犬のしつけとマナー:多頭飼育におけるトラブルと解決策

犬にはしつけが必要だと思うのですが違いますか?友達が私の家に犬数匹を連れてきたのですが、シーツやカーペットにおしっこやうんちをされ、服のボタンやネックレスも噛んでちぎられました。 コラ!!!と言うと逆効果だからやめてと言われました。 どうしたら防げるのか聞いたら、うーん。。と言われました。 防ぐって上から目線じゃない?この子達がしたい事しちゃいけない?とも。 対策してないあなたもどうかと思うと言われました。 何も考えてなかった私にも非はあるとは思います。 他にも部屋はめちゃくちゃにされましたが「この可愛い顔で許してワン☆」と言われましたが正直イラッとしたのですがこんなものですか? 何時間も吠えていて兄やお隣さんから犬黙らせろと言われてそれを友達も聞いていたのですが「わんこは伝えたい事があるからお喋りしてるのに。あなた達は口がなくなってもいいんだね?しかも『犬』ってなんだよ」と激怒でした。 ご飯を食べたのですが机に乗って食べてくるので立って食べました。 コップの水も飲んでくるので棚の上に置きました。 待てもおすわりも教えてないとの事。 命令したくないらしいです。 トイレや吠える事や人間の食事中の事など、しつけでどうにかはならないものなのですか!? そもそも友達は、しつけとか飼い主という言葉も納得いってないみたいですが、、 もう二度と呼びたくないくらいなのですが、、私の心が狭いのでしょうか。 他の友達や彼氏や親戚は笑って可愛いと言ってくれるそうです。 私の話を美容師さんにしたらしく、その美容師さんも犬を飼っていて、○○(私)が冷た過ぎると言ってたらしいです。 私が犬の知識無さすぎですか? たまにブログでうちのわんこ何でこんなに言う事聞かない?と書いてるのですが、あんたのしつけだろと思うのですが。。

多頭飼育における問題点と解決策

ご友人とのトラブル、大変お困りのことと思います。 犬の多頭飼育は、単頭飼育とは異なる多くの課題を伴います。今回のケースでは、いくつかの問題が重なっているように見えます。

まず、トイレトレーニングの不足です。シーツやカーペットへの排泄は、しつけ不足が最も大きな原因です。 犬は本来、自分の寝床を汚しません。 しかし、トイレの場所を認識していない、あるいはトイレシーツの位置が犬にとって不適切な場所である可能性があります。 また、多頭飼育の場合、犬同士がトイレの場所を競ったり、互いに邪魔し合ったりすることもあります。

次に、噛み癖です。服のボタンやネックレスを噛みちぎる行為は、遊びやストレス、あるいは歯の生え変わりなど様々な原因が考えられます。 適切な噛み応えのあるおもちゃを与え、噛む行為を別の行動に転換させるトレーニングが必要です。

吠える問題も深刻です。 近隣への迷惑となるだけでなく、犬自身のストレスにも繋がります。 吠える原因を特定し、適切な対処法を見つける必要があります。 例えば、分離不安、警戒心、遊びの要求など、様々な理由が考えられます。

さらに、マナーの欠如も問題です。 テーブルに上る、コップの水を飲むといった行動は、犬に人間の生活空間でのルールを教える必要性を示しています。

具体的な解決策とアドバイス

これらの問題を解決するためには、以下のステップを踏むことが重要です。

1. 専門家への相談

まず、犬の行動訓練士獣医に相談することを強くお勧めします。 彼らは、犬の行動の専門家であり、問題の原因を特定し、適切な解決策を提案してくれます。 単に「しつけ」という枠にとらわれず、犬の個体差や環境要因を考慮した具体的なアドバイスを得られます。

2. しつけの基本:トイレトレーニング

トイレトレーニングは、犬との生活を始める上で最も重要なステップです。

  • トイレ場所の特定:犬が落ち着いて排泄できる場所を決め、トイレシートを置く。
  • 規則正しい散歩:決まった時間に散歩に連れて行き、排泄の機会を与える。
  • 成功時の褒め方:排泄が成功したら、すぐに褒めてご褒美を与える。
  • 失敗時の対応:失敗した場合は、叱るのではなく、すぐにトイレシートのある場所に連れて行く。
  • 多頭飼育の場合:各犬に個別のトイレスペースを用意するなど、工夫が必要。

3. 噛み癖の改善

噛み癖の改善には、噛むことを代替できる行動を覚えさせることが重要です。

  • 適切なおもちゃの提供:噛み応えのある丈夫なおもちゃを用意する。
  • 噛んだ時の対応:噛んだ瞬間に「ノー!」と声をかけ、おもちゃに気を向けさせる。
  • 噛む行動の代替:「おすわり」「待て」などのコマンドを教え、噛む代わりにコマンドに従わせるようにトレーニングする。

4. 吠え癖の改善

吠える原因を特定することが重要です。

  • 分離不安:留守番時の吠えなら、徐々に留守番時間を延ばしたり、おもちゃなどを与えることで対処する。
  • 警戒心:外部からの刺激への吠えなら、徐々に刺激に慣れさせるトレーニングが必要。
  • 遊びの要求:遊びの要求による吠えなら、十分な運動と遊びの時間を確保する。

5. マナー教育

テーブルに上がらない、コップの水を飲まないように教えるには、「できないこと」を明確に示すことが大切です。

  • いけない行動をしたら、すぐに「ノー!」と注意する。
  • 代わりにやってほしい行動を教える。 例えば、「おすわり」をさせてから、食事を与える。
  • 犬が届かない場所に物を置く。

ご友人とのコミュニケーション

ご友人は、犬への接し方について、独自の考えをお持ちのようです。 しかし、犬の安全と周囲への配慮という点では、共通認識を持つことが重要です。 ご友人と話し合い、お互いの考えを理解し合う努力が必要です。 もし、話し合いが難しい場合は、犬の専門家を交えて話し合うのも一つの方法です。

あなたの心の状態について

あなたの気持ちは決して間違っていません。 あなたの家が荒らされ、近隣に迷惑がかかったこと、そしてご友人の対応に不満を感じるのは当然です。 自分の家や生活を守る権利があります。 今回の経験を踏まえ、今後、犬を連れてくる友人には、事前にしっかりとルールやマナーについて話し合うことが大切です。

まとめ

犬との共存には、適切な知識とトレーニングが不可欠です。 専門家のアドバイスを受けながら、根気強くしつけに取り組むことで、犬とのより良い関係を築くことができます。 今回の経験を、犬とのより良い関係を築くための学びに変えていきましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)