犬の臭い対策と妊婦・赤ちゃんへの影響、そして職場環境改善

親が自営業で、1才になったばかりの子どもの子守りをしながら、会社の手伝いをしてるのですが、会社で中型犬を飼っていてとても臭く、空気が悪いです。 朝なんかは出勤した時には、ドアを開けるとすごい臭いで、まず窓を全部開けるのですが、風通しもさほど良くない為、換気もあまり効果が無い感じです。 犬はもう10年ほど会社の番犬として飼っていて、可愛がってはいるので最後まで一緒にいたい、人にあげたりはしたくないというのが私の親の気持ちだと思います。 ですが、会社の空気が悪すぎます。 小型犬ならまだしも、中型犬と同じ部屋はキツイものがあります。 私は妊婦だし、そもそも妊婦に犬の毛なんかの影響はどうなのか心配だし、子どもの器官なんかも心配です。 子どもはそろそろ保育園を考えているのですが、認可保育園に希望を出してる為、私は親の会社といえども、しっかり会社にでたいですし、親の体調のこともありますから、会社にいることは絶対なんです。 でも今日なんかは特に空気が悪く、何度も外に出ています。 もう外で飼ったら?と親に頼んでそうしてもらったのですが、夜にすごく吠えるらしく、たった1日でご近所から苦情がきて断念しました。。。 飼い犬のせいで会社の中に入れないんじゃ、もう誰の為の建物なのかわかりません。困り果てています。 そこで質問なのですが、口輪というものは、夜の間だけするということは可能なのでしょうか?口輪をして夜の間だけでも外に出せないか親に頼んでみたいと思うのですが、、、 本当に悩んでいます。うちの親は犬の為にクーラーを夜の間ずっと付けっ放しにしたり、たまにケンタッキーのチキンを全部あげたりするぐらい可愛がっています。 そもそも中型犬との室内での共存は無理だと思います。 どうしたらいいんでしょう?

犬の臭い問題と健康への影響

まず、ご家族の状況と、犬の臭いによる健康への懸念についてお話ししましょう。妊婦さんであること、そして1歳のお子さんがいらっしゃることは、空気の質への配慮が非常に重要です。犬の臭い、毛、フケなどは、アレルギーや呼吸器系の問題を引き起こす可能性があります。特に妊婦さんや赤ちゃんは免疫力が未発達なため、より深刻な影響を受ける可能性があります。

具体的には、犬の臭いの原因となる物質(アンモニア、糞尿の臭い成分など)は、妊婦さんの呼吸器系に負担をかけ、胎児の発育にも影響を与える可能性が指摘されています。また、お子さんの場合、アトピー性皮膚炎や喘息などの発症リスクを高める可能性があります。

職場環境改善のための具体的な対策

現状を改善するために、いくつかの対策を段階的に考えてみましょう。

1.徹底的な清掃と消臭

* 犬のトイレ、寝床、食事場所の徹底的な清掃:毎日、犬の排泄物を処理し、寝床や食事場所もこまめに清掃しましょう。専用の洗剤や消臭剤を使用し、汚れを完全に落とすことが重要です。
* 空気清浄機の導入:高性能な空気清浄機を導入することで、犬の臭いや毛、フケを効果的に除去できます。HEPAフィルター付きのものがおすすめです。複数台設置するのも効果的です。
* 定期的な換気:窓を開けて換気するだけでなく、換気扇を積極的に活用しましょう。特に、犬が過ごす場所の換気は重要です。
* オゾン脱臭機の使用:オゾン脱臭機は、強力な消臭効果を発揮します。ただし、使用中は人がいないように注意が必要です。

2.犬の生活習慣の見直し

* ブラッシング:毎日、犬をブラッシングすることで、抜け毛を減らし、臭いの原因となる皮脂や汚れを除去できます。
* シャンプー:適切な頻度でシャンプーを行いましょう。犬種や皮膚の状態に合わせて、適切なシャンプーを選びましょう。
* 食事の見直し:犬のフードによっては、臭いが強くなる場合があります。消化の良い良質なフードを選ぶことで、臭いを軽減できる可能性があります。
* 犬の運動:十分な運動は、犬の健康状態を維持し、臭いを軽減する効果があります。

3.空間デザインの工夫

* 犬専用のスペースを作る:犬が過ごすスペースを限定することで、臭いの広がりを防ぎ、清掃も容易になります。
* 床材の見直し:カーペットなどの吸着性の高い床材は、臭いを吸着しやすく、掃除も困難です。フローリングなど、清掃しやすい床材を選ぶことが重要です。
* 壁や天井の塗装:消臭効果のある塗料を使用することで、臭いを軽減できます。

4.専門家の相談

* 獣医への相談:犬の健康状態や臭いの原因について、獣医に相談しましょう。病気や皮膚トラブルが原因の場合もあります。
* インテリアコーディネーターへの相談:空間デザインの工夫や、消臭効果のある建材選びについて、インテリアコーディネーターに相談してみましょう。

口輪の使用について

夜間の口輪着用は、犬のストレスや健康状態によっては、おすすめできません。犬が口輪に慣れていない場合、ストレスが大きくなり、かえって吠えが増える可能性があります。 獣医師に相談し、犬の性格や状態を考慮した上で、適切な方法を選択する必要があります。 夜間の吠え声対策としては、上記で述べた環境改善や、しつけ、必要であればサプリメントの利用なども検討してみましょう。

まとめ

中型犬との室内での共存は、確かに難しい面があります。しかし、適切な対策を行うことで、状況を改善できる可能性は十分にあります。 まずは、徹底的な清掃と消臭、犬の生活習慣の見直し、そして空間デザインの工夫から始めましょう。それでも改善が見られない場合は、専門家のアドバイスを受けることをお勧めします。 ご家族の健康と快適な生活、そして会社の円滑な運営のために、諦めずに、一つずつ改善策を実行していくことが大切です。

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