片付かない本の山…黙って処分してもいい?夫婦円満とすっきり空間を両立する方法

片付かない本の山・・・黙って処分してもいいですよね?夫にはずっと言っているんです。「2LDKの部屋にこの本(マンガ・実用書・英語勉強のための本)の数は普通じゃない。今は2人の家族だからいいかもしれないけど、これから子どもができたらどうするの?いるものといらないものと分けて、処分するなり売るなりしてほしい。本棚の上にも山積み(ほとんど読んでいない)はあまりにも見苦しい」って。答えはいつも、「あ~・・・今度やる」で、“今度”が来たためしがありません。2か月くらい前に「ここにあるいらなさそうな本、今月中にどうするか決めてね。」と言ったのですが、な~んにもしません。処分した後で文句言われても嫌だなと思ってそれ以上は私は手を出していません。こんな乱れた部屋で新年を迎えたくないのですが、黙って処分してもいいと思いますか?皆さん、こういうときどうしていますか?読んだか読まないかわからないもの(読んでいる姿を見たことがない)、勉強に使っているとは思えないもの(最初は使ったんだろうけど…)、20巻以上のシリーズもののマンガ(一回読んだらそれで終わり。山積みのまま)・・・です。補足もちろん、「黙って処分」はしませんよ。来月の3連休最終日に整理できていなければ処分する、という約束をしました。今までは期限を決めていなかったので…。連休中に再度お願いして、それでもダメなら処分します。

本の整理、本当に困っていますよね…共感します!

2LDKの限られた空間で、増え続ける本に悩まれている、奥様の気持ち、痛いほど分かります。 夫とのコミュニケーション、そして快適な住空間の確保…どちらも諦めたくないですよね。 「今度やる」発言のループに陥っている状況も、多くの家庭で起こりうる現実です。 この問題、整理収納アドバイザーの視点も交えながら、解決策を探っていきましょう。

まずは、夫さんの気持ちに寄り添うことから

いきなり本の処分に踏み切る前に、夫さんの気持ちに寄り添うことが大切です。 「本を捨てる」という行為は、単なるモノの処分ではなく、彼にとっての思い出や知識、努力の痕跡を捨てることにも繋がる可能性があります。 彼にとって、その本は単なる「モノ」ではなく、「価値」を持っているのかもしれません。

夫さんとじっくり話し合う時間を作る

まずは、穏やかな雰囲気の中で、じっくりと話し合う時間を取りましょう。 「片付けられない」という問題を責めるのではなく、「快適な生活空間を一緒に作っていきたい」という共通の目標を共有することが重要です。 具体的には、以下のような点を話し合ってみましょう。

  • なぜ本を捨てられないのか?(思い出、将来読むかもしれない、など)
  • どの本を本当に大切に思っているのか?(厳選することで、整理しやすくなります)
  • 一緒に整理する時間を作ることは可能か?(週末の何時間など、具体的な時間設定)
  • 処分した後のスペースをどう活用したいか?(子どものスペース確保、趣味のスペース確保など、具体的なイメージを持つ)

整理収納のプロのアドバイス:3つのステップでスムーズに

整理収納アドバイザーのアドバイスを参考に、3つのステップでスムーズに本の整理を進めていきましょう。

ステップ1:分類と選別

まずは、種類別に本を分類します。(漫画、小説、実用書、専門書、英語学習書など)。 そして、以下の基準で選別を行います。

  • 過去1年間読んでいない本:ほとんどの場合、今後読む可能性は低いでしょう。
  • 同じ内容の本が複数ある場合:1冊に絞りましょう。
  • 状態が悪い本:破損している、汚れが酷いなど。
  • もう必要ない本:学習が終わった参考書、読み終わった小説など。

選別する際には、迷ったら「捨てる」という選択肢も視野に入れましょう。 「いつか読むかもしれない」という曖昧な理由で残してしまうと、結局は積まれたままになりがちです。

ステップ2:保管方法の見直し

残す本については、適切な保管方法を見直すことが重要です。 本棚の収納力を最大限に活かすために、以下の点を意識しましょう。

  • 本棚の整理:背表紙が見えるようにきちんと並べ、埃よけのカバーを使う。
  • 収納スペースの確保:本棚だけでなく、収納ボックスなども活用し、空間を有効活用する。
  • 定期的な見直し:年に一度は本棚を見直し、不要な本を処分する習慣を作る。

特に、漫画のように多くの巻数があるものは、収納スペースを圧迫しやすいので、思い切って処分する勇気も必要です。

ステップ3:処分方法

処分する本は、以下のような方法があります。

  • 古本屋で売る:状態の良い本は、古本屋で買い取ってもらうことができます。 事前に査定額を確認しておきましょう。
  • インターネットで売る:フリマアプリやオンライン古書店などを活用できます。
  • 図書館に寄付する:状態の良い本であれば、図書館に寄付することも可能です。
  • 資源ゴミとして処分する:状態が悪い本は、資源ゴミとして処分しましょう。

約束を守らせるための工夫

「来月の3連休最終日に整理できていなければ処分する」という約束は、とても良い方法です。 しかし、約束を守らせるためには、以下の工夫も必要です。

  • 具体的な作業手順を一緒に決める:いつ、どこで、どのように整理するかを具体的に計画しましょう。
  • 定期的な進捗確認:3連休までの間に、何度か進捗状況を確認し、必要に応じてサポートしましょう。
  • 小さな成功体験を積み重ねる:一気に全てを片付けるのではなく、小さな目標を立て、達成することでモチベーションを維持しましょう。
  • 夫さんの協力が得られない場合の対処法:最終的には、約束通り処分しても良いでしょう。 その際には、「約束通り処分した」ことをきちんと伝え、その理由を説明することが大切です。

まとめ:快適な空間と良好な関係を築くために

本の整理は、単なる片付けではなく、夫婦間のコミュニケーションや、快適な生活空間を築くための重要なステップです。 夫さんと協力して、心地よい空間を手に入れましょう。 そして、その過程で、お互いの理解を深め、より良い関係を築いていけることを願っています。

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