犬のアレルギーと家族の生活:愛犬との別れと新しい生活への道

犬を殺せ、と言われました。 娘にせがまれて飼った犬が2匹います。(12歳と6歳のチワワ) ところが、娘(22歳)が突然、犬アレルギーになってしまい、近所のお医者さんで検査をし、相談したところ「薬を飲めばいっしょに暮らしてもいい」ということでしたが、心配だったので、大きい病院にセカンドオピニオンで行って再度くわしい検査をしたところ、やはり同様の薬で大丈夫とのことで、その医師からは「浅田真央ちゃんだって犬アレルギーを克服してワンちゃんといっしょに滑れるまでになったんだよ。大丈夫ですよ」とまで言って頂きました。 娘が、「この子達(犬)は、もう家族なんだから、どこへもやらないで!」と泣いて頼むので、 掃除もかなり気をつけて、娘も家の中ではマスクをさせ、もちろん薬をきちんと飲んで、犬には触れさせないようにして暮らしていました。 私も、娘と同じ気持ちだったんです。 それなのに、娘はある日の夜中、アナフィラキシーショック(呼吸困難)を起こしてしまい、ただちに救急病院へ行って運良く回復しましたが、「気管切開寸前だった。あと10分遅かったら、命が危なかった」と言われてしまいました。 私は、我が子を殺してしまうところだった、とずいぶん自分を責めました。 そして、身を引き裂かれるほどつらいけど、犬を手放す決意をし、知人・友人の他、SNSで拡散してもらいましたが、12歳の方は高齢に加えて心臓の持病があって通院や薬代が大変なのと、6歳の方は足の形成不全で手術していて散歩も行けない状態であるために貰い手はみつからず、獣医さんに相談すると、私の説明が悪かったのか、事の重大さを理解してもらえなかったのか、「一度飼った生き物は、命尽きるまで面倒をみる責任がある。あなたのやっていることは、自分の都合で罪のないペットを見殺しにするのと同じことだ」と責められてしまいました。。 そして友人には、「我が子がアレルギーってわかってて犬を飼い続けるなんて、信じられない!」と責められ、 「じゃあ、貰い手がなかったら、殺処分にしろ、と言うの!?」と言うと、そうだ、と言われました。「娘の命とどっちが重いんだ」と。 とりあえず、急遽ウィークリーマンションを近所に借り、救急病院から直接そちらへ娘を行かせました。 その後は一人暮らしをさせる予定です。 今の家には、寂しいけれど入れさせません。 私が娘の部屋へ行く時は、玄関でコロコロで服をきれいにして、さらに着替えます。 それに私も、家族同様の犬達を寿命が尽きるまで面倒みたいのです。 それが娘の願いでもあります。 殺処分なんて、まったく考えられません! 自分でも自分を責め、精神的にぼろぼろの時にあちらからもこちらからも責められ、ほんとうにしんどいです。 私の選択は間違っていたのでしょうか? また、高齢や持病のある犬を飼ってらっしゃる方が、もし(一人暮らしできないような)未成年のお子さんが犬アレルギーを発症したらどうなさるんでしょうか? どう思いますか?補足すみません。 「どう思いますか?」というのは、犬を飼ってらっしゃる方が、お子さんがアレルギーを発症したらどうされると思いますか? という意味です。 今回のことは、娘も納得しています。 「選択が間違っていたのでしょうか」というのは、他の方法があるなら知りたい、と思ったのです。 一生懸命悩んで質問しています。どうか、きついご意見は勘弁してください。。 m(_ _)m

愛犬と娘、そしてあなた自身の心のケア

まず、あなたは非常に辛い状況に置かれていることを理解し、心から同情します。娘さんのアナフィラキシーショックは、まさに生死をさまよう危機であり、あなたを深く苦しめていることでしょう。そして、周囲からの非難にさらされ、さらに追い詰められている状況は、想像を絶するものです。あなたは決して間違っていません。 最善を尽くそうと努力し、苦渋の決断を下したのです。

アナフィラキシーショックの深刻さと対処法

娘さんのアナフィラキシーショックは、犬アレルギーの深刻さを改めて示しています。アナフィラキシーショックは命に関わる重篤なアレルギー反応であり、適切な治療が遅れると、死亡に至る可能性があります。今回の経験は、あなただけでなく、犬アレルギーを持つ方、そしてペットを飼う全ての人にとって、大きな教訓となるでしょう。

