片付けのできない夫と、散らかった部屋との戦い方|インテリアと収納術で快適な空間を手に入れる

主人が片付けのできない人で困っています。部屋のあちこちに、主人の物(昔のかばん、書類、使っていない文房具、本、など)が島のようになっています。夫からしたら、どこになにかあるか把握しているらしいですが、島のようになっていて私が片付けると異様に怒るのでほおっておくことが多いのですが、掃除が行き届かないので、やむを得ず…というか、我慢の限界で自分なりに整頓するのですが「あれはどこへやった!!」と怒鳴ります。お願いだから片付けて、と頼んでも、片すときもありますが、ほとんど放置状態です。一応夫の部屋にしている部屋もありますが、夫のものはリビングやダイニングにも散乱しています。何かいい方法ははないでしょうか??

片付けられない夫への対応:怒りを抑え、共感から始める

まず重要なのは、夫の行動を「片付けられない」という事実だけで判断せず、その背景にある原因を探ることです。単なる怠慢ではなく、ADHDや物への執着など、何らかの理由がある可能性があります。怒りを抑え、夫の気持ちに寄り添うことから始めましょう。

夫との対話:まずは彼の気持ちを理解する

夫に「片付けられないこと」について、穏やかなトーンで話し合ってみましょう。「あなたの物が散らかっていて、私が困っている」という自分の気持ちを伝え、同時に「どうして片付けられないのか?」「物を捨てることに抵抗があるのか?」といった質問を投げかけ、彼の考えを理解しようと努めることが大切です。

もしかしたら、彼にとって「物」は単なるモノではなく、思い出や安心感につながる大切な存在なのかもしれません。その気持ちを尊重しつつ、整理整頓の必要性を丁寧に説明しましょう。

専門家の力を借りる:必要であればカウンセリングも検討

話し合いがうまくいかない場合、または深刻な問題だと感じた場合は、専門家の力を借りることを検討しましょう。整理収納アドバイザーや、必要に応じて精神科医やカウンセラーに相談することで、客観的な視点や具体的な解決策を得ることができます。

インテリアと収納術で快適な空間を実現する

夫の協力が得られない場合でも、あなた自身のストレスを軽減するために、インテリアと収納術を活用して、快適な空間を作り出す工夫をしましょう。

リビング・ダイニングの収納スペースを確保する

リビングやダイニングに散乱している夫の物を収納するために、適切な収納スペースを確保することが重要です。

  • 収納家具の導入:収納力の高いチェスト、棚、キャビネットなどを導入し、夫の物をきちんと収納できるスペースを確保しましょう。グレーの落ち着いた色合いの家具は、どんなインテリアにも合わせやすくおすすめです。
  • 見せる収納と隠す収納のバランス:すべてを隠す収納にするのではなく、一部は「見せる収納」として、おしゃれなボックスやバスケットなどを活用して、整理整頓された印象を与えましょう。例えば、趣味の品などは、見せる収納にすることで、夫のモチベーションを高める効果も期待できます。
  • 壁面収納の活用:壁面収納を活用することで、床のスペースを有効に活用し、より広々とした空間を作ることができます。棚板の高さを調整できるタイプを選べば、収納する物に合わせて柔軟に対応できます。

夫専用のスペースを作る:彼の「城」を築く

夫専用の部屋があるとのことですが、それが本当に「彼の城」として機能しているか見直してみましょう。

  • パーソナルスペースの確保:夫がリラックスできる、自分だけの空間を確保することが重要です。彼の趣味の道具やコレクションを収納できるスペースを設けたり、好きな色や素材を取り入れることで、居心地の良い空間を作りましょう。例えば、落ち着いたグレーの壁に、木製の棚を配置するなど、シンプルながらも温かみのある空間を演出できます。
  • 整理整頓しやすい環境を作る:収納スペースだけでなく、整理整頓しやすい環境づくりも大切です。例えば、引き出しに仕切りを入れる、ラベルを貼るなど、小さな工夫で片付けやすさが大きく変わります。夫と一緒に収納方法を考え、彼にとって使いやすいシステムを構築しましょう。

グレーインテリアで落ち着いた空間を演出

グレーは、どんなインテリアにも合わせやすく、落ち着きのある空間を演出するのに最適な色です。散らかりやすい空間でも、グレーを基調としたインテリアにすることで、視覚的なストレスを軽減し、より穏やかな雰囲気を作ることができます。

  • グレーのソファやカーテン:グレーのソファやカーテンは、空間全体を落ち着かせ、リラックス効果を高めます。
  • グレーの収納ボックス:グレーの収納ボックスは、散らかりがちな小物をすっきり収納し、見た目も美しく整頓された印象を与えます。
  • グレーのアクセントウォール:一箇所にグレーのアクセントウォールを作ることで、空間のメリハリをつけ、おしゃれな雰囲気を演出できます。

少しずつ改善していく:焦らず、長期的な視点を持つ

片付けられない夫を変えることは、一朝一夕にはできません。焦らず、少しずつ改善していくことを心がけましょう。小さな成功体験を積み重ねることで、夫のモチベーションも上がり、協力的な姿勢に変わっていく可能性があります。

重要なのは、夫と良好なコミュニケーションを保ちながら、お互いに快適に過ごせる空間を一緒に作っていくことです。

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