狭いリビングを広く見せるには?アクセントカラーの選び方と効果的な活用法

狭い空間にアクセントカラー ブルーグレーのクロスを入り口入って奥の1面にしているのですが、空間が狭いからか余計圧迫して見える気がします。リビングですが7畳もありません。青系は部屋に奥行きを持たせる効果があるとネットに記載がありましたが、狭い空間であれば白で統一した方がスッキリ見えるのでは?と最近思っています。実際はどうなんでしょうか?

狭い空間でアクセントカラーを使う際の注意点

7畳に満たないリビングにブルーグレーのクロスを1面に使用し、圧迫感を感じているとのこと、ご心配ですね。確かに、色の選び方や配置によっては、狭い空間をさらに狭く感じさせてしまうことがあります。青系は奥行きを出す効果があるとされていますが、それはあくまで適切な使い方をした場合です。 ブルーグレーは落ち着いた色ですが、暗いトーンの青は、光を吸収しやすく、空間を狭く感じさせる可能性があります。特に、面積の狭い部屋ではその傾向が強まります。

青系の効果的な活用方法と、狭い空間への応用

青系の色は、確かに奥行きを出す効果があります。これは、青が視覚的に遠ざかる色味であるため、壁面を後退させて見える錯覚を起こすからです。しかし、この効果は、部屋の広さや明るさ、色の濃淡、そして配置によって大きく変わってきます。7畳という限られた空間では、ブルーグレーの濃淡や、クロスを貼る位置を工夫する必要があります。

青系の活用で空間を広く見せるためのポイント

* 明るめの青を選ぶ:濃い青は暗く、空間を狭く感じさせます。明るい青、例えば、ライトブルーやベビーブルー、あるいは今回のブルーグレーよりもさらに明るいトーンのものを選ぶと、開放感を高めることができます。 * 面積を小さくする:アクセントとして使うのであれば、一面だけに留め、他の壁は白やオフホワイトなどの明るい色で統一しましょう。ブルーグレーを天井や床に使うのは避けた方が無難です。 * 光を取り入れる:窓から入る自然光を最大限に活かすことが重要です。カーテンは、透け感のある素材を選び、光を遮らないようにしましょう。 * 鏡や光沢のある素材を取り入れる:鏡を置くことで、空間の広がりを感じさせ、光を反射させて明るさを増すことができます。光沢のある素材の家具やインテリア小物も効果的です。 * 家具の配置を見直す:家具を壁にぴったり付けず、適度な間隔を空けることで、空間が広く感じられます。また、脚の高い家具を選ぶと、床面が見える面積が増え、開放感が生まれます。

白で統一することのメリットとデメリット

白は、光を反射しやすく、空間を広く見せる効果があります。7畳という狭い空間では、白を基調とすることで、スッキリとした印象になり、圧迫感を軽減できるでしょう。しかし、白一色だと、無機質で冷たい印象になる可能性も。

白を基調とした空間へのアクセントカラーの取り入れ方

白を基調とした空間でも、アクセントカラーを取り入れることで、個性を出し、より快適な空間を作ることができます。例えば、クッションやカーテン、ラグなどに、ブルーグレーを取り入れるのはいかがでしょうか?面積が小さいので、圧迫感を感じにくく、落ち着いた雰囲気を演出できます。

専門家の視点:インテリアコーディネーターの意見

インテリアコーディネーターの視点から見ると、7畳のリビングにブルーグレーを一面に使うのは、やや冒険だったかもしれません。ブルーグレーは、落ち着きがあり上品な色ですが、暗いトーンの青は、光を吸収しやすく、小さな空間では圧迫感を与えやすいです。 「狭い空間を広く見せるには、明るい色を基調とし、アクセントカラーは少量に留めるのが基本です。白やアイボリー、ベージュなどの明るい色をベースに、ブルーグレーをクッションやカーテンなどの小物に取り入れることで、落ち着きと広がりを両立できるでしょう。」と、多くのインテリアコーディネーターはアドバイスします。

具体的な改善策と実践例

現状のブルーグレーのクロスを全面的に張り替える必要はありません。まずは、以下の改善策を試してみてください。

1. 照明の見直し

間接照明やダウンライトなどを効果的に配置することで、部屋全体を明るくし、圧迫感を軽減できます。

2. 家具の配置変更

家具の配置を見直すことで、空間を広く見せることができます。低い家具を選んだり、壁から家具を離したりすることで、開放感が生まれます。

3. アクセントカラーの追加

ブルーグレーのクロスに対して、反対色のオレンジ系のクッションや、明るい色のラグを配置することで、視覚的なバランスを整え、空間の広がりを感じさせることができます。

4. カーテンの変更

厚手のカーテンは、光を遮断し、部屋を暗く見せてしまいます。透け感のある明るい色のカーテンに変えることで、部屋全体が明るくなり、広々とした印象になります。

事例:7畳リビングのBefore&After

Before:7畳のリビングに濃いブルーグレーのクロスを一面に貼り、濃い色の家具を配置。圧迫感があり、暗い印象。 After:クロスはそのままに、照明を明るくし、家具を配置換え。明るい色のラグとクッションを追加。窓に明るい色のカーテンを取り付け、自然光を最大限に取り入れるように変更。結果、空間が明るく、広く感じられるようになりました。

まとめ:狭い空間でも諦めない!効果的な配色と工夫で快適なリビングを

7畳のリビングでも、適切な色の選び方と配置、そして照明や家具の配置を工夫することで、広く、快適な空間を演出できます。ブルーグレーのクロスを活かしつつ、明るめの色を基調に、アクセントカラーを効果的に取り入れることで、理想のリビングを実現しましょう。

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