物置部屋への照明設置:安全面と適切な電球選び

電球設置の件、無知な為質問します。我が家の使われていない一部屋が物置みたいになってるのですが、玄関用の小さな照明を買い、その部屋に設置したのですが、特に安全面で問題ないでしょうか?普通の蛍光灯などをつける為の電源?は一応その照明にもある為簡単に付きましたが大丈夫でしょうか?

物置部屋への照明設置:安全性の確認と注意点

使われていない部屋を物置として利用し、玄関用の小さな照明を設置されたとのこと、ご心配な気持ち、よく分かります。安全面を考慮して、いくつか確認すべき点と、より安全に利用するためのアドバイスをさせていただきます。

まず、簡単に設置できたとのことですが、電気工事の知識がない状態での電気配線は非常に危険です。仮に問題なく点灯していても、将来火災や感電事故につながる可能性があります。

設置した照明の種類とワット数を確認しましょう

玄関用の照明は、一般的に消費電力が低いものが多く、物置部屋のような小さな空間であれば問題ないケースが多いです。しかし、ワット数照明器具の種類によっては、発熱量が多くなり、可燃物が多い物置部屋では火災リスクが高まります。

例えば、白熱電球は発熱量が高いため、可燃物に近づけて設置すると危険です。LED電球や蛍光灯は白熱電球に比べて発熱量が低いため比較的安全ですが、それでも可燃物との距離は十分に確保する必要があります。

照明器具の取扱説明書をよく読んで、許容ワット数使用できる電球の種類を確認しましょう。許容ワット数を超える電球を使用すると、発火の危険性があります。

配線の状態をチェックしましょう

簡単に設置できたとのことですが、配線が古かったり、劣化していたりすると、発火や感電の危険性があります。配線がむき出しになっていたり、接続部分が緩んでいたりする場合は、専門業者に点検・修理を依頼しましょう。

特に、古い建物や、長年使用されていない部屋の場合は、配線の状態が悪くなっている可能性が高いです。安易な判断は危険です。

換気を確認しましょう

物置部屋は、換気が悪いと、照明器具の発熱で温度が上昇しやすくなります。十分な換気を確保しましょう。窓を開けたり、換気扇を設置したりするなど、工夫が必要です。

火災予防対策

物置部屋には、可燃性の高いものが多く置かれていることが多いです。照明器具の周囲には、可燃物を置かないようにしましょう。また、消火器を備えておくことも重要です。

より安全な照明選びと設置方法

より安全に物置部屋を利用するためには、以下の点を考慮した照明選びと設置方法がおすすめです。

LED電球の採用

LED電球は、白熱電球や蛍光灯に比べて発熱量が少なく、省電力であるため、安全性の面で優れています。また、寿命も長いため、交換の手間も減らすことができます。

センサーライトの活用

人が近づくと自動的に点灯し、離れると消灯するセンサーライトは、無駄な電力消費を抑え、消し忘れによる火災リスクを軽減します。物置部屋のような、人が頻繁に出入りしない場所には最適です。

専門業者への依頼

もし、配線の状態に不安がある場合や、自分で設置することに自信がない場合は、電気工事の専門業者に依頼しましょう。安全な設置と、万が一のトラブル時の対応も安心です。

専門家の視点:電気工事士からのアドバイス

電気工事士の視点から、物置部屋への照明設置についてアドバイスします。

「簡単に設置できた」という記述から、既存の配線を利用されたと推測します。しかし、既存配線の容量や状態は不明なため、安全性が担保されているとは言い切れません。特に、古い建物や長期間使用されていない部屋では、配線の劣化が進んでおり、発火のリスクが高まります。

専門家による点検を強くお勧めします。点検によって、配線の状態、容量、適切な照明器具の選定、安全な設置方法などを確認できます。安全を確保し、安心して物置部屋を利用するために、費用を惜しまず専門家に依頼することを推奨します。

まとめ:安全第一で快適な空間を

物置部屋への照明設置は、快適な空間を作る上で有効ですが、安全面を最優先に考慮することが重要です。今回のケースでは、既存の配線を利用したため、火災や感電の危険性があります。

専門家による点検・アドバイスを受け、適切な照明器具を選び、安全な設置方法を徹底することで、安心して物置部屋を利用できるようになります。快適さと安全性を両立させ、安心して作業できる環境を整えましょう。

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