犬と家族の幸せな共存:多頭飼いの悩みと解決策

最近、私の母が犬を飼い始めました。 チワワとマルチーズの犬です。ですが、困ったことがあります。 母は昔から小型犬を飼いたかったらしく、最近飼って犬にデレデレです。 母の生活は犬中心となり、出かけていても「あの子が心配だ、帰る」と言ってすぐに帰ってしまいます。私を置いて。 私ももう中学三年生で子どもではないから置いて帰られても大丈夫なのですが、困ったことに母は犬が好き過ぎて犬と人間の生活を一緒に考えてしまっていて、冷蔵庫にドッグフードが入っていたり生ゴミの中に犬のフンが入っていてとても臭かったり、不衛生だと思うのでとても心配で不安です。 そしてドッグフードを触った後、料理をするときにちゃんと手を洗ってくれません。気持ち悪くて食べられないです。 オマケに何故か私と犬を比べられてしまっていて、最近は私より犬をかわいがって構うのでなんだか寂しいです。 「この子はかわいいのに、あんたはダメね」「この子の方がいい子」と言われてなんでもないフリをしていますが内心傷ついています。 前に正直に「犬と人間は別だから、冷蔵庫にドッグフードを入れたりするのをやめて」「犬ばかり構って家族の時間が少なくなってる」と言ったのですが、わかったわかったと聞いてないようで適当に返事をされ、やっぱりやめてくれません。 犬を飼う前は、すごく優しくていいお母さんだったのに……と落ち込んでばかりです。 犬を飼うのはやめて、と前から言っていたけど、学校から帰ってきたら部屋にいたので止めることも出来ず、返品だってもちろん出来ないので母に流されてしまっています。 うちは貧乏なのに十万円もした犬を飼ってしまってどうしてももったいないという気持ちが出てきてしまって他の人にあげられないし、なにより犬には罪はないので他の人に譲るとかはしたくないです。 どうしたらいいでしょうか。その犬は噛み癖があって噛まれて痛いし、お母さんは噛まれてもニコニコしているし、四歳上の姉は大学に忙しくて家にあまりいないし、お母さんが出かけている時は必ず私に面倒を見ていてとずっと監視させられるし……。 ちょっとくらい目を離していても犬だし危険なものはないと思うので大丈夫だろうと言っても「ダメ! 怪我するかもしれない!」と言って聞いてくれないし、ずっと監視させられて犬に噛まれ続ける私の身にもなってほしいです。 正直辛いです……。

犬と家族の生活:衛生面と心のケア

お母様の犬への愛情は素晴らしいですが、衛生面や家族関係への影響について、ご心配されていることと思います。 十万円という費用も、ご家族にとって大きな負担になっているようです。 まず、具体的な問題点を整理し、一つずつ解決策を考えていきましょう。

衛生面の問題

* 冷蔵庫へのドッグフード保管:冷蔵庫は食品を保存する場所です。ドッグフードは、専用の容器に入れて、冷蔵庫の外に保管するようにしましょう。 食品と混ざると、異臭や細菌汚染のリスクがあります。
* 生ゴミと犬の糞:これは絶対に避けなければなりません。犬の糞は、速やかに処理し、衛生的な環境を保つことが重要です。 ペット用のゴミ袋を使用し、密閉して捨てるようにしましょう。
* 手洗い:ドッグフードに触れた後は、必ず石鹸で丁寧に手を洗いましょう。 食中毒を防ぐためにも、これは必須です。お母様には、調理前後の手洗いを徹底するよう、優しく伝えましょう。 視覚的に分かりやすくするために、キッチンに「手洗い必須」の張り紙を貼るのも効果的です。

家族関係の問題

* 犬と人間の比較:お母様は、無意識のうちに犬とあなたを比較し、犬を優先しているように感じます。これは、お母様自身の愛情表現の仕方がうまくいっていない可能性があります。 直接的に「犬と私を比べるのは悲しい」と伝えるのは難しいかもしれません。 代わりに、「犬と遊ぶ時間と、私と過ごす時間を分けてほしい」と具体的な要望を伝えましょう。
* 家族の時間の確保:犬中心の生活になっているため、家族で過ごす時間が減っていると感じているようです。 家族で食事をする時間、一緒にゲームをする時間など、犬以外の時間を作ることを提案しましょう。 週末に家族で散歩に出かけるのも良いアイデアです。 大切なのは、犬と過ごす時間だけでなく、家族と過ごす時間もしっかり確保することです。
* 犬の噛み癖:犬の噛み癖は、しつけの問題です。 専門のドッグトレーナーに相談することをお勧めします。 トレーナーは、犬の行動を改善するための具体的な方法を指導してくれます。 また、噛まれた時の対処法も教えてもらえます。 噛み癖が改善されることで、お母様もあなたも安心安全に過ごせるようになります。

具体的な行動計画

1. **お母様との話し合い:**落ち着いて、あなたの気持ちを丁寧に伝えましょう。「お母さんの犬への愛情は理解しているけど、衛生面や家族の時間が減っていることが心配」と、具体的な例を挙げながら説明することが大切です。 感情的にならず、冷静に話し合うことが重要です。
2. **役割分担の明確化:**犬の世話は、家族で分担しましょう。 お母様だけでなく、あなたや姉さんも、散歩や餌やり、排泄物の処理など、役割を分担することで、負担を軽減できます。 具体的な役割分担表を作成し、共有することで、よりスムーズに事が進みます。
3. **専門家の活用:**ドッグトレーナーや動物行動学者に相談することで、犬の噛み癖の改善や、犬との適切な接し方についてアドバイスを得ることができます。 専門家の意見を聞くことで、お母様も納得しやすくなるでしょう。
4. **家族会議の開催:**家族全員で話し合う機会を設け、犬との生活におけるルールや、家族の時間をどのように確保するかなどを話し合います。 家族全員の意見を尊重し、合意形成を目指しましょう。
5. **あなたの心のケア:**辛い気持ちを抱えていることを、誰かに相談しましょう。 信頼できる友人や先生、カウンセラーなどに話を聞いてもらうことで、気持ちが楽になるかもしれません。

専門家の視点:動物行動学者からのアドバイス

動物行動学者の視点から見ると、お母様の行動は、犬への過剰な愛情表現と、その愛情表現の仕方の不適切さが原因と考えられます。 犬を家族の一員として迎え入れることは素晴らしいことですが、人間と動物の境界線を明確にすることが重要です。 犬中心の生活になり、他の家族との関係性が希薄になっている現状を改善するためには、家族全員で犬との接し方、生活習慣を見直す必要があります。 特に、噛み癖は早急に解決すべき問題です。 適切なしつけと、専門家によるサポートが必要でしょう。

まとめ:犬との共存を目指して

犬を飼うことは、喜びと責任が伴います。 お母様の犬への愛情を尊重しつつ、衛生面、家族関係、そしてあなたの心のケアをバランスよく考えていくことが大切です。 家族会議を開き、話し合いを通して、犬と家族が幸せに暮らせる方法を見つけていきましょう。 困難な状況ではありますが、諦めずに、一歩ずつ解決に向けて進んでいきましょう。

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