犬との暮らし方とインテリア:噛みつき、唸り、主従関係の悩みを解決する

犬の飼い方でとても困っております(>_<)私の飼い方が間違っていたために、犬を間違って育ててしまいました(>_<) もしよろしければ、どこを直せばよいのかご教授いただければうれしいです。 我が家の犬はマルプーの2歳オスです。1歳ぐらいから、友達が飼えなくなったことで、我が家にやってきました。家族みんなで、かわいがりすぎ、今では、唸る、噛みつくまでになってしまいました。我が家は、外で飼う犬は2匹、以前飼っておりましたが、家の中で飼うのは初めてです。 ケージはなく、いつも、クレートを気に入ってそこに入っています。基本は、私の部屋にいることが多いのですが、食事のときは、居間におりてきます。おしっこは、よく漏らすので、決まった時間にシートにつれていき、一日4回、朝、昼、夕方、寝る前におしっこをさせています。朝起きるとすぐ庭に出して、うんちとおしっこもさせています。散歩は、朝、おしっこをするついでに、庭を30分くらい、リードなしで、走らせています。その後に、手足を洗うのですが、洗うまではいいのですが、手足をタオルで拭くときに、尋常じゃないほど、牙をだして、唸り、私たちが拭くのをやめなければ、噛みつくの繰り返しです。唸っているとき、厳しい口調で「いけない。」というと、ますます、唸る噛むがとまらなくなります。手はいつも、犬の犬歯がささった傷でいっぱいです(>_<)最近は、怖くて、足は拭かずに乾くのを待っています。ねは、猛烈な怖がりで、人みしりが激しく、犬の友達はいません。犬が来ると、ワンワン吠えながら、後ろにバックしていきます。すごくこわがっています。 今までは、犬と一緒にベットに寝ていましたが、唸る、噛むがひどいので、クレートで寝かせています。やはり一緒に寝ると主従関係は崩れますか? ケージは必要でしょうか。犬が家を自由にうろつけるのは、止めたほうがいいでしょうか。ケージは寝室に1つと、居間に1つおいたほうがいいでしょうか。 あと、目やにを取ろうとすると、噛みつきます。誰かと腕枕してもらいながら寝ていると、唸って、飛んで噛みつこうとします。先ほど、書いた、手足を拭くと、唸り噛みつきます。 たたいたことは一度もありません。噛みつくのが怖いので、口輪をしましたが、逆に気に入ってつけても、嫌がったりしません(笑)大きな音も試しましたが慣れてしまいなんともありません。 もし、解決策がございましたら、お教えくださいm(__)mあと犬にしてはいけないことは、なんでしょうか。

マルプーの噛みつき、唸りの原因と解決策

2歳のマルプーのオス犬が、唸ったり噛みついたりするとのこと、ご心配ですね。原因はいくつか考えられますが、まず重要なのは、犬の行動は「コミュニケーション」であるということです。噛みつきや唸りは、犬なりの意思表示です。

1. 恐怖と不安

犬は、手足を拭かれること、目やにを取られること、知らない犬が来ることなど、様々な状況で恐怖や不安を感じている可能性があります。特に、リードなしで庭を自由に走らせた後、急に手足を洗われ、拭かれるという流れは、犬にとってストレスになっているかもしれません。 急に拘束されたり、身体に触れられることを嫌がるのは、犬にとって自然な反応です。

2. 資源防衛

クレートを気に入って入っているとのことですが、クレート自体、あるいはクレートの中にある物(おもちゃなど)を、犬が自分のものとして防衛している可能性があります。 また、飼い主さんとの睡眠場所であるベッドも、犬にとって大切な資源です。

3. 社会化不足

1歳から新しい環境に来たこと、犬の友達がいないこと、人見知りも激しいことから、社会化が十分に進んでいない可能性があります。社会化不足は、恐怖や不安を増幅させ、攻撃的な行動につながることがあります。

4. 飼い主の対応

「いけない」と厳しい口調で注意するのも、犬にとってストレスになります。犬は人間の言葉の意味を完全に理解できません。厳しい言葉は、恐怖を増幅させるだけです。 また、口輪をしても嫌がらないのは、口輪がすでに犬にとって「安心できるもの」になっているか、あるいは、既に諦めている可能性があります。

