片付けられない母と、ゴミ屋敷寸前の家…中学生の私ができること

家の片付けについて質問です。[片付けてほしい] 我が家は物のせいで一部屋潰されています。仏壇が置いてある部屋も物で8割以上占領され、座るのでやっとという状況です。 キッチンも半分しか入れない。 ダイニングテーブルは物でごちゃごちゃ。 マンションのため元々部屋数は少ないのに、さらに使える部屋が減ってます。 私は中学生の娘です。なので自分で勝手に触ると、捨ててはいけないものまで捨ててしまいそうです。 どうしたら母は片づけてくれますか? 何年か前に祖母の家が燃えたため、無事だったものを家に持ち帰ってきた事もありすっかりゴミ屋敷です。 逆に自分は掃除好きで、要らないものはどんどん捨てています(本以外) 汚いと思ったらお風呂にはいってる時、洗い場・床・棚など勝手に掃除してます(;´Д`) どうしたら母は動いてくれますか?たまにテレビのゴミ屋敷なども見ても「うちはまだ平気だねー」といった感じです。 やはり私が捨てるしかないんでしょうか…? 母曰く、忙しい・ストレスでそれどころじゃないだそうです。 ちなみにお客さんが来たときだけ移動させてます。 助けてください!

現状分析:ゴミ屋敷寸前のお家の問題点

まず、現状を整理してみましょう。ご自宅は、物が多すぎて部屋が使用できない状態、まさにゴミ屋敷寸前です。祖母の家が火災にあった後、持ち帰った物も状況を悪化させているようです。お母様は「忙しい」「ストレスでそれどころじゃない」と片付けを後回しにしており、娘さんのあなたは、不用品を処分する意欲はあるものの、大切な物を誤って捨ててしまうことを心配しています。

特に問題なのは、使える空間が著しく狭くなっている点です。生活に支障をきたすレベルで、これは精神的なストレスにも繋がります。また、火災のトラウマなども影響している可能性も考えられます。

お母様を動かすためのアプローチ:まずは共感から

お母様は「忙しい」「ストレス」を理由に片付けを避けています。これは、単なる怠慢ではなく、心の負担が大きいことを示唆しています。いきなり片付けを強要するのではなく、まずはお母様の気持ちに寄り添い、共感することが大切です。

1. お母様の気持ちを理解する

* なぜ片付けられないのか? 単なる「めんどくさい」だけでなく、整理整頓が苦手、過去のトラウマ、精神的な余裕がないなど、様々な理由が考えられます。
* 何がストレスになっているのか? 仕事、家事、人間関係など、具体的なストレス要因を把握することで、解決策を見つけやすくなります。
* お母様の言葉に耳を傾ける 「忙しい」という言葉の裏には、どんな状況があるのでしょうか?具体的な話を聞いてみましょう。

2. 具体的な行動計画を提案する

「片付けよう」という漠然とした言葉ではなく、具体的な行動計画を提案することで、お母様の負担を軽減し、取り組みやすくします。

* 小さな目標設定: 一気に全て片付けるのではなく、「今日はキッチンの一角だけ」「週末はダイニングテーブルの上だけ」など、小さな目標から始めましょう。
* 時間制限: タイマーを使って、15分だけ片付ける、など短時間で区切ると、取り組みやすくなります。
* 役割分担: お母様と役割分担をすることで、負担を軽減できます。例えば、あなたは不要な物の選別、お母様は捨てる物の分別、など。
* 専門家の活用: どうしても進まない場合は、整理収納アドバイザーなどの専門家に相談するのも一つの方法です。

3. 片付けを「楽しい時間」に変える工夫

片付けは、苦痛な作業になりがちです。音楽を聴いたり、好きな飲み物を用意したり、休憩を挟むなど、楽しく行える工夫をしましょう。

中学生のあなたが出来ること:安全に、少しずつ

お母様を動かす努力と並行して、あなたが出来る範囲で片付けを進めていきましょう。

1. 危険な物の確認

まずは、危険な物(壊れやすい物、鋭利な物など)を安全な場所に移動させましょう。火災のトラウマがあるため、火災予防の観点からも、整理整頓は重要です。

2. 自分の部屋から始める

自分の部屋から片付けを始め、整理整頓のスキルを磨きましょう。これは、お母様への説得力にも繋がります。

3. 少しずつ、確実に片付ける

一気に片付けようとせず、少しずつ、確実に片付けていきましょう。毎日15分でも良いので、継続することが大切です。

4. 不用品の分別と処分

不用品は、分別して適切に処分しましょう。自治体のゴミ分別ルールを確認し、リサイクル可能なものはリサイクルに出しましょう。

専門家の視点:整理収納アドバイザーの意見

整理収納アドバイザーは、片付けのプロフェッショナルです。彼らに相談することで、具体的なアドバイスや、効果的な片付け方法を学ぶことができます。

整理収納アドバイザーは、単に物を片付けるだけでなく、生活スタイルに合わせた収納方法を提案し、継続しやすい仕組みづくりをサポートします。

まとめ:小さな一歩から始めよう

ゴミ屋敷寸前のお家は、すぐに改善できるものではありません。しかし、お母様と協力し、少しずつ片付けていくことで、必ず状況は改善します。まずは、お母様の気持ちを理解し、小さな目標から始め、専門家の力を借りることも検討しましょう。あなたが掃除好きで、積極的に行動していることは素晴らしいことです。その熱意を、お母様への理解と共感と合わせて、少しずつ前進させていきましょう。

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