犬の鳴き声で苦情がきました。匿名の手手紙がポストに入っており、その内容はまるで監視しているかのようでした。クレームは受け入れ、対応をしましたが 今後犬との生活をどうしたらいいのか悩み中です。犬の鳴き声で苦情がきて、どのように対処したらいいのか苦慮しています。先日、家のポストに白封筒に表書き裏書きもないPCで書かれた手紙が入っていました。以下その内容です。○○様（○には私の名字が記入されていました）今回このような手紙を出したのは、お宅の犬の鳴き声についてです。我が家には年寄りがおり、私自身も交代勤務をしております。子供たちがボール遊びをしているとき夕方の甘え鳴きほかの犬が通ったときその鳴き声に悩まされています。犬を飼うのは自由ですが、躾は飼い主の責任であり最低限するべきことだと思います。直接お話しできたらいいのですが、今回は匿名にさせていただきました。これが全文です。対策として、日中外にいた犬を終日家の中に入れて、窓も極力開けないようにしました。その効果があってか近所の人が「犬はどうした？」と聞くほどです。少しでも吠えたらまた、クレームが・・・とビクビクしています。子供（小５年、小３年、幼稚園みな男）にも外遊びをしないように部屋の中で遊ばせています。近所（我が家の斜め前）に１５階建てのマンションが３年くらい前にでき、色んな音がそのマンションにあたって、響くようにはなりました。ただ、この犬は我が家に来てから５年になり、その間日中は外で夜間は家の中の生活をしていました。しかし、クレームを言っている人にとっては今まで我慢してきたのかもしれません。一方的にも感じますが、受け入れざるを得ないのが騒音問題だと思っています。匿名という「だれだかわからない監視」に不安を覚えますが、これからの犬との生活をどうすればいいか悩み中です。しっかりとした躾をすればいい話でしょうが、手紙の内容からいくと盲導犬並みに静かにしなければいけないような感じです。みなさんのご意見をお聞かせください。補足みなさんのご意見ありがとうございます。我が家の犬はレトリバー種で大型犬になると思います。なので、吠え声も大きいと思います。吠える時間帯は大体夕方が多いと思いますが散歩に連れていくまでの準備～数分（長くても１０分）くらいはよく吠えました。日中は不在のためわかりません。家に入れていても宅配やインターホンには警戒の吠え方をします。どのレベルの吠え声が不快かがわかれば いいのですが・・・
Contents
マンションでの犬の鳴き声問題：原因と解決策
近隣住民からの匿名の苦情は、飼い主にとって大きなストレスとなります。特にマンションのような集合住宅では、音の問題は深刻なトラブルに発展する可能性があります。今回のケースでは、大型犬であるレトリバーの鳴き声が、近隣住民、特に高齢者や交代勤務の方々に迷惑をかけているようです。 手紙の内容からは、犬の鳴き声が日常的に、そして長時間続いていると推測できます。
鳴き声トラブルの原因特定
まずは、犬の鳴き声がいつ、どのような状況で発生しているのかを詳細に記録することが重要です。
- 時間帯：朝、昼、夕、夜など、具体的な時間を記録します。
- 状況：散歩前、来客時、宅配便、他の犬の通過、子供たちの遊び、単なる甘えなど、状況を詳細に書き留めます。
- 鳴き声の種類：短い鳴き声、長い鳴き声、吠え声、遠吠えなど、鳴き声の種類と持続時間を記録します。
- 頻度：1日に何回くらい鳴くのか、その頻度を記録します。
これらの記録は、問題解決のための重要な手がかりとなります。例えば、夕方の散歩前の鳴き声が特に問題なのであれば、散歩時間を早める、散歩コースを変えるなどの対策が考えられます。
具体的な解決策：しつけと環境改善
犬の鳴き声対策は、しつけと環境改善の両面からアプローチする必要があります。
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1. しつけ
