爬虫類飼育初心者必見!ヒョウモントカゲモドキの隠れ家から出てこない!餌の与え方とケージ環境の改善方法

先日爬虫類の展示即売会でヒョウモントカゲモドキを購入して、飼育を始めました。設備などはネットに書いてあるものを準備しました。まだ3日目なのですが、ウエットシェルターからでてきません。 コオロギ・ミルワームをえさにしていますが、ピンセットで持っていっても中からでてこないので食べません。仕方ないのでケージ内に餌を放しておいたところ、翌日にはなくなっており捕食はしているようです。 昨日珍しく外に出ていたのでピンセットで与えようと思ってケージ内に持っていったところ、脱兎のごとくシェルターに逃げ込んでしまいました。 辛抱強くピンセットで与え続けていればなれて食べてくれるようになるのでしょうか。

ヒョウモントカゲモドキの落ち着かない行動の原因を探る

新しい環境に来たばかりのヒョウモントカゲモドキが、ウエットシェルターから出てこない、ピンセットで餌を与えようとすると逃げ込む…といった行動は、ストレスや不安の表れです。3日目というまだ慣れない時期ですから、焦らず、ゆっくりと信頼関係を築くことが大切です。 単に「慣れ」の問題だけでなく、ケージ環境や飼育方法に問題がないか確認してみましょう。

1. ケージ環境のチェック:隠れ家、温度、湿度、レイアウト

ヒョウモントカゲモドキは夜行性で、隠れ家を好みます。ウエットシェルター以外にも、シェルターを複数設置し、隠れ場所の選択肢を増やすことが重要です。シェルターは、サイズや素材のバリエーションを用意し、彼らが気に入る場所を見つけるのを助けてあげましょう。

* 温度と湿度:適切な温度と湿度を保つことは、健康と活性の維持に不可欠です。温度計と湿度計をケージ内に設置し、常に適切な範囲(温度:26~30℃、湿度:30~50%程度)を維持するようにしましょう。特に、ホットスポット(加温エリア)とクールスポット(低温エリア)を設けることで、彼らが自由に温度調節できる環境を作ることが重要です。暖突やパネルヒーター、保温球などを利用し、温度管理を徹底しましょう。
* ケージレイアウト:ケージ内のレイアウトも重要です。視覚的な遮蔽物を増やすことで、安心感を高めることができます。例えば、流木や人工植物などを配置して、隠れ家を増やすだけでなく、視覚的な刺激を減らす工夫をしましょう。
* 床材:床材は、爬虫類用のものを使用し、清潔に保つことが重要です。爬虫類専用の床材を使用し、定期的に交換しましょう。

2. 餌の与え方:ピンセット給餌の注意点と代替案

ピンセット給餌に抵抗を示すのは、威嚇や警戒心の表れです。無理強いせず、まずはケージ内に餌を置く方法から始めましょう。コオロギやミルワームは、夜行性のヒョウモントカゲモドキに合わせて、夜間に給餌するのが効果的です。

* ピンセット給餌の練習:もしピンセット給餌にこだわるなら、最初はケージの隅など、彼らが安全だと感じる場所で試してみましょう。ゆっくりと近づけ、無理強いせずに、彼らが餌に気づいて自ら食べ始めるのを待ちましょう。
* 多様な餌:コオロギやミルワームだけでなく、デュビアレッドローチなど、様々な種類の餌を与えてみましょう。これにより、食いつきが良くなる可能性があります。
* 餌のサイズ:餌のサイズは、ヒョウモントカゲモドキのサイズに合ったものを使用しましょう。大きすぎると食べにくく、小さすぎると栄養が不足する可能性があります。

3. ストレス軽減:静かな環境と観察

ヒョウモントカゲモドキは、静かな環境を好みます。ケージは、直射日光や振動を避けた場所に設置しましょう。また、頻繁にケージの中を覗き込んだり、触ったりしないように注意しましょう。彼らが落ち着いて生活できる空間を確保することが重要です。

* 観察:毎日、ケージの状態(温度、湿度、餌の残量など)を確認し、ヒョウモントカゲモドキの行動を観察しましょう。異常があれば、すぐに獣医に相談しましょう。

専門家のアドバイス:爬虫類専門医の意見

爬虫類専門医によると、「新しい環境への適応には、個体差があり、数週間かかることも珍しくありません。焦らず、適切な環境とケアを提供することが重要です。もし、数週間経っても全く餌を食べない、脱水症状が見られるなどの異常が見られる場合は、すぐに獣医に相談してください。」とのことです。

まとめ:根気と観察が鍵

ヒョウモントカゲモドキがウエットシェルターから出てこない、餌を食べないといった問題は、ストレスや不安が原因であることが多いです。適切なケージ環境を整え、餌の与え方を工夫し、根気強く彼らを観察することで、徐々に信頼関係を築き、健康な状態に導くことができます。 焦らず、ゆっくりと時間をかけて、彼らと向き合っていきましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)