狭い部屋での口頭弁論と弁論準備手続き:今後の対応について

jimokukkさんお時間ありましたらよろしくお願いします。いつも回答いただきありがとうざいます。聞いてほしい事、答えてほしい事があるのでリクエストしました。前回質問に答えていただきましたが、陳述書は提出してしまい…この陳述書を採用して話を進めていくつもりと裁判官には言われ(分断は認めない感じ)、和解の話も元金からのスタートでした。(地裁で原告は私の家族、書面作りは私です。)原告本人には口頭弁論で聞かれそうな事を吹き込んでいましたが、今回狭い部屋での口頭弁論でほぼ和解の場と化し、被告からは通用しない事を言われ、裁判官もそれに便乗して和解を迫って来て、そこまでわからない本人はシドロモドロ…。和解への脅しとして使われそうな言葉も教えていたものの、本番ではそれも相当な脅しになったようで…。結局和解に至らず判決を求めるという事で次回弁論準備手続になりました。その際裁判官に「私の入室はできないから本人が答えられるように」「判決はすぐ出せませんから(今回結審予定だったのに…)」と言われてしまいました。原告が私に頼りすぎてて原告の本心が聞けない、原告は懲らしめれば和解しそう、という事で準備手続きになったのかもと思えましたが…。質問です。このような事件の弁論手続はどんなことを聞かれるのでしょうか。当時の記憶等だけではなく、準備書面に○○って書いてあるけどどういう事?とか、悪意の受益者の1月13日判決以前の悪意についてどう思う?とか、そういった事まで聞かれるのでしょうか。そこまで聞かれるとなると、口頭弁論ですらそこまで聞かれないのに、弁論準備=原告に不利な条件を引き出そうとしているとしか…。本人訴訟を抱える司法書士さんとかはどうされているんでしょうね。次回までにどの程度勉強して貰うべきか悩んでおります。今後しなければならない事とは何でしょうか。(和解の話は被告としておく等)長文申し訳ありませんが、回答できる部分でも回答いただけると、そしてjimokukkさんからでしたらお叱りでも嬉しいです。よろしくお願いします。補足ファンタさん、awさんには補足欄にてお礼を申し上げますお二方の回答を読み、手に負えない事そしてそれに気付いていない事に気付きました1円でも多く!という気持ちが現実を隠していたように思いますawさん、正直貴方からの回答を避ける為に過払という文字を消し他カテで質問しました^^;ですが、今回質問に沿った回答を頂けて、本当に非常に嬉しいです未だにどつぼにはまってると思わないのは重症ですねいつもお世話かけてます

弁論準備手続で聞かれること

ご質問にあるように、弁論準備手続では、口頭弁論よりも詳細な質問がなされる可能性が高いです。 単なる当時の記憶の確認だけでなく、準備書面の内容に関する詳細な説明や、主張の根拠となる証拠や資料の提示を求められることが予想されます。 ご自身が作成された準備書面の内容は、当然ながら詳細に質問されます。「○○って書いてあるけどどういうこと?」という質問は、まさに準備書面の記述内容について、より深く理解するために裁判官が尋ねる典型的なものです。

さらに、「悪意の受益者の1月13日判決以前の悪意についてどう思う?」といった、法律的な解釈や判断を問う質問も想定されます。これは、事件の事実関係だけでなく、法律知識や法的判断能力も試されていることを意味します。 裁判官は、原告と被告双方の主張の矛盾点や不備を明らかにし、事件の真相解明を図ろうとしています。

具体的には、以下の様な点を質問される可能性があります。

  • 準備書面に記載されている事実関係の詳細
  • 証拠資料の提示と説明
  • 主張の根拠となる法律や判例
  • 相手方の主張に対する反論
  • 和解の可能性とその条件
  • 事件全体の経緯と当事者間の関係

これらの質問に的確に答えられるよう、準備書面の内容を完全に理解し、関連する法律や判例を事前に学習しておく必要があります。

本人訴訟における司法書士の役割と対応

本人訴訟を支援する司法書士は、依頼者(原告)と共に準備を進めます。 具体的には、以下の様な支援を行っています。

  • 訴状や準備書面の作成支援
  • 証拠資料の収集と整理
  • 法律知識の提供とアドバイス
  • 裁判手続きの説明と対応
  • 裁判への同行
  • 和解交渉の支援

司法書士は、法律の専門家として、依頼者の主張を効果的に裁判所に伝えるためのサポートを行います。 依頼者が法律知識に乏しい場合でも、適切なアドバイスを行い、裁判手続きを円滑に進めるための支援をします。 しかし、司法書士は依頼者の代わりに裁判に出廷したり、主張を代弁したりすることはできません。 最終的な判断は依頼者自身が行う必要があります。

弁論準備手続きへの具体的な準備

弁論準備手続きに臨むためには、以下の準備が不可欠です。

1. 準備書面の徹底的な見直し

まず、ご自身が作成した準備書面を徹底的に見直しましょう。 記載されている事実関係、主張の根拠、証拠資料などに不備や矛盾がないかを確認し、必要に応じて修正を加えます。 特に、曖昧な表現や解釈の余地のある記述は、明確で具体的な表現に書き換えることが重要です。

2. 関連する法律や判例の学習

事件に関連する法律や判例を深く理解する必要があります。 関連する法令を精査し、判例データベースなどを活用して、類似の判例を調べ、自身の主張を裏付ける根拠となる判例を収集しましょう。 これらの知識は、裁判官からの質問に的確に答えるために不可欠です。

3. 証拠資料の整理と準備

証拠資料は、裁判で主張を立証するために非常に重要です。 証拠資料を整理し、証拠能力のあるものだけを選び出し、裁判所に提出する準備をしましょう。 証拠資料の提出方法や提出期限なども確認しておく必要があります。

4. 原告への徹底的なヒアリング

原告へのヒアリングを徹底的に行い、事件に関する事実関係を正確に把握しましょう。 原告が事件についてどのような認識を持っているか、どのような主張をしたいと考えているかを丁寧に聞き取り、その内容を整理します。 必要に応じて、原告に補足説明を求めたり、新たな証拠資料の収集を依頼したりする必要があるかもしれません。

5. シミュレーションによる準備

裁判官からどのような質問がされるかを予想し、それに対する回答を事前に準備しておきましょう。 友人や知人に裁判官役を頼んで、模擬裁判を行うのも効果的です。 これにより、本番で慌てずに対応できるよう、精神的な準備も万全にすることができます。 特に、準備書面に記載されている内容については、詳細な説明ができるように準備しておきましょう。

今後の対応

裁判官から「私の入室はできないから本人が答えられるように」と言われたということは、原告自身に事件の理解と説明能力が求められていることを意味します。 原告に、事件の事実関係、主張の根拠、証拠資料などを十分に理解させ、裁判で的確に説明できるように指導することが重要です。

和解の話は被告としておくというご判断は、状況によっては適切な選択かもしれません。 しかし、和解を拒否する場合は、その理由を明確に説明できるよう準備しておく必要があります。 裁判官は、和解を促す一方で、双方の主張を公平に評価し、適切な判決を下す役割を担っています。

今回の弁論準備手続きは、裁判官が事件の真相をより深く理解し、公正な判決を下すための重要なステップです。 十分な準備を行い、落ち着いて対応することで、最善の結果を得られるよう努めましょう。

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