犬の食事と排泄:ネグレクトされた犬との生活とアレルギー対策

回答ありがとうございました。 食事中の排泄について質問したものです。 我が家の犬は元飼い主(知人)のネグレクトにより引き取りました。 その家での生活はかなり酷かったようで友人から話 を聞いてビックリしたのです。ケージから3年弱ほとんど出した事はなく、散歩は行ったことないそうです。飼い主は家におらず我が家に来た頃はガリガリのフケだらけ、爪伸びまくりで、皮膚疾患にアレルギー、結石手前状態、ワクチン狂犬病未接種。病院にも一度も行ってなかったそうです。 震災で我が家が持ち家の戸建てだった為、1ヶ月だけ預かる予定で我が家に来ましたが、その間だけで医療費10万近く飛び、飼い主が迎えに来ず『いらない』と言われたので我が家の家族に迎えました。 その後、私が妊娠出産し、主人はかなり忙しい人で月に1度休みがあるかないかで帰宅は常に深夜なので全く頼れません。必死に育児をする中で子供の犬アレルギーが発覚し、病院の先生からは犬を手放すように言われていましたが、そうせず今までやってきてきました。もちろん犬と子供を触れさせない為に隔離したり色々やってきましたし、アレルゲンである糞尿に触れさせる訳にいかないので、まだ言っても言うことをきけない子供のうちはトイレは別に出来ません。 以前の飼い主が適当な飼い方をして人間の味の濃い食事を適当に与えたりしていた為、異常に反応するので健康の為と反応させない為にハウスさせるようになりました。 今では食事の時はハウスをし大人しくしますが、排泄は必ずするんです。例えばドッグランで2時間遊ばせたりした後でも、直後の食事で排泄したりします。 人間の食事の匂いに異常に反応する犬だったから、刺激されるのかもしれません。 何人かきちんと読まずに拷問だとか虐待めいたことを回答していた方がいますが、そんな事をしているつもりはありません。 私なりに必死に子育てと愛犬の為を思いやってきましたが、否定されると、一度捨てられた愛犬をまた手放さなければなりません。 とりあえず教えていただいたクレートトレーニングを一からやり、もう少し頑張ってみたいと思います。 こちらでお礼となってしまい申し訳ありません。

ネグレクトされた犬の食事と排泄問題:原因と解決策

ご質問ありがとうございます。ネグレクトされた犬を引き取り、育児と犬の世話に奮闘されている状況、そしてお子さんの犬アレルギーという難しい状況下でのご相談、大変お察しいたします。 食事中の排泄は、犬にとってストレスや不安の表れである可能性が高いです。過去のネグレクト経験が、現在も犬の行動に影を落としていると考えられます。

食事中の排泄の原因を探る

犬が食事中に排泄する原因は様々ですが、ご家庭の状況を鑑みると以下の可能性が考えられます。

  • 過去のトラウマ:長期間ケージに入れられ、適切な排泄トレーニングを受けなかった経験から、食事時=不安・ストレスという関連付けができてしまっている可能性があります。食事の際に安心できる場所がないため、排泄という行動でストレスを解消しようとしているのかもしれません。
  • 過剰な興奮:人間の食事の匂いへの過剰反応は、過去にこっそり人間の食べ物を与えられていた、もしくはそれを強く欲していた経験が関係している可能性があります。食事の匂いは、犬にとって大きな刺激となり、興奮状態が排泄につながっている可能性があります。
  • 膀胱・腸の機能障害:ネグレクトにより適切な医療を受けられなかったため、膀胱や腸の機能に問題を抱えている可能性も否定できません。 獣医師による検査が必要です。
  • 不安や恐怖:ハウスという空間が、犬にとって安全な場所ではなく、閉じ込められたり、何か悪いことが起こる場所と認識されている可能性があります。ハウス自体がストレス要因になっている可能性も考えられます。

具体的な解決策とアドバイス

まずは、獣医師に相談することを強くお勧めします。 排泄の問題だけでなく、過去のネグレクトによる健康状態の確認、そしてアレルギー対策についても専門家の意見を聞くことが重要です。

1. 獣医師による健康診断

  • 内臓疾患の有無:膀胱炎や腸の病気など、排泄に影響を与える可能性のある病気の有無を検査してもらいましょう。
  • アレルギーの確認:食物アレルギーの可能性も考えられます。適切な食事療法が必要となるかもしれません。
  • 薬物療法:必要に応じて、不安やストレスを軽減する薬を処方してもらうことも検討しましょう。

2. 環境の見直しと安心できる空間の確保

  • ハウスの見直し:ハウスが犬にとって安全で安心できる場所であるか見直しましょう。快適なベッドやブランケットを用意し、落ち着ける空間にしてあげましょう。ハウスを強制的に使用せず、犬が自ら入りたくなるような環境を作ることも重要です。クレートトレーニングは継続しつつ、ハウス以外の落ち着ける場所も用意するのも有効です。
  • 食事場所の変更:食事の場所を、静かで落ち着ける場所に移動してみましょう。人間の食事とは離れた場所を選び、犬がリラックスして食事ができる環境を整えることが大切です。
  • 食事時間の工夫:食事の前に、短時間の散歩や簡単なトレーニングで犬の気を紛らわせるのも有効です。食事中は、落ち着いて食べられるように見守りましょう。

3. 排泄トレーニングの再実施

  • トイレトレーニング:決まった場所で排泄する習慣を身につけさせるために、トイレトレーニングを徹底しましょう。成功したら必ず褒めて、ご褒美を与えましょう。失敗した時は叱らず、優しく誘導しましょう。
  • 食事後の散歩:食事後すぐに散歩に連れて行き、排泄の機会を与えましょう。排泄できたら必ず褒めてあげましょう。

4. アレルギー対策

  • 徹底した清掃:犬の毛やフケ、排泄物はアレルギーの原因となるため、こまめな掃除と、空気清浄機の活用が重要です。
  • 隔離:お子様と犬を完全に隔離することが難しい場合でも、接触時間を極力少なくし、接触後には手洗いをするなどの対策が必要です。
  • 専門家への相談:アレルギー専門医に相談し、適切な治療法や対策を検討しましょう。お子様の症状によっては、犬を手放すという選択肢も現実的に考えなければならない可能性があります。

5. 専門家のサポート

  • 動物行動学者への相談:犬の行動に詳しい動物行動学者に相談することで、より具体的なアドバイスを得られる可能性があります。専門家の知見に基づいた解決策を検討しましょう。
  • ドッグトレーナーへの相談:プロのドッグトレーナーに相談し、適切なトレーニング方法を学ぶことも有効です。個々の犬に合わせたトレーニングプログラムを作成してもらうことができます。

まとめ

ネグレクトされた犬との生活は、想像以上に大変な道のりだと思います。しかし、諦めずに、獣医師や専門家のサポートを受けながら、一歩ずつ解決策を探っていくことが大切です。 犬と子供、そしてご自身の心身の健康を第一に考え、無理のない範囲で取り組んでいきましょう。 応援しています。

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