犬のトイレトレーニング:2階ではうんちをしない!その原因と解決策

以前もこちらで質問をさせていただいて、素晴らしい回答をいただきましておかげで躾も順調に進みつつあるのですが、またちょっと困ったことがあるので質問させていただきます(:_;)うちの犬(雑種3ヵ月)は、指定したトイレにほぼ100%オシッコはちゃんと出来るようになったのですが、うんちはなかなかしてくれません。というか、絶対にしません。私の部屋(2F)にゲージやトイレを置いているのですが、たまに部屋から出して1階で遊ばせると、必ずと言ってもいいほどうんちをするんです!場所はテレビの前やテーブルの下やキッチンなどと実に様々です。どうにか私の部屋のトイレにうんちをさせたいのですがどうすればいいでしょうか(:_;)教えてください。。

犬のうんち問題:2階と1階で異なる行動の原因を探る

3ヶ月の子犬のトイレトレーニングは、成功体験と課題が常に隣り合わせです。おしっこは完璧なのに、うんちは1階でする…これは多くの飼い主さんが直面する悩みです。この行動の違いは、犬の心理的な要因と環境的な要因が複雑に絡み合っている可能性が高いです。

1. 安心感と安全性の確保:犬にとっての「トイレ」とは?

犬は、排泄場所として安心安全だと感じる場所を選びます。2階のお部屋は、ゲージとトイレがあるとはいえ、子犬にとってはまだ未知の環境かもしれません。特に、うんちはおしっこよりもデリケートな行為で、より安全な場所を必要とします。1階は、飼い主さんの生活圏であり、犬にとってよりリラックスできる空間、つまり安全だと感じる場所と言えるでしょう。

2. 環境の変化とストレス:新しい場所への適応

子犬は環境の変化に敏感です。2階への移動、ゲージの中での生活、新しいトイレ…これらの変化がストレスとなり、排泄行動に影響を与えている可能性があります。ストレスを感じていると、犬は排泄を我慢したり、安心できる場所でしか排泄できなくなったりします。

3. 遊びと排泄の関連性:興奮とリラックス

1階で遊んだ後にうんちをするという事実から、遊びによる興奮と排泄が関連している可能性も考えられます。遊びによって腸の動きが活発になり、排泄の欲求が高まっているのかもしれません。

解決策:2階でのうんちトレーニングステップ

では、どうすれば2階でうんちをさせることができるのでしょうか?段階的にアプローチすることで、成功の可能性を高められます。

ステップ1:2階をより居心地の良い空間に変える

* ゲージの配置:ゲージは、トイレから少し離れた、落ち着いて過ごせる場所に配置しましょう。視界が開けていて、飼い主さんの様子が見える場所が理想的です。
* トイレの位置:トイレは、ゲージから程よく離れた、犬が落ち着いて排泄できる場所に設置します。トイレシートの種類も試してみる価値があります。
* 快適な空間づくり:犬が落ち着けるように、ぬいぐるみや犬用のベッドなどを設置し、安全で安心できる空間を演出しましょう。
* インテリアの工夫:部屋のインテリアを、犬にとって落ち着く色合いに変更するのも効果的です。例えば、ベージュなどの暖色系は、リラックス効果があるとされています。当サイト「いろのくに」では、様々な色のインテリアを提案していますので、ぜひ参考にしてください。

ステップ2:うんちをするサインを見つける

犬は、うんちをする前に特定の行動を示すことが多いです。クンクンと地面を嗅いだり、落ち着きがなくなったり、特定の場所に何度も行ったり…これらのサインを見逃さないように注意深く観察しましょう。サインを見つけたら、すぐにトイレに誘導します。

ステップ3:成功体験を積み重ねる

2階でうんちをしたら、すぐに褒めてご褒美を与えましょう。言葉で褒めるだけでなく、おやつや大好きなおもちゃで褒めることで、2階でうんちをすることを肯定的な経験として覚えさせます。

ステップ4:時間と根気

トイレトレーニングは、すぐに結果が出るとは限りません。焦らず、根気強くトレーニングを続けることが大切です。数週間、場合によっては数ヶ月かかることもあります。

ステップ5:専門家の相談

それでも改善が見られない場合は、獣医さんや動物行動学の専門家に相談しましょう。病気やストレス、その他の原因が隠れている可能性もあります。

インテリアと犬の安心感:色の効果

犬の心理状態に影響を与える要素として、インテリアの色も重要な役割を果たします。

ベージュのインテリア:リラックス効果と安心感

ベージュは、自然で落ち着いた色合いです。犬は、自然の色に近い色に安心感を感じやすいと言われています。ベージュを基調としたインテリアは、犬にとってリラックスできる空間を作り出し、トイレトレーニングをスムーズに進める助けとなるでしょう。

その他の色の効果

* アイボリー:ベージュと同様に、穏やかな雰囲気を作り出します。
* ブラウン:大地の色として、安定感を与えます。
* グレー:落ち着きを与え、犬の興奮を抑える効果があります。

ただし、色の好みは犬によって異なります。様々な色を試してみて、愛犬が最も落ち着く色を見つけることが大切です。

まとめ:継続的な努力と愛情で成功を

犬のトイレトレーニングは、飼い主さんの愛情と継続的な努力が不可欠です。焦らず、犬のペースに合わせて、根気強くトレーニングを進めていきましょう。そして、インテリアの色使いなども工夫することで、より快適で安心できる空間を作り、愛犬のトイレトレーニングを成功に導きましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)