犬の震えとストレス:元捨て犬の安心できる暮らし方

犬がすごい震えます。何かストレスを受けているんでしょうか? ペット飼育可のアパートで犬と住んでいます。 サークル(木製の柵状)を室内に置いていますが、ドアは常に開けており、出入り自由です。 たま~にサークルに入れると、ものすごい勢いで体を震わせます。 息遣いも荒くなります。 サークルから出すと元に戻ります。 昨夜、外でトイレをさせた後に部屋に入れ、私の枕元にひざ掛けを敷いて一緒に寝ようとしました。 すると・・・・いきなり立ち上がって体を震わせ、息が荒くなったんです。 どんなに寄り添ったり体をなでても止まりませんでした。 何かに怯えてる??とも思いましたが、とりあえず庭に出しました。 出した後は落ち着いた様子で外に置いてある犬舎で寝ていたんですが・・・・ うちの犬は元捨て犬です。 捨て犬と言っても、家の前でガリガリに痩せた状態のところを保護したので もしかしたら迷子犬かもしれません。 色んな所に届け出を出しましたが、元の飼い主はみつかりませんでした。 なのでどんなところで育ったのか、年齢はいくつなのか・・・何も分かりません。 保護した当時はかなりストレスを受けていたと思うので、 これからは出来るだけストレスフリーで生活させたいと思ってるんです。 サークルが苦手なのは明確なんですが、昨夜の夜の震えの原因がまったく分かりません(><;) 今まで数回、同じ感じで寝てたのに。。。(その時は朝まで枕元で爆睡してました) まさか部屋に何かいた( ̄▽ ̄;)!? とまで考えちゃってます。非現実的ですけど。

犬の震えの原因を探る:ストレス、恐怖、そして身体的な問題

愛犬の震えは、様々な原因が考えられます。 質問者様の愛犬は元捨て犬で、過去の経験によるトラウマや不安を抱えている可能性が高いです。 震えは、ストレスや恐怖、不安、そして時には身体的な問題のサインでもあります。 まずは、それぞれの可能性について詳しく見ていきましょう。

1. ストレスと不安:過去のトラウマと現在の環境

元捨て犬であることから、過去の虐待やネグレクトの経験、不安定な生活環境などが、現在の震えにつながっている可能性があります。 特に、サークルへの反応は、過去の閉じ込められた経験と関連しているかもしれません。 サークルを安全な場所と認識させるには、時間と根気強い努力が必要です。 サークルの中に、愛犬の好きなおもちゃや、安心できる匂いのするタオルなどを入れ、徐々に快適な空間にしていくことが大切です。 無理強いせず、自主的にサークルに入ることを促すことが重要です。

2. 恐怖:未知の音や匂い、場所への反応

夜間の震えは、何かを恐れている可能性を示唆しています。 部屋の中に、愛犬が気づいていない音(例えば、配管の音や外の音)や匂いがないか確認してみましょう。 また、枕元という普段とは異なる場所での就寝も、不安感を高めた可能性があります。 新しい環境への適応には時間がかかるため、徐々に慣れさせていく必要があります。

3. 身体的な問題:病気や痛み

震えは、病気や痛みなどの身体的な問題のサインである場合もあります。 愛犬の食欲、排便、排尿の状態、活動量などに変化がないか注意深く観察しましょう。 異常が見られる場合は、すぐに動物病院を受診することをお勧めします。 特に、高齢犬の場合は、関節炎などの痛みを伴う病気の可能性も考慮する必要があります。

具体的な対策:愛犬の安心感を高めるためのステップ

愛犬の震えを軽減するためには、以下の対策を試みてください。

1. 安全で快適な空間づくり:愛犬のための隠れ家

愛犬が自由に出し入れできるサークルは良いですが、震える時は、より狭い、より安心できる空間を用意してあげましょう。 犬用のベッドや、布製のハウスなどを用意し、落ち着ける場所を作ってあげることが大切です。 この場所は、愛犬にとって「安全地帯」となるように、常に静かで、落ち着ける環境を保つように心がけましょう。 また、室内に散らかったものを片付け、安全な空間を確保するのも有効です。

2. 徐々に環境に慣れさせる:ポジティブな経験を積ませる

サークルに抵抗を示す場合は、無理強いせず、徐々に慣れさせていきましょう。 サークルの中に、おやつや好きなおもちゃを入れて、良い経験を結びつけることが重要です。 最初は、サークルを開けたまま、愛犬が自由に出し入れできるようにし、徐々に時間を長くしていく方法も有効です。 また、新しい場所や音、匂いにも、ゆっくりと慣れさせていきましょう。

3. 安心感を与える行動:スキンシップとコミュニケーション

愛犬とのスキンシップは、安心感を高める上で非常に重要です。 優しく撫でたり、声をかけたりすることで、愛犬は安心感を覚えます。 しかし、震えている最中は無理に抱きしめたりせず、静かに寄り添うようにしましょう。 愛犬の気持ちに寄り添うことが大切です。

4. 専門家のサポート:獣医や動物行動学者への相談

震えが改善しない場合、または原因が不明な場合は、獣医や動物行動学者に相談することをお勧めします。 専門家のアドバイスを受けることで、愛犬にとって最適な解決策を見つけることができます。 特に、過去のトラウマを抱えている可能性が高い元捨て犬の場合、専門家のサポートは非常に有効です。

インテリアと安心空間:落ち着ける空間づくりのヒント

愛犬の安心感を高めるために、インテリアにも工夫を凝らしましょう。

落ち着いた色合いの家具や小物

刺激の少ない、落ち着いた色合いの家具や小物を配置することで、リラックスできる空間を作ることができます。 特に、ブラウンやベージュなどの自然な色合いは、犬にとって落ち着く効果があります。 派手な色や柄のものは避け、シンプルで落ち着いた雰囲気を心がけましょう。

安全な素材の選択

愛犬が口にしても安全な素材の家具や小物を選びましょう。 特に、噛み癖のある犬の場合は、耐久性のある素材を選ぶことが重要です。 また、角のある家具などは、ケガの原因となるため、注意が必要です。

適切な照明

暗すぎる場所や、明るすぎる場所も犬にとってストレスとなる場合があります。 自然光を取り入れつつ、適度な明るさを保つように心がけましょう。 夜間は、間接照明などを活用して、落ち着いた雰囲気を作るのも効果的です。

まとめ

愛犬の震えの原因は様々ですが、元捨て犬であることを考慮すると、過去のトラウマや不安が大きく影響している可能性があります。 時間をかけて、愛犬が安心して過ごせる環境を整え、根気強く接することで、少しずつ改善していくはずです。 必要に応じて専門家のサポートも活用し、愛犬にとってより幸せな生活を目指しましょう。

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