犬の外飼い禁止の条件…その理由と、安心できるブリーダー選び

ブリーダーさんから犬の外飼い禁止を条件にされたのですが、そういうものなの? 小型の雑種からゴールデンまで、小さいころから何匹か飼っていました。 何年か(ダックスフントが流行りだしてくらいから)ここしばらく飼っておりませんが時間の余裕が出てきたのと他所のワンコをみているとやっぱりまた飼いたくなってきて…。 雑種の子犬が産まれたというブリーダーさんを訪ねたら『室内で飼っていただける方にお願いしたい』と言われました。 どうもそれが腑に落ちないのです。 家は戸建てで今まで飼っていた犬たちもすべて外で飼っておりましたからそれがあたりまえに感じてはおります(夜ご飯を食べるときは部屋にダンボールを置いて一緒に食べてました。後は外飼いです)。ここ何年かミニチュアダックスやチワワやトイプー等の室内小型犬が人気の背景はわかりますが、この子犬の親犬は中型犬~大型犬くらいの大きさで、将来大きくなると見込まれますのでゆくゆくは室内で飼う大きさではないと思います。なので室内が条件というのがどうにも疑問を感じます。 ブリーダーさんは 「うちは室内飼いです。飼い方、環境が変わることがよくないから室内飼いは絶対条件です!」と言いますが、私が懸念しているのは 『もしかしたら親の代から体が弱いとか病気をもっているのではないのか?=外にいられる強さではない』という心配です。 何かほかの理由を隠されている気がして…。 実際のところ、どうなのでしょう?

犬の飼育環境:外飼い vs 室内飼い

近年、犬の飼育環境をめぐっては、外飼いから室内飼いに移行する傾向が強まっています。小型犬ブームの影響も大きく、ミニチュアダックスフント、チワワ、トイプードルなどの小型犬は、特に室内で飼われることが一般的です。しかし、中型犬や大型犬であっても、室内飼いが推奨されるケースが増えています。

外飼いのデメリットと室内飼いのメリット

外飼いには、自由奔放に過ごせるというメリットがある一方、様々なデメリットも存在します。

  • 病気やケガのリスク増加:天候にさらされることで、病気やケガのリスクが高まります。特に、冬場の寒さや夏の暑さは犬にとって大きな負担となります。
  • 盗難や迷子の危険性:外に繋がれている状態では、盗難や迷子の危険性も高まります。
  • 社会化の不足:他の犬や人との接触が少ないため、社会化が不足し、攻撃性や恐怖心が強くなる可能性があります。
  • 孤独感:長時間一人で過ごすことで、孤独感やストレスを抱える可能性があります。
  • 近隣トラブル:吠え声などによる近隣トラブルが発生する可能性があります。

一方、室内飼いは、これらのデメリットを軽減できます。

  • 健康管理の容易さ:健康状態を常に把握しやすく、病気の早期発見や治療に繋がります。
  • 安全性の確保:盗難や迷子の危険性を減らすことができます。
  • 家族との絆:家族との時間を多く共有することで、強い絆を築くことができます。
  • 快適な生活環境:温度や湿度を調整できるため、快適な生活環境を提供できます。

ブリーダーの意図と、あなたの懸念

質問者様は、ブリーダーさんの「室内飼い絶対条件」に、親犬の健康状態に問題があるのではないかと懸念されています。確かに、遺伝的な疾患や体質の弱さを持つ犬は、外環境の変化に弱く、室内環境の方が適している場合があります。しかし、それだけが理由とは限りません。

ブリーダーの視点:社会化と健康管理

多くの良質なブリーダーは、子犬の健康と社会化を非常に重視しています。室内飼育は、子犬の健康管理を容易にし、適切な社会化を促す上で非常に有効です。

  • 衛生管理:室内では、寄生虫や感染症のリスクを低減できます。
  • 栄養管理:適切な食事を与えやすく、健康的な成長を促せます。
  • 早期社会化:家族との触れ合いを通して、社会性を育むことができます。
  • ストレス軽減:天候や環境の変化によるストレスを軽減できます。

ブリーダーが室内飼育を条件とすることで、子犬が適切な環境で育ち、健康に成長し、将来幸せな生活を送れるように配慮している可能性が高いです。

安心できるブリーダー選びのポイント

ブリーダー選びは、犬との将来の幸せを左右する重要な要素です。信頼できるブリーダーを見つけるためには、以下の点をチェックしましょう。

信頼できるブリーダーの条件

  • 親犬の健康状態:親犬の健康状態について詳しく説明してくれるか。
  • 飼育環境:清潔で適切な飼育環境が整っているか。
  • 子犬の健康状態:子犬の健康状態について、獣医の診断書などを提示してくれるか。
  • ワクチン接種:適切なワクチン接種が行われているか。
  • 遺伝病の検査:遺伝病の検査を実施しているか。
  • 飼育に関するアドバイス:飼育に関する適切なアドバイスを提供してくれるか。
  • アフターフォロー:飼育後も相談に乗ってくれる体制があるか。

複数のブリーダーと比較検討する

複数のブリーダーを訪ね、飼育環境や子犬の状態、ブリーダーの対応などを比較検討することが重要です。疑問点があれば、遠慮なく質問しましょう。

まとめ:室内飼育の条件と、賢いブリーダー選び

ブリーダーが室内飼育を条件とする理由は、必ずしも親犬の健康問題だけではありません。子犬の健康と幸せを第一に考えた上で、適切な環境を提供するためである可能性が高いです。 しかし、不安が残る場合は、複数のブリーダーと話し合い、納得できるまで質問をすることが大切です。 信頼できるブリーダーを選び、将来にわたって犬と幸せに暮らせるようにしましょう。 犬との生活は、責任と愛情が不可欠です。 十分に準備をして、新しい家族を迎えてください。

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