アナフィラキシーショックが起きた際の対処法を理解しておくことは非常に重要です。

  • アドレナリン自己注射器(エピペンなど)の携帯:アレルギーを持つ方は、医師から処方されたアドレナリン自己注射器を常に携帯することが必須です。
  • 救急車を呼ぶ:症状が出たらすぐに救急車を呼び、医療機関を受診することが大切です。
  • 症状の記録:どのような症状がいつからどの程度で現れたのかを記録しておくと、医師の診断に役立ちます。

高齢犬と持病を持つ犬の飼育の難しさ

12歳と6歳のチワワは、人間でいうと高齢者に相当します。高齢犬は、心臓病などの持病を抱えていることも多く、健康管理に細心の注意が必要です。さらに、6歳の子の足の形成不全は、散歩や移動にも制限がかかります。このような状況下での飼育は、時間的にも経済的にも大きな負担となります。獣医さんの言葉は、飼育責任の重さを改めて示唆するものですが、あなたの状況を十分に理解していない可能性があります。 あなた自身の精神的な負担も考慮すべきです。

犬を手放す決断と新しい生活への準備

愛犬を手放す決断は、想像を絶する苦痛を伴うものです。しかし、娘さんの命を守るためには、残念ながら最善の選択だったと言えるでしょう。「愛犬を殺せ」という発言は、非常に不適切で、あなたを傷つける発言です。 周囲の意見に惑わされることなく、自分の判断を信じるべきです。

新しい生活への具体的なステップ

娘さんが一人暮らしを始めるにあたって、具体的なステップを踏んでいくことが大切です。

  • 住居の準備:アレルギー症状が出にくいように、清潔で換気のよい住居を選びましょう。カーペットや布製の家具は避け、掃除がしやすい素材のものを選びましょう。
  • 生活用品の準備:アレルギー対応の洗剤や柔軟剤、掃除用品などを準備しましょう。空気清浄機も効果的です。
  • 医療体制の確保:娘さんがアレルギー症状が出た際にすぐに対応できるよう、近くの医療機関を把握しておきましょう。エピペンの使用方法を熟知しておくことも重要です。
  • 心のケア:娘さんだけでなく、あなた自身も、この状況を乗り越えるための心のケアが必要です。信頼できる友人や家族、専門機関に相談しましょう。

高齢犬の新しい飼い主探し

高齢で持病のある犬の新しい飼い主探しは、非常に困難です。しかし、諦める前に、以下の方法を試みてみましょう。

  • 専門の動物保護団体への相談:高齢犬や持病のある犬の受け入れに積極的な団体もあります。
  • SNSを活用した情報発信:犬の状況を詳しく説明し、理解のある飼い主を探しましょう。写真や動画で犬の魅力を伝えることも効果的です。
  • 獣医さんとの連携:獣医さんに、犬の状況を詳しく説明し、協力をお願いしましょう。場合によっては、紹介してくれる可能性もあります。

専門家の意見:獣医、精神科医、アレルギー専門医からのアドバイス

この状況では、専門家の意見を聞くことが非常に重要です。

獣医からのアドバイス

獣医は、犬の健康状態を的確に判断し、適切なケアの方法をアドバイスしてくれます。高齢犬や持病のある犬の飼育に関する相談にも乗ってくれるでしょう。

精神科医からのアドバイス

あなたは、大きなストレスを抱えている状態です。精神科医は、あなたの心の状態を把握し、適切なカウンセリングや治療を提供してくれます。

アレルギー専門医からのアドバイス

アレルギー専門医は、娘さんのアレルギー症状についてより詳しい情報や、適切な治療法、生活上の注意点をアドバイスしてくれます。

まとめ:あなた自身の選択を信じて

あなたは、娘さんの命と愛犬の命、両方を大切に考え、苦悩の末に決断を下しました。その選択は、決して間違っていません。周囲の意見に惑わされることなく、あなた自身の心の声を大切にしてください。そして、専門家の力を借りながら、新しい生活をしっかりと歩んでいきましょう。

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