐久性があり、錆びにくい素材であること。
  • 色:黒や茶色など、インテリアに馴染みやすい色であること。
  • デザイン:物干し竿のような印象を与えない、スタイリッシュなデザインであること。

ホームセンターやインテリアショップなどで、様々な種類の突っ張り棒が販売されていますので、実際に見て比較検討することをおすすめします。

ライティングレールを活用した間接照明

質問者様はライティングレール設置も検討されていたとのことですが、賃貸住宅の場合、設置が難しい場合もあります。しかし、もし可能であれば、ライティングレールは非常に便利な選択肢です。レールにクリップライトやペンダントライトなどを自由に配置できるため、間接照明として最適です。また、デザイン性も高く、インテリアのアクセントにもなります。

ライティングレールの設置は、電気工事が必要となる場合があるため、必ず専門業者に依頼しましょう。

専門家の意見:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、狭い部屋の間接照明計画においては、「光の層」を意識することが重要です。

例えば、天井付近にクリップライトでアクセント照明を作り、壁際に間接照明を設置し、床置きランプで足元を照らすなど、複数の光源を組み合わせることで、奥行きのある空間を演出することができます。

また、色の組み合わせも重要です。オレンジ色の間接照明は、温かみのある空間を演出しますが、部屋全体をオレンジ色にするのではなく、アクセントとして使用するのが効果的です。他のインテリアの色と調和する色を選ぶようにしましょう。

まとめ:理想の間接照明を実現するために

狭い部屋でも、工夫次第で素敵な間接照明を実現できます。本記事で紹介したポイントを参考に、最適な照明計画を立て、快適な空間を演出しましょう。賃貸住宅の場合は、必ず事前に大家さんや管理会社に許可を得ることを忘れないでください。

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