父親からの暴行による慰謝料請求について:適切な金額と手続き

お世話になります。長文になりますがぶつける所もなく…お付き合いください。今年5月25日、父親から殴る蹴るの暴行を受けました。翌日の整形外科での診断は左肋骨骨折、頚椎捻挫、顔面打撲で全治四週間で診断書も出してもらいました。ことの経緯としては、過去から借金を繰り返し、退職金が入っても借りた人には返さず自分で抱え込みさらにギャンブルを続ける父に「ギャンブルを辞めるつもりはないの」と私が聞いたことで、父親が激昂したものです。過去に消費者金融で800万円の借金がわかり、法律を調べて弁護士に連れて行き完済させたこともありますが、喉元すぎれば…です。暴行は実家で、生後三ヶ月の私の娘と、私の母親もいたのですが、殴られている間、母に娘を連れて部屋を出るよう言ったのですが出ず、すぐそばで父親が蹴り上げてくるためよけるわけにもいかず何発か思い切り入ってしまいました。部屋を追い回されながら十数発は殴られましたが、こちらが殴り返したりはしていません。その後五ヶ月経ちますがもちろん謝謝罪はなく、関係ないの一点張りでギャンブルも続けているそうです。私は乳児を育てながらの為か非常に予後が悪く、肋骨骨折は治ったものの、頚椎捻挫は左手が痺れ握っていると思った物がすっぽ抜けたり、顔面打撲から顎関節症になりお粥すら噛めません。整形外科から紹介され大学病院に通っています。本当は刑事告訴して罰を受けて欲しい。しかし、実家には母と弟がいる為、そちらに被害が出てはいけないと思い五ヶ月間何もできずにきました。どうしてもやりきれないのです。殴っても反省しないなら、大好きなお金を請求されることが一番父親には堪えるのではないかと思えてきました。慰謝料は、わずかでも手元に入れば父が返済していな親族へ渡すつもりです。しかしあまりに請求しすぎると逆に恐喝になってしまうと聞きました。一方的に15分位、十数発の殴る蹴るにより四週間の怪我。肋骨骨折により寝転ぶこともできず家事に従事できなかった期間三週間。現在も通院中、首と顎は一生付き合うことになると言われています。赤ちゃんがいる為多くの方に話しかけていただくのですが、年配の男性に対する恐怖心で、近くに年配男性がいるだけで不安感にかられます。刑事告訴をしない代わりの慰謝料、損害賠償請求として、いくら程が妥当なのでしょうか?よろしくお願いします

父親からの暴行:慰謝料請求のポイント

ご家族の状況を踏まえ、父親への慰謝料請求について、具体的な金額と手続きを解説します。まず、重要なのは、ご自身の怪我の程度と、それによる精神的苦痛を明確に示すことです。

1. 慰謝料請求の根拠

今回のケースは、父親による不法行為に該当します。不法行為とは、故意または過失によって他人に損害を与えた場合に、損害賠償を負う義務を負うことです。父親の暴行は明らかに故意であり、その結果、あなたは身体的・精神的な損害を被りました。この損害を賠償させる権利をあなたは有しています。

2. 慰謝料の算定要素

慰謝料の金額は、以下の要素を総合的に考慮して決定されます。

  • 怪我の程度と治療期間:左肋骨骨折、頚椎捻挫、顔面打撲、そして顎関節症と、深刻な怪我を負っています。全治4週間の診断書に加え、現在も通院中で、将来にわたる後遺症も懸念される点を明確に示す必要があります。診断書、医療機関明細書は重要な証拠となります。
  • 精神的苦痛:暴行を受けたことによる恐怖心、不安感、日常生活への支障(家事、育児への影響)は、大きな精神的苦痛です。特に、生後3ヶ月の娘の目の前で暴行を受けたことは、精神的ショックが大きかったと考えられます。具体的なエピソードを記述することで、精神的苦痛の程度を客観的に示すことができます。
  • 損害の範囲:医療費、治療期間中の休業損害、将来の治療費なども請求可能です。家事援助サービスを利用した費用なども証拠として提示できます。また、精神的損害に対する慰謝料も請求できます。
  • 加害者の経済状況:父親の経済状況も考慮されます。ギャンブル依存症であること、過去の借金状況なども、裁判で考慮される可能性があります。

3. 慰謝料の金額:専門家の意見を参考に

慰謝料の金額は、ケースバイケースで大きく異なります。具体的な金額は、弁護士に相談するのが最も確実です。しかし、参考として、同様のケースの判例や弁護士の意見を参考にすると、数十万円から数百万円の範囲になる可能性があります。

重要なのは、過剰な請求を避けることです。過剰な請求は、逆にあなたの主張を弱める可能性があります。弁護士は、あなたの状況を詳しく聞き取り、適切な金額を判断し、請求手続きをサポートしてくれます。

4. 手続き:内容証明郵便から

まずは、内容証明郵便で、あなたの主張と請求金額を父親に伝えましょう。この段階で、父親が誠意をもって対応してくれる可能性もあります。内容証明郵便は、証拠として残るため、後の手続きにおいても有利に働きます。

内容証明郵便への反応がない場合、調停を申し立てることを検討しましょう。調停は、裁判所を介して、当事者間で話し合いを行い、解決を目指す手続きです。弁護士のサポートを受けながら、冷静かつ客観的にあなたの主張を伝えましょう。

5. 刑事告訴との関係

刑事告訴をしないことを選択されているようですが、民事訴訟と刑事訴訟は別個に進行します。民事訴訟で慰謝料を請求しても、刑事告訴を行うことは可能です。刑事告訴によって父親が罰せられることで、あなたの精神的な負担軽減にも繋がる可能性があります。弁護士と相談の上、慎重に判断しましょう。

6. 具体的なアドバイス

* 証拠をしっかり集める:診断書、医療機関明細書、暴行を受けた状況を記録したメモ、写真、証言など、全ての証拠を保管しましょう。
* 弁護士に相談する:弁護士は、あなたの権利を保護し、適切な手続きをサポートしてくれます。費用はかかりますが、専門家のアドバイスを受けることで、より有利な解決を目指せます。
* 冷静さを保つ:感情的にならず、客観的に状況を説明することが重要です。
* 記録を残す:通院記録、治療内容、精神的な苦痛を記録しておきましょう。

まとめ:弁護士への相談が最善策

父親からの暴行による慰謝料請求は、複雑な手続きを伴います。弁護士に相談し、適切なアドバイスを受けることが、あなたの権利を守る上で最も重要です。弁護士は、あなたの状況を詳しく聞き取り、最適な解決策を提案してくれます。一人で抱え込まず、専門家の力を借りて、一歩ずつ進んでいきましょう。

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