犬のトイレトレーニング:共働き家庭での成功戦略

犬のトイレトレーニングについて教えてください。以前にも同じ質問を立てました。その後皆さんのアドバイスを参考に試していますが、全く進展しません。ケージに閉じ込めたら出して欲しい為に無理やり排泄します。ケージから出して貰うには排泄すればいいと完全に勘違いしています。普段リビングにいるときはトイレに戻らず辺り構わずです(涙)ケージに入れてトイレ成功したら思いっきり誉めて特別なおやつをあげてしています。しかし共働きで日中ケージでお留守番なので、付きっきりでトレーニングできないのでこれ以上の事が物理的に出来ません。因みに誰かが在宅時にはケージの扉は開けていて出入り自由、ケージの中にはクリート(その中に大好きなクッション)があり、ケージ内の大嫌いな訳ではありません。クリートの近くにあるトイレでは排泄したくないのかと思い、外にもトイレトレーを置いていますが全く無視です。特にウンチは人気のない時にしかしません。トレーに出来なかったからといって叱責はただの一度もないのに、小さい時からそうです。ウンチに関しては、成功して誉めることすら不可能に近いです。ケージに閉じ込めてトイレ成功したら誉めるのでは、トイレに戻る躾が入らないのではと悩んでいます。抜本的な方法はないでしょうか。アドバイスをお願い致します。

現状分析と問題点の整理

現状、ご自宅ではケージ内でのトイレ成功は褒めていますが、リビングでは全くトイレを使用せず、特にウンチは隠れてするとのことです。ケージでの成功は、ケージからの解放というご褒美と結びついており、トイレトレーニングそのものとは切り離されている点が問題です。また、ウンチに関しては、タイミングがつかめず、褒める機会が少ないことも課題となっています。共働きで日中、犬をケージで留守番させているため、徹底したトレーニングが難しいという現実的な制約もあります。

トイレトレーニング成功のための具体的なステップ

1. ケージトレーニングの見直し:解放をトイレ成功と切り離す

現在、ケージでのトイレ成功をケージからの解放と結びつけているため、犬は「トイレをすれば出してもらえる」と学習してしまっています。この状態では、トイレトレーニングは進みません。まずは、ケージトレーニングとトイレトレーニングを完全に分離しましょう。

* ケージは安全で快適な休息場所として捉えさせる:ケージ内には、犬が大好きなおもちゃやクッションを置き、安心できる空間を作ります。ケージ内でのトイレは、成功しても失敗しても、ケージから出すタイミングとは関係なくしましょう。
* ケージから出すタイミングをランダムにする:トイレに成功した時だけでなく、ランダムにケージから出してあげましょう。こうすることで、トイレと解放の関連性を断ち切ることができます。
* ケージの外でのトイレトレーニングに集中する:ケージ内でのトイレトレーニングは一旦中断し、リビングでのトイレトレーニングに集中しましょう。

2. リビングでのトイレトレーニング:徹底した観察と早期介入

リビングでのトイレトレーニングは、犬の行動を注意深く観察し、トイレに行きたそうなサインを早期に察知することが重要です。

* サインの見極め:犬が落ち着きなく歩き回ったり、クンクンしたり、特定の場所に何度も行ったりするなど、トイレに行きたがっているサインを見逃さないようにしましょう。
* すぐにトイレに誘導:サインが見られたら、すぐにトイレトレーに誘導します。成功したら、大げさに褒めて、おやつを与えましょう。
* 失敗したら、注意深く観察:失敗した場合は、叱るのではなく、なぜ失敗したのかを分析します。場所が気に入らない、トイレトレーの種類が合わないなど、原因を特定し、改善策を講じましょう。

3. ウンチトレーニング:成功体験の積み重ね

ウンチは隠れてする傾向があるため、成功体験を積ませることが重要です。

* トイレトレーの位置を見直す:犬が落ち着いて排泄できる場所を選びましょう。静かな場所や、少し隠れた場所が適している場合があります。
* トイレトレーの種類を変える:犬が嫌がっている可能性があります。素材や形状の異なるトイレトレーを試してみましょう。
* タイミングを見つける:食事後や散歩後など、ウンチをする可能性が高いタイミングを把握し、その時間帯はトイレトレーの近くに犬を置いて様子を見ましょう。成功したら、大げさに褒めて、おやつを与えましょう。
* 成功事例を記録する:いつ、どこで、どのように成功したかを記録することで、成功パターンを把握し、トレーニングを効率化できます。

4. 夜間の対策:夜間用のトイレトレーの設置

夜間は、犬がトイレに行きたがっても、すぐに気づけない可能性があります。そのため、夜間用のトイレトレーをケージの近くに設置することを検討しましょう。

5. 専門家への相談

それでも改善が見られない場合は、動物病院やペットシッター、ドッグトレーナーなどに相談することをおすすめします。専門家のアドバイスを受けることで、犬の性格や行動パターンに合わせた適切なトレーニング方法を見つけることができます。

インテリアとの調和:トイレトレーの選び方

トイレトレーニングと並行して、インテリアとの調和も意識しましょう。トイレトレーは、デザインや素材も豊富なので、お部屋のインテリアに合うものを選びましょう。例えば、リビングに馴染むようなデザインのトイレトレーを選べば、生活感が出過ぎず、お部屋の雰囲気を損なうことはありません。

まとめ

犬のトイレトレーニングは根気と時間のかかる作業ですが、適切な方法でトレーニングすることで、必ず成功します。焦らず、犬のペースに合わせて、ステップバイステップで進めていきましょう。そして、専門家の力を借りることも検討しましょう。

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