- 無駄吠え防止トレーニング：プロのドッグトレーナーに相談し、無駄吠え防止トレーニングを受けることをお勧めします。トレーナーは、犬の性格や吠える原因を分析し、適切なトレーニング方法を指導してくれます。効果的なトレーニング方法には、無視法、代償行動の強化、ポジティブトレーニングなどがあります。無視法は、犬が吠えた時に一切反応しない方法です。代償行動の強化は、吠える代わりに別の行動（おすわり、待てなど）をすると褒める方法です。ポジティブトレーニングは、犬が望ましい行動をした時に褒めて強化する方法です。これらの方法は、犬の性格や吠える原因によって使い分ける必要があります。
- コマンドトレーニング：「静かに」などのコマンドを覚えさせ、吠え始めたらすぐにコマンドを出すことで、吠える行動を抑制することができます。コマンドを出す際には、落ち着いたトーンで、明確な指示を出すことが重要です。
- 環境エンリッチメント：犬が退屈で吠えている場合は、おもちゃやパズルを与えたり、散歩の時間を増やすなど、環境を豊かにすることで、吠える回数を減らすことができます。犬種に適した十分な運動と遊びの時間を確保しましょう。
2. 環境改善
- 防音対策：窓に防音カーテンや防音シートを取り付けることで、犬の鳴き声が外に漏れるのを防ぐことができます。また、床や壁に防音材を施工することも効果的です。マンションによっては、管理組合に相談し、防音工事の補助を受けられる場合があります。
- 生活空間の見直し：犬が窓から外の様子を見て吠えている場合は、カーテンを閉める、視界を遮る家具を置くなどの工夫が必要です。また、犬が落ち着ける場所（犬小屋、ベッドなど）を用意し、安全で安心できる空間を作ることも重要です。
- ストレス軽減：犬がストレスを抱えていると、吠えやすくなります。十分な休息時間、適切な運動、愛情のこもったコミュニケーションなどを心がけ、ストレスを軽減しましょう。必要に応じて獣医に相談し、健康状態をチェックしてもらうのも良いでしょう。
近隣住民とのコミュニケーション
匿名の手紙に不安を感じるのは当然です。しかし、直接対話することで誤解を解き、良好な関係を築くことができる可能性があります。
- 直接謝罪：苦情を申し立てた方々に直接謝罪し、今後の対策について説明します。誠意ある対応が、関係修復の第一歩となります。
- 状況説明：犬の鳴き声の原因と、現在行っている対策、そして今後の対策について具体的に説明します。記録したデータも活用しましょう。
- 継続的な情報共有：対策の効果や、新たな問題が発生した場合には、速やかに近隣住民に報告し、継続的なコミュニケーションを図りましょう。
ただし、直接対話に抵抗がある場合は、管理会社やマンションの管理組合を通して間接的に連絡を取る方法もあります。
専門家の活用
犬のしつけや騒音問題に悩んだ場合は、専門家の力を借りるのも有効です。
- ドッグトレーナー：犬のしつけのプロフェッショナルです。無駄吠え防止トレーニングだけでなく、犬の行動問題全般についてアドバイスを受けることができます。
- 獣医師：犬の健康状態をチェックし、吠える原因が病気や怪我にある場合、適切な治療を行います。
- マンション管理会社：騒音問題に関する相談窓口として、管理会社を活用することができます。管理会社は、近隣住民との調整や、防音工事に関するアドバイスなどを行うことができます。
まとめ
犬との生活を続けるためには、しつけ、環境改善、近隣住民とのコミュニケーション、そして専門家の活用が重要です。 焦らず、一つずつ対策を進めていくことで、犬との幸せな生活と良好な近隣関係を築くことができるでしょう。 継続的な努力と周りの理解が、解決への鍵となります。 匿名の苦情に怯えるのではなく、積極的に問題解決に取り組むことで、より良い未来を築いていきましょう。
