犬の偏食と猫餌横取り問題:インテリアとは関係ない?実は深い繋がりがあるんです!

犬がドッグフードを食べません。我が家の犬(パピヨン♀・2歳)がドッグフードを全く食べずに困っています。購入したペットショップや獣医に相談し、これは絶対食べるはずと言われたプレミアムフードもふりかけも試しましたがダメでした。量販店などで売っている味重視の安いドライフードに一瞬食らいつきましたが、二粒三粒食べて吐き出しました。いかにも美味しそうな小さい容器の150円程度のウエットフードなど、とにかくありとあらゆるものを試しましたが、とにかく全然食べません。何を食べるかと言えば、おやつとして買っているジャーキーとか軟骨みたいなものばかりです。あと、我が家には飼い猫と野良猫がいるのですが、猫の餌を食べてしまいます。野良猫に餌をあげる時に一目散に部屋から出てきて、野良猫と一緒のお皿からフードを横取りして食べてます。その野良は賢い子で怒ったりせず平和に食べていますが、我が家の庭だけにいるとはいえ、猫からの伝染病のリスクなども気になり、何より犬が猫の餌を食べるのはまずいのではないかと思って困っています。実際に猫フードを食べて下痢していました。犬が猫の餌を横取りすることを逆手に取り、横取りして食べてくれればと思い野良猫に犬用フードをあげてみましたが、最初はいつものように一目散にフードに駆け寄り数粒食べましたが、ドッグフードと気がついたようで、その後は食べずにそっぽ向いてしまいました。結局そのドックフードは野良猫が完食しました。もともと食が細いせいか、犬体重は2・5キロほどです。健康状態は問題なく、獣医の話だと痩せてはいるが、この犬のベスト体重だから心配ないとのことです。この犬はペットショップで売れ残っていた犬ですので、幼犬時代に食のしつけもトイレのしつけもされないまま放置されてきたんだろうと思います。トイレは散歩や庭に出してあげるときに済ませますので、しつけられていなかったわりにはほとんど粗相はしません。とにかく、食事だけが困っています。ドライフードだけを与えて食べるまで根比べをしてみるかとは思いますが、この犬を見ていると例え餓死しても食べないように思います。しつけがされてない犬がこんなに大変だとは思いませんでしたが、飼った以上は責任がありますから、責任をもって私がしつけていかなければならないと思うのですが、ペットショップに相談しても獣医に相談しても、何の解決にもなりませんでした。どなたかお知恵をお貸し下さい。

犬の偏食の原因を探る:食生活と環境の改善

愛犬の偏食、そして猫のエサを食べるという問題、本当に悩ましいですね。 まず、獣医さんの診断で健康状態に問題がないと分かっているのは安心材料です。しかし、偏食は愛犬の健康を脅かす可能性も秘めているため、早急な対策が必要です。 問題は、単なる「好き嫌い」ではなく、幼少期の環境による食へのトラウマや、適切な食事のしつけがされていない可能性が高い点です。

幼少期の経験と食へのトラウマ

ペットショップで売れ残っていたという経緯から、幼少期に十分な食事を与えられず、適切な食育を受けてこなかった可能性が高いです。 そのため、特定のフードに抵抗があったり、安全な場所=食事場所という認識ができていない可能性があります。 これは、犬の精神的な問題に繋がっており、食事の与え方だけでなく、環境整備も重要になります。

猫のエサを食べる理由

猫のエサを食べるのは、単に「美味しい」という理由だけではありません。 猫のエサには、犬のエサには含まれていない成分が含まれている可能性があります。 例えば、タウリンや特定のアミノ酸などです。 また、野良猫と一緒に食べることで、群れの仲間意識や安心感を得ている可能性もあります。これは、愛犬が幼少期に十分な社会化を経験できなかったことと関連しているかもしれません。