具体的な解決策と実践的なアドバイス

では、具体的な解決策を提案します。

1. ポジティブな強化

犬の行動を改善するには、罰ではなく褒めることが重要です。 例えば、手足を洗う際に、最初は少しだけ触れて、良い子にしていればご褒美(おやつや褒め言葉)を与えます。徐々に触れる時間を長くしていき、最終的には拭くことを目標に、段階的にトレーニングを進めていきます。

  • ステップ1: 手足を触るだけでご褒美
  • ステップ2: タオルを軽く当てるだけでご褒美
  • ステップ3: タオルで軽く拭くだけでご褒美
  • ステップ4: しっかり拭くことを目標に、徐々に時間を長くする

目やにを取る際も同様です。最初は軽く触るだけでご褒美を与え、徐々に目元に近づける練習をします。

2. 安心できる環境づくり

犬が安心して過ごせる環境を作ることは必須です。

  • クレートの活用: クレートは、犬にとって安全な場所として認識させることが重要です。クレートの中に、犬がお気に入りのぬいぐるみや、安全だと感じる匂いのついたタオルなどを入れてあげましょう。決して閉じ込めるための場所ではなく、休息場所として活用しましょう。
  • ケージの導入: ケージは必要に応じて導入することを検討しましょう。ケージは、犬が自由に動き回れる空間を制限することで、落ち着きを与え、安心感を高める効果があります。ただし、ケージは閉じ込めるための場所ではなく、犬が自由に出し入れできる、安全な空間として認識させることが大切です。寝室と居間に1つずつ置くのも良いでしょう。
  • 犬が落ち着ける場所の確保: 犬が自由に過ごせるスペースと、落ち着いて休めるスペースを分けて確保しましょう。落ち着けるスペースには、犬が好きなおもちゃやベッドなどを置いてあげましょう。
  • インテリアの工夫: 犬が落ち着ける空間を作るために、インテリアにも工夫を凝らし、騒音や視覚的な刺激を軽減しましょう。例えば、落ち着いた色のカーテンや、犬が隠れることができるハウスなどを設置するのも良いでしょう。ブラウン系の落ち着いた色は、犬の心を落ち着かせる効果があると言われています。

3. 社会化トレーニング

社会化トレーニングは、専門家の指導を受けることをお勧めします。ドッグトレーナーや獣医に相談し、適切なトレーニング方法を学びましょう。

4. 獣医への相談

噛みつきや唸りの原因が、病気や痛みによるものの場合もあります。獣医に相談し、健康状態をチェックしてもらうことをお勧めします。

犬にしてはいけないこと

  • 体罰: 犬を叩いたり、蹴ったりすることは絶対にやめましょう。体罰は、犬の恐怖心を増幅させるだけで、効果はありません。
  • 放置: 犬を長時間放置しないようにしましょう。特に子犬や若い犬は、一人ぼっちにすることで不安を感じやすくなります。
  • 過剰な甘やかし: 過剰な甘やかしは、犬のわがままを助長し、問題行動の原因となる可能性があります。適切な距離感を保ち、リーダーシップを示すことが大切です。

主従関係について

主従関係は、犬を支配することではなく、犬が安心して従うことができるリーダーシップを示すことです。 犬は、リーダーシップのある飼い主に安心して従います。 そのためには、一貫したトレーニング、適切なコミュニケーション、そして、犬への愛情と理解が不可欠です。 一緒に寝ることで主従関係が崩れるという考え方は、必ずしも正しくありません。

まとめ

犬の噛みつきや唸りは、必ずしも飼い主のしつけが悪いわけではありません。犬の気持ちや行動を理解し、適切な対応をすることで、改善することができます。 専門家のアドバイスを受けながら、根気強くトレーニングを行い、犬との信頼関係を築いていきましょう。 インテリアの工夫も、犬にとって安心できる環境を作る上で重要な要素です。 落ち着いた色合いのインテリアは、犬の心を落ち着かせ、リラックス効果をもたらす可能性があります。

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