犬のいたずら対策と安心安全なインテリア選び

犬が手当たり次第何でも食べてしまいます。 ジャックラッセルテリア(♂、現在8ヶ月)です。 トイレシーツ、毛布、カーペット、机や椅子、挙げ句の果てには壁紙や壁そのもの、部屋の柱まで… とにかく、留守番 の間に何でもかんでも食べてしまうので、頭を抱えています。 今のところ全て排泄できているらしく、一度も大きく身体を壊したことはありませんが(うちに来て4ヶ月ずっとこの調子です)、ウンチはいつも布や綿で繋がっていて出しにくそうだし、頻繁に軟便にはなります。 これから大人になっていくにつれ、もっと大きな物も飲み込めるようになってくるでしょうし、とても心配です。 先日はコンセントのカバーを壁からひっぺがして粉々にしており、ウンチから大量にその欠片が出てきて真っ青になりました。 スチール缶をバキバキにしたり、大型犬用のオモチャも5分たたずに食いちぎってしまうほど、顎の力が強いんです。 飼い主は共働きなので、一日中見張っている訳にもいきません。 かじれる物は部屋から極力排除するようにしていますが、毛布やカーペットはないとさすがに寒いだろうし、壁や柱は撤去することもできないし… ちなみに、散歩中も拾い食いがひどいです。 散歩は朝夜で合計3時間くらいはしてますし、散歩中は基本走りっぱなしなので、ストレスとかではないと思いたいです。 毛布をカミカミしている どうしたら食べ物以外は食べないようになってくれるでしょうか? それとも、留守番中は毛布を抜いたケージに入れておくしかないのでしょうか… 補足 一部途中で切れてしまいました。 気に入った物をカミカミしている間はとても大人しいので、噛む行為自体が好きなのだと思います。

ジャックラッセルテリアの多様な破壊行動への対処法

8ヶ月のジャックラッセルテリアは、活発で好奇心旺盛な時期です。何でも口に入れてしまうのは、彼らが世界を探求する本能的な行動です。しかし、コンセントカバーを破壊するなど、危険な行動も含まれているため、早急な対策が必要です。 単に「食べない」ようにするだけでなく、安全で安心できる環境づくりと、犬の行動を理解した上でのしつけが重要になります。

1. 獣医への相談

まず、獣医師に相談することをお勧めします。 軟便が続いていること、異物を食べていることから、消化器系の問題や、栄養バランスの偏り、あるいは何らかの精神的な要因が隠れている可能性があります。 獣医は、適切な検査を行い、健康状態を確認し、必要に応じて治療やアドバイスをしてくれます。 特に、異物摂取による消化器系のトラブルは、深刻な事態を招く可能性があるため、早期発見・早期治療が大切です。

2. 原因の特定と環境の見直し

犬が物を噛む行動には、いくつかの原因が考えられます。

  • ストレス:留守番中の不安、運動不足、社会化不足など
  • 歯の生え変わり:歯茎のかゆみ、痛みを軽減しようとする行動
  • 好奇心:新しい物や興味深い物への探求心
  • 退屈:十分な遊びや刺激がない状態
  • 栄養不足:必要な栄養素が不足している可能性

これらの原因を特定するために、日々の行動を詳細に観察し、記録することが重要です。 例えば、特定の時間に集中して噛む行動が見られる場合、その時間帯に何らかのストレス要因がある可能性があります。 また、噛む対象にも注目しましょう。 特定の種類の素材を好んで噛む傾向があれば、その素材の代替品を用意するなど、対策を立てることができます。

具体的な環境の見直しとしては、以下の点に注意しましょう。

* 危険な物の撤去:コンセントカバー、コード類、小さな部品などは、犬が届かない場所に収納するか、保護カバーをつけましょう。
* 噛みやすい物の提供:犬用の噛むおもちゃを豊富に用意しましょう。 素材、形状、硬さなど、様々なタイプを用意して、犬の好みに合ったものを選んであげることが重要です。 ローテーションして飽きさせない工夫も必要です。
* 安全な空間の確保:犬が自由に過ごせる、安全な空間を確保しましょう。 ケージを使用する場合は、十分な広さと快適さを確保し、毛布などの心地よいアイテムを用意しましょう。 ただし、ケージに閉じ込めることがストレスになる場合もあるので、様子を見ながら適切な時間で使用しましょう。
* インテリアの素材選び:犬が噛んでも安全な素材の家具やインテリアを選びましょう。 例えば、木製家具は、犬が少し噛んでもすぐに壊れることは少ないです。 また、布製のソファやカーペットは、犬が噛みやすいので、耐久性のある素材や、犬が興味を示しにくいデザインを選ぶと良いでしょう。 ブラウン系の落ち着いた色合いの家具は、犬の注意を引きにくく、インテリアにも馴染みやすいです。

3. しつけとトレーニング

「ダメ」と叱るだけでは効果がありません。 代わりに、犬が適切な行動をとった時に褒めて強化する「ポジティブトレーニング」が効果的です。 例えば、犬が噛む代わりに、おもちゃで遊んでいたら、すぐに褒めてご褒美を与えましょう。 また、噛む行動を事前に予測できる状況では、「待て」などのコマンドで注意をそらすトレーニングも有効です。 専門のドッグトレーナーに相談するのも良い方法です。

4. インテリアと犬の共存

犬と安全に暮らすためには、インテリア選びも重要です。

* 耐久性のある素材:犬が噛んでも壊れにくい素材の家具やインテリアを選びましょう。 革や金属、硬い木製の家具がおすすめです。
* 汚れに強い素材:犬の毛やよだれ、事故による汚れに強い素材を選びましょう。 撥水加工されたファブリックや、簡単に拭き取れる素材が便利です。
* シンプルで安全なデザイン:複雑なデザインや、小さな部品が付いている家具は、犬が噛みやすく、危険なため避けましょう。 シンプルで、犬が安全に過ごせるデザインを選びましょう。
* 犬が登れない家具:犬が登ったり、飛び乗ったりできないような家具を選びましょう。 高い場所から落ちると、怪我をする可能性があります。

専門家の視点:動物行動学者のアドバイス

動物行動学者の視点から見ると、犬が何でも噛む行動は、単なるいたずらではなく、コミュニケーションストレス発散の一環である可能性があります。 彼らが噛むことで、飼い主の注意を引きつけたり、不安やストレスを解消しようとしているのかもしれません。 そのため、叱るだけでなく、犬の気持ちに寄り添い、適切な対応をすることが重要です。 専門家のアドバイスを受けることで、より効果的な解決策を見つけられるでしょう。

まとめ:安心安全なインテリアと犬との共存

犬が何でも食べてしまう問題への対処は、獣医への相談、環境の見直し、しつけ、そしてインテリア選びの全てが重要です。 焦らず、根気強く、犬の行動を理解しながら、安全で快適な環境を整えてあげましょう。 そして、犬との楽しい時間を大切に過ごしてください。

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