具体的な解決策:食事、環境、しつけの三位一体

愛犬の偏食と猫のエサ横取り問題を解決するためには、食事、環境、しつけの3つの側面からアプローチする必要があります。

1. 食事の見直し:嗜好性と栄養バランスを重視

* 少量多頻度:一度に大量に与えるのではなく、1日に数回に分けて少量ずつ与えます。 これは、犬が食事にストレスを感じないようにするためです。
* フードの種類と形状の変更:ドライフード、ウェットフード、手作り食など、様々な種類のフードを試してみましょう。 形状も、粒の大きさや形を変えてみることで、食いつきが変わる可能性があります。 また、消化吸収の良い、高品質なフードを選ぶことも重要です。
* トッピングの工夫: 少量のヨーグルトやチーズ、茹でた鶏ささみなどをトッピングして、嗜好性を高めてみましょう。 ただし、与えすぎには注意が必要です。
* 匂い付け: 犬が好きな匂いのオイル(例えば、サーモンオイルなど)を少量フードに垂らすのも有効です。
* 獣医への相談: それでも改善が見られない場合は、獣医に相談し、消化器系の問題やアレルギーの有無を調べてもらいましょう。

2. 環境の改善:安心できる食事空間の確保

* 静かな場所: 食事の時間は、静かで落ち着ける場所を選びましょう。 家族が行き交う場所や騒がしい場所では、犬は落ち着いて食事ができません。
* 専用の食器: 犬専用の食器を用意し、清潔に保ちましょう。 猫のエサと混同しないように、場所も分けましょう。
* 猫のエサを犬が届かない場所に置く: 猫のエサは、犬が届かない高い場所に置きましょう。 猫のエサへのアクセスを完全に遮断することで、猫のエサを食べる行動を減らすことができます。
* 食事場所のインテリア: 食事場所のインテリアも、犬が落ち着いて食事ができるように工夫してみましょう。 例えば、ブラウン系の落ち着いた色合いのマットや食器を使うことで、リラックス効果が期待できます。 落ち着いた色合いは、犬の精神を安定させる効果があると言われています。

3. しつけ:食事のマナーを教える

* 食事時間と場所のルールを作る: 決まった時間と場所で食事をする習慣をつけさせましょう。 これは、犬に安心感を与え、食事への期待感を高めます。
* 食事中は邪魔しない: 食事中は、犬を邪魔しないようにしましょう。 犬が落ち着いて食事ができるように、静かに見守ることが大切です。
* 褒めて強化する: 食事をきちんと食べたら、必ず褒めてあげましょう。 褒めることで、犬は食事をすることが良いことだと学習します。
* 食べ残しはすぐに片付ける: 食べ残しは、すぐに片付けましょう。 食べ残しがあると、犬は食事に飽きてしまう可能性があります。

専門家の視点:動物行動学者のアドバイス

動物行動学者によると、犬の偏食は、単なる好き嫌いだけでなく、過去の経験やストレス、不安などが大きく影響している可能性があります。 今回のケースでは、幼少期の環境が大きく影響していると考えられます。 そのため、食事の改善だけでなく、環境の整備と、安心できる関係性を築くことが重要です。 信頼関係を築くことで、犬は飼い主を信頼し、より落ち着いて食事ができるようになります。

インテリアとの関連性:空間デザインによる安心感の醸成

一見、インテリアとは関係ないように見える犬の食事問題ですが、実は深い繋がりがあります。 犬が落ち着いて食事ができる空間作りは、インテリアデザインの重要な要素です。 落ち着いた色調の家具や、犬が安心して過ごせる空間の設計は、犬の精神状態に大きく影響を与えます。 ブラウン系の落ち着いた色合いは、リラックス効果があるとされていますので、食事スペースにブラウン系のマットや食器などを導入することで、愛犬がよりリラックスして食事に臨める環境を作ることができます。

まとめ:継続的な努力と根気

愛犬の偏食問題の解決には、時間と根気が必要です。 上記の対策を一つずつ実践し、愛犬の様子を注意深く観察しながら、最適な方法を見つけていきましょう。 焦らず、ゆっくりと愛犬と向き合い、信頼関係を築くことが大切です。 そして、愛犬が安心して食事ができる空間作りを心がけてください。

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