犬のしつけ教室選びと、効果的なしつけ方法|愛犬との幸せな暮らしのために

犬のしつけ教室の選び方について教えて下さい。現在、生後6ヶ月のポメラニアン(♀)を飼っています。環境は、ペット可のアパートに夫婦とペットで暮らしております。飼い始めた頃は、時間を問わず鳴いて困ったものですが少し落ち着いてきました。コマンドもおすわり・ふせ・待て・おいで等を覚え、やんちゃですが可愛いです。しかし、・お留守番の時に鳴いてしまう・パートナーのズボンの裾を引っ張る(私と他人にはしませんが)・部屋で自由にさせた時にたまに粗相をするなど困ったこともしてくれます。色々サイトなどを見て、上記の対策として・話し声をレコーダーに録音し、タオルを被せたサークル前に置いて再生して行く・無視する・抱っこしてトイレに連れていき、ココでトイレ!と言うを実践していますが、「しつけ方が間違っているのかも」と不安もあり、先日教室へ電話したところ、一度連れてきて下さいと言われました。「普段この子は他の犬と接することがありますか?」と聞かれたので「姉が柴を飼っているのでたまに遊びます」と答えたら、私が上の台詞を言い切らない内に「それは接してるって言わないわよ」とキツイ口調で被せられました。そして訓練士さんが、保育園として預かっている犬が10匹ほどいる大きなサークルに家のペットも入れ、怯えてる様子を見て「ほら、社会化トレーニングが出来てないのよ」と。ドッグランにも連れて行ったこともないので、トレーニングはしてないなと納得したのですが、サークル内で粗相をした他の犬を見た次の瞬間、その犬の首根っこを掴んで粗相した場所へ何度も何度も顔を叩きつけ、大きな声で怒鳴るんです。その間今まで聞いたこともないような声で鳴く犬・・・・。しつけ教室ではこれが普通なのでしょうか?恐しくなり、遠いという理由で保育園は断り、その日は飼い主同伴の教室に申し込んで帰りましたが、説明中も終始訓練士が高圧的な態度だったのもあり、それすらも不安になってきました。しつけ教室に行ったことがある方、どうだったか教えていただけませんか?

しつけ教室選びのポイント:信頼できる教室を見つけるために

ご質問にあるような体験、本当にショックでしたね。残念ながら、すべてのしつけ教室が適切な方法でしつけを行っているとは限りません。大切な愛犬のために、信頼できる教室を選ぶことは非常に重要です。以下、しつけ教室選びのポイントを詳しくご説明します。

1. 教室の指導方針と方法を確認する

* ポジティブな強化:褒めて伸ばす方法を重視しているか?罰や体罰は使用していないか?これは最も重要なポイントです。犬は恐怖や痛みで従順になるのではなく、褒められることで学習効果を高めます。
* 個々の犬への対応:犬の性格や年齢、学習能力に合わせて、柔軟な指導を行ってくれるか?一律の訓練ではなく、個々のニーズに合わせた指導が理想です。
* 飼い主への指導:しつけは飼い主と犬の共同作業です。教室では、飼い主にも適切な知識と技術を指導してくれるか?
* トレーナーの資格や経験:資格や経験は信頼性の指標となります。どのような資格を持っているか、経験年数はどのくらいかを確認しましょう。
* 口コミや評判:インターネット上の口コミや、実際に通っている人の評判を参考にしましょう。

2. 教室の雰囲気を確認する

見学や体験レッスンに参加し、教室の雰囲気を確認しましょう。犬たちがリラックスして過ごせているか、トレーナーと犬の関係は良好か、清潔で安全な環境が整っているかなどをチェックしてください。 ご質問にあった教室のように、犬が恐怖を感じているような状況は避けなければなりません。

3. 疑問点を解消する

しつけ教室を選ぶ際には、疑問点を解消することが大切です。トレーニング方法、費用、スケジュールなど、気になることは何でも質問しましょう。説明が曖昧だったり、質問に答えてくれなかったりする教室は避けるべきです。

愛犬の困った行動への対処法:具体的な解決策

ご質問にあった愛犬の困った行動について、具体的な解決策を提案します。

1. お留守番時の鳴き声

* 徐々に慣れさせる:最初は短時間から始め、徐々に時間を延ばしていく。
* 安心できる環境を作る:お気に入りの玩具やベッドを用意する。
* サークルを使用する:サークル内でお留守番させることで、安心感を高める。ただし、サークルは閉じ込めるためのものと捉えず、犬にとって安全で快適な空間として捉えることが大切です。
* 音楽やラジオ:静寂が不安を招く場合、静かな音楽やラジオを流す。
* しつけ教室を活用:プロの指導を受けることで、より効果的な対策を学ぶことができる。

2. ズボンの裾を引っ張る行動

これは、遊びのつもり、もしくは注意を引こうとしている可能性があります。

* 無視する:引っ張っても反応しないことで、この行動が効果がないことを教える。
* 代替行動を教える:代わりに噛むおもちゃを与え、そちらで遊ぶように促す。
* 「ダメ」と明確に伝える:引っ張った瞬間に「ダメ」と優しく言い、おもちゃを与える。

3. 粗相

* トイレトレーニング:決まった場所でトイレをさせるトレーニングを行う。
* 清潔を保つ:粗相をした場所をしっかり清掃する。
* 原因を特定する:ストレスや病気の可能性もあるため、獣医に相談する。

専門家の視点:しつけ教室を選ぶ際の注意点

動物行動学の専門家によると、犬のしつけは「恐怖」や「痛み」に基づく方法ではなく、「ポジティブな強化」を基盤とした方法が最も効果的です。 体罰や威嚇は、犬の精神的な健康を損ない、攻撃性や不安感を増幅させる可能性があります。 信頼できるしつけ教室は、犬の気持ちに寄り添い、安全で快適な環境の中で、ポジティブな方法でしつけを行ってくれます。

まとめ:愛犬との幸せな関係を築くために

しつけ教室を選ぶ際には、教室の指導方針、雰囲気、トレーナーの資格などを慎重に検討し、愛犬にとって最適な環境を選ぶことが大切です。 また、愛犬の行動には必ず理由があります。 その理由を理解し、適切な対処法を学ぶことで、愛犬とのより良い関係を築くことができます。 今回のような辛い経験をされたとしても、諦めずに、信頼できる教室を見つけて、愛犬との幸せな生活を送りましょう。

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