犬との関係修復と適切な飼育方法:噛み癖と家族間の問題解決

犬を飼い1カ月経ちましたが、ソリが合いません。最近は私を見るだけで発狂し、近付いたら噛み、子犬にしては全力で噛んで来て、若干危機感を感じています。箇条書きで今までを書いていきます。 ①家族が買ってきて、私は家で見るまでどういう犬が来るのか知りませんでした。家で初めて見て、初めて面と向かってみた瞬間「ヤンチャそうだ。こいつとは気が合わない」と直感しました(私は人間でもその手の見る目を養っており、数回見るだけで大体合うか合わないか分かります。)。 ②最初は噛む事はあっても甘噛みでした。容認していましたが、家族は犬を甘やかしました。赤ちゃんだからそれでいいとも思っていましたが、だんだん犬が首をかしげたりするようになり、私を見るときの目つきが臆病な感じになってきました。飼い始めた時、なぜか母が私の部屋に犬を持ってきて(嬉しかったのか)寝ている私の顔を犬が踏んでいました。 ③2週間した時、トイレを替えようと手を伸ばしたら結構強く噛まれました。「噛むなよ!」と怒りました。 ④家族(特に母)がとにかく抱っこが長い。それが犬と飼い主の関係を犬>人間にすると知っていたので私は反対しました。しかし、どこ吹く風。段々犬は家族に対しても噛むようになりました。 ⑤ネットに「大きな声で痛いと言ったり、ボール遊びでコミュニケーションを取る。それでもダメ(犬>人間の関係)なら、首根っこを押さえつけて無理やり服従させる」と書いており実践すると、犬は「ギャアアアオオオオーーー」と言って余計噛むようになりました。そして、私を見るとギャンギャン吠えて威嚇し、近づくだけで噛むようになりました。私以外の家族にも噛みますが、どこか人間をバカにしたような(育て方)態度で、これから先厄介やなと直感しています。 飼い主の責任なのは承知しています。しかし、いとこの犬や他の家の犬、飼っていて3年前死んだ犬とはここまでトラブルになった事はありません。この犬はたぶん臆病で奔放な性格だと思いますが、人を噛むのは別問題です。ボール遊びも世話も私がすると物凄く不快そうです。 ①に書いている「合わない」が全てだったと思います。人間でも、あの感覚に陥った時は向こうが「変」でした。こう書いたら手前味噌ですが。たぶん私以外の家族>犬>私なんだと思います。家でも家族は私の悪口を叩いて、それを聞いていたのかもしれません。お互いの落とし所を知りたく質問しました。おそらくあの犬を仲良くする事はないと思います。しかし育児放棄はマズイし、虐待みたいに躾するぐらいなら離れている方がいいと思います。

犬との信頼関係構築の難しさ:初期の対応と家族間の認識のずれ

まず、ご自身の犬に対する直感、「気が合わない」という感覚を大切にしましょう。動物との相性は非常に重要です。 人間関係と同様に、犬との関係も良好なコミュニケーションが不可欠です。 しかし、現状は家族間の犬への接し方の違い、そして犬の行動への対応の仕方の違いが、犬の不安定な行動、そしてあなたとの関係悪化に繋がっていると考えられます。

初期段階で、犬の性格やあなたへの反応を把握せずに飼育を始めたこと、家族間の教育方針の不一致、そして、あなたの存在を犬が脅威と認識している可能性が考えられます。 特に、寝ているあなたの顔を犬が踏んだというエピソードは、犬があなたの存在を完全に理解しておらず、境界線を認識していないことを示唆しています。

噛み癖の原因と解決策:専門家のアドバイスと具体的な行動

犬が噛む行動は、恐怖、不安、遊び、所有欲など、様々な原因が考えられます。 あなたのケースでは、以下の点が考えられます。

* **恐怖と不安:** あなたの存在を脅威と認識している可能性。 初期の対応の仕方、そして家族間の扱いの違いにより、あなたへの警戒心が強まっていると考えられます。
* **資源防衛:** あなたのスペース、寝床、食べ物など、犬が自分のものだと認識している資源をあなたが侵害しようとした際に、防衛行動として噛む可能性があります。
* **コミュニケーション不足:** 適切なコミュニケーションが取れていないため、犬が自分の気持ちを伝えられず、噛むことで表現している可能性があります。
* **学習効果:** 過去に噛むことで成功体験(例えば、あなたから離れられた、注意を惹けたなど)を得ている可能性があります。

専門家への相談

まず、動物行動学の専門家や、経験豊富なドッグトレーナーに相談することを強くお勧めします。 彼らは、あなたの状況を詳しく聞き取り、犬の行動を客観的に分析し、具体的な解決策を提案してくれます。 オンラインでの相談や、近隣の動物病院での紹介なども有効です。

具体的な行動改善策

専門家のアドバイスを基に、以下の点を改善してみてください。

* **安全な空間の確保:** 犬が安心して過ごせる、自分のスペースを確保しましょう。 ケージやクレート、ベッドなどを用意し、犬が自由に休息できる場所を提供することが重要です。
* **ポジティブな強化:** 犬が望ましい行動をした際には、すぐに褒めてご褒美を与えましょう。 おやつや言葉の褒め言葉、撫でるなど、犬が喜ぶ方法で強化します。 「良い子!」と声をかけて、優しく撫でるだけでも効果があります。
* **ネガティブな強化の回避:** 大声で叱ったり、罰を与えたりするようなネガティブな強化は避けましょう。 これは犬の恐怖心を増幅させ、噛む行動を悪化させる可能性があります。 代わりに、犬が噛もうとした瞬間に「痛い!」と静かに言い、犬を落ち着かせ、安全な場所に移動させるなど、冷静に対処しましょう。
* **家族間の連携:** 家族全員で、犬への接し方について話し合い、統一したルールを決めましょう。 特に、抱っこや甘やかしの頻度を調整し、犬があなたを避けるような状況を改善する必要があります。
* **適切なトレーニング:** 基本的な服従訓練(おすわり、待てなど)を行い、犬とのコミュニケーションを強化しましょう。 専門家の指導の下、適切なトレーニングを行うことで、犬の行動をコントロールしやすくなります。
* **環境エンリッチメント:** 犬が退屈しないように、様々な玩具や遊びを提供しましょう。 知的好奇心を満たすことで、ストレスを軽減し、噛む行動を抑制する効果が期待できます。

家族間のコミュニケーションと犬の立場

家族間のコミュニケーションも非常に重要です。 あなたの不安や不満を家族に伝え、犬の飼育方法について話し合う必要があります。 家族全員が犬の行動を理解し、協力して飼育することで、犬のストレスを軽減し、良好な関係を築ける可能性が高まります。 家族間の問題が解決されれば、犬への接し方も改善され、犬の行動も変化する可能性があります。

犬との未来:諦めないこと、そして選択肢

犬との関係修復は簡単なことではありませんが、諦めずに努力を続けることが大切です。 専門家のアドバイスを参考に、地道にトレーニングを続け、犬との信頼関係を築いていきましょう。 しかし、もし改善が見られない場合、または犬の攻撃性が強すぎる場合は、専門家のアドバイスを仰ぎながら、犬の幸せを最優先した上で、飼育方法を見直す、または新しい飼い主を探すことも検討する必要があります。 これは、犬にとっても、あなたにとっても、最善の選択となる可能性があります。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)