物を捨てられない親との上手な付き合い方:整理収納で快適な暮らしを実現する

物を捨てられない親について。 うちの親は物を捨てられないんです。 なので使わない不要なものが家の中にどんどん貯まる一方で…。 どうしたらこういう親を変えることが出来るでしょうか? この年末年始も私は親がいない間にこっそりと2Fやベランダの物を大量に処分してだいぶ綺麗になったのですが、それに気がついた親と先程、口論になりました。 親いわく捨てる=もったいない。 ゴミが増え環境に悪い。 捨てるなら無駄な買い物をした。 いつか使う。など、処分する=悪いこと の考えがあるようです。 しまいには「捨てる事なら誰にだってできる」などと言われます。 私としては1度位綺麗に整頓された家の中で気持ちよく過ごしてみたいのです。 近いうちに玄関、キッチン、風呂なども大量処分したいと考えています。 しかし再び揉め事になるのは必須なので切実に悩んでます。 どなたかどうしたらよいかアドバイスをお願いいたします。 補足n5km33c様。補足しますと母親や両親の個人的な物は何1つ処分しておりません。自分でも私物を勝手に処分されたら嫌ですし更年期障害からの影響もあるだろうと理解してますのでその辺りの常識は持ちあわせております。ただ、問題は私の物まで捨てさせないと言う事です。私は去年、突発性喘息を発症しました。原因はハウスダストだと診断を受けました。発作が起きれば呼吸困難になり命の危険を感じる程です。極悪非道には参りました笑

物を捨てられない親への対応:理解と共感から始める

親御さんの「捨てる=悪いこと」という考え方には、単なるモノへの執着だけでなく、様々な背景が隠れている可能性があります。例えば、過去の苦労や思い出とモノが結びついている、将来の不安からモノを手放せない、更年期障害による精神的な変化などです。まずは親御さんの気持ちに寄り添い、理解しようと努めることが大切です。 一方的に説得しようとするのではなく、共感から始めることで、より建設的な話し合いを進められます。

具体的な解決策:段階的なアプローチで安心感を

いきなり大量処分をしようとせず、段階的に進めていくことが重要です。親御さんを巻き込み、一緒に整理収納を進めることで、抵抗感を減らすことができます。

ステップ1:小さな成功体験から始める

まずは、親御さんが比較的捨てやすいものから片付けてみましょう。例えば、期限切れの食品や古くなった新聞、不要なチラシなどです。小さな成功体験を積み重ねることで、自信とモチベーションを高めることができます。 「こんなにすっきりした!」という喜びを共有することで、次のステップへの意欲を高められます。

ステップ2:整理収納のルールを共有する

一緒に整理収納を行う際に、ルールを決めましょう。例えば、「1年間使っていないものは処分する」「同じものが複数ある場合は、一つを残して処分する」などです。ルールを明確にすることで、判断基準が統一され、親御さんも納得しやすくなります。 ルール作りには、親御さんの意見も積極的に取り入れましょう。

ステップ3:専門家の力を借りる

どうしても進まない場合は、整理収納アドバイザーなどの専門家の力を借りるのも有効です。専門家は、客観的な視点からアドバイスをしてくれるだけでなく、親御さんと良好なコミュニケーションを築くサポートもしてくれます。専門家に見てもらうことで、親御さんの不安や抵抗感を軽減できる可能性があります。 多くの整理収納アドバイザーは、高齢者の片付けにも対応した経験を持っています。

ステップ4:収納スペースの見直し

収納スペースが不足している場合、モノが増えがちです。収納スペースを見直し、適切な収納用品を導入することで、整理しやすくなります。適切な収納用品を使うことで、モノの場所が明確になり、探しやすくなります。 例えば、引き出し式収納や透明な収納ボックスなどを活用することで、視覚的に整理整頓された状態を保ちやすくなります。

ステップ5:喘息対策を最優先する

ご自身の喘息対策は最優先事項です。親御さんとの関係性とは別に、ハウスダスト対策を徹底しましょう。空気清浄機を使用したり、定期的に掃除機をかけたり、布団を干したりするなど、具体的な対策を講じることが重要です。 必要であれば、医師に相談して、より適切な対策を講じましょう。

親御さんの心理への配慮:共感と丁寧な説明が重要

親御さんが「もったいない」と思う気持ちは、単なる物の価値観だけでなく、過去の思い出や生活習慣、精神的な側面も関わっている可能性があります。「もったいない」という感情を否定するのではなく、共感し、丁寧に説明することが大切です。 例えば、「確かに、この品物は思い出深いですね。でも、今の生活スタイルでは使いにくいので、写真に撮って残しておきましょうか」など、代替案を示すことで、納得してもらいやすくなります。

具体的な事例:成功体験を共有する

ある整理収納アドバイザーは、高齢の女性が長年ため込んだ大量の衣類を整理する際に、一つ一つの服の思い出話を丁寧に聞きながら、写真に撮って記録し、不要なものは慈善団体に寄付するという方法で、スムーズに整理を進めることができました。この事例のように、親御さんの感情に寄り添いながら、整理を進めることが重要です。

専門家の視点:心理的な側面への配慮

整理収納アドバイザーの視点から見ると、高齢者の片付けは、単なるモノの整理だけでなく、その人の人生や記憶と深く関わっています。親御さんの心理的な負担を軽減するためには、焦らずゆっくりと、時間をかけて進めることが大切です。 また、親御さんの意思を尊重し、納得いくまで話し合うことが重要です。

まとめ:継続的な努力と柔軟な対応がカギ

親御さんと良好な関係を保ちながら、住環境を改善していくためには、継続的な努力と柔軟な対応が必要です。焦らず、段階的に進め、親御さんの気持ちに寄り添いながら、一緒に快適な住空間を作っていきましょう。 そして、ご自身の健康を守ることも忘れずに、適切なハウスダスト対策を継続してください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)