熱帯魚の飼育についての質問です。せっかく飼いはじめたので、いい環境で育ててあげたいです。現在の様子を書いてみますので、なにか”それはマズイよ!”や”それはやり過ぎじゃない?”ということがあれば教えていただきたいです。30cm水槽(約16L)の水槽で、・ネオンテトラSサイズ3匹・なんとかテトラ(赤茶っぽい色)3匹・グッピー(国産レットグラス)1ペア・アルビノ3匹・パンダコリトガス3匹 計14匹を飼育しています。とくに喧嘩している様子はないです。コリトガスとアルビノは割とバラバラで泳いでいて、テトラ系は各種である程度固まって生活してます。グッピーペアは、雄がずーっと雌の後ろをついて泳いでいます。餌をあげると一時的にワーッとごちゃ混ぜになりますが、、、この5種を選んだ理由は、比較的丈夫で飼い易いと言われた為です。1匹/1Lが限界と言われたので、少し入れすぎかな?と心配です。それと種類を混ぜ過ぎかな?というのも心配です。生きた水草は入れておらず、全て偽物の水草(機材が隠せる程度に小型の物を5種ほど)を入れています。機材類は、・26℃固定のサーモ付ヒーター (26℃以下になると電源が入ってる様です)・冷却ファン・外掛けのフィルター(モーターは水中の水を吸うところにあるタイプ)・ブクブクの4点は常に電源が入っています。(冷却ファンは熱帯夜でない限り夜は止めています。)ヒーターは水流のあるところへ設置と説明書に書いてあった為、目で見て水流がありそうな気がしたのでブクブクの空気が立ち上がっているそばに設置してあります。餌をあげればその他にもフィルターからの排水等の水流が見えますが、なんとなくの設置場所です。私自身が、朝の5時過ぎには家を出て、20〜22時過ぎに帰宅するリズムの為、照明は帰宅してから就寝までの数時間のみ点灯しています。日中は、直射日光こそ当たりませんがそれなりに部屋の中は明るくなります。(カーテン閉め切って日中も部屋が暗いということはありません)餌は、フレークタイプの物を基本的には1日1回、夜にあげています。あげている量は餌の説明書通りです。朝にも何度かあげたこともありますが、寝起き10〜20分程度だった為かあまり食べている様子もないのであげるのをやめました。私自身がお休みで家にいる日は、おやつ感覚でごく少量を午前中にあげることもあります。水換えは、水槽容量が小さいのでこまめに少量を変えた方が良いと言われた為、ほぼ毎日500ccずつ(1日空いた時は1L、2日空いた時は1.5L)の水を汲み出して、作り置きしてあるカルキ抜きをした水を外掛けフィルターのタンクに注いでいます。2〜3日に1度、バクテリア液を少量加えています。カルキ抜き液の量・バクテリア液の量・フィルター交換ペースはそれぞれ説明書通りです。今のところひどい白濁や酸欠に陥っている様子も見受けられないので、水質的には大丈夫ではないかとおもっています。その他の心配事としては、わりと近くにかなりうるさい目覚まし時計(私が起きる用)を置いていますが、目覚まし時計を止めて部屋の電気を点けるとみんなおとなしく寝ている様子なので大丈夫でしょうか?部屋の電気をつけて私が出掛ける支度をしていると、気が付いた時には泳いでいます。それとご相談ですが、外掛けフィルターの振動音?が私自身かなり気になるので外部式のフィルターに交換したいと考えています。小容量水槽用の外部式フィルターという物が探しても見つからず、水槽サイズ60cm〜となっているものでも大丈夫なのでしょうか?アクアリウムをやる知人曰く「濾過力が強い分には問題ない」との事ですが本当に心配ないでしょうか?静音性に優れたフィルターで定評があるもの等もご存知であれば教えていただきたいです。以上、長文になりましたがよろしくお願いいたします。
水槽環境の現状と問題点
現在、30cm(約16L)の水槽で14匹の熱帯魚を飼育されているとのこと。これは過密飼育の可能性が高いです。一般的に、小型魚であっても1匹あたり1L以上の水量が必要と言われています。16Lの水槽で14匹は、明らかにこの目安を下回っています。これは水質悪化や病気のリスクを高める要因となります。
また、5種類の魚を混泳させている点も懸念材料です。種類が多いと、それぞれの魚の要求する水質や水温に差が生じ、全ての魚にとって最適な環境を維持することが難しくなります。特に、グッピーは比較的繁殖力が強く、水槽内のスペースを圧迫する可能性もあります。
具体的な改善策
1. 魚の数を減らす
最も重要な改善策は、魚の数を減らすことです。理想的には、水槽のサイズに見合った数(1匹あたり1L以上)に減らすべきです。飼育を継続する魚種を選ぶ際には、それぞれの魚の性格や習性、成長サイズなどを考慮し、混泳に適しているかを確認しましょう。
2. 水槽のサイズアップ
もし、多くの魚を飼育し続けたい場合は、水槽のサイズをアップすることを検討しましょう。より大きな水槽であれば、水質の悪化を防ぎやすくなり、魚もより快適に過ごせます。60cm水槽など、余裕のあるサイズを選ぶことをお勧めします。
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3. 生きた水草の導入
偽物の水草だけでなく、生きた水草を導入することをお勧めします。生きた水草は、水質浄化に役立ち、魚たちの隠れ家にもなります。また、水槽内の景観も向上させる効果があります。水草選びは、水槽のサイズや魚の種類、光の量などを考慮して行いましょう。
4. フィルターの見直し
外掛けフィルターの音の問題については、外部式フィルターへの交換は有効な手段です。60cm水槽用のフィルターでも、流量を調整することで30cm水槽でも使用できます。ただし、流量を調整できるものを選び、吸い込みが強すぎないよう注意しましょう。静音性に優れた外部式フィルターは、多くのメーカーから販売されていますので、レビューなどを参考に選んでください。例えば、エーハイムなどのメーカーは静音性が高いと評判です。
5. 照明時間の調整
照明時間は、魚たちの活動時間に合わせて調整しましょう。日中は自然光が入る環境であれば、照明は必要ありません。夜間は、数時間程度の点灯で十分です。
6. 餌やり
餌の量は、説明書通りに与えることが重要です。食べ残しは水質悪化の原因となります。朝はあまり食べないとのことですので、夜にまとめて与える方法で問題ないでしょう。
7. 水換え
毎日500ccの水換えは、水槽サイズが小さいことを考慮すると、適切な頻度と言えます。ただし、水換えの際に、バクテリアが過剰に除去されないよう注意しましょう。
8. 目覚まし時計と照明
目覚まし時計の音は、魚たちにストレスを与えている可能性があります。可能であれば、目覚まし時計の位置を変更するか、より静かな目覚まし時計に交換することを検討しましょう。
専門家の視点
熱帯魚飼育においては、過密飼育は大きなリスクとなります。水質悪化、病気の蔓延、魚同士の争いなど、様々な問題を引き起こす可能性があります。飼育する魚の数と水槽のサイズを適切に調整することは、健康な飼育環境を維持するために非常に重要です。
まとめ
今回の質問内容から、現状の水槽環境は魚たちにとってストレスの多い状態である可能性が高いです。魚たちの健康と幸せを願うのであれば、上記の改善策を実行し、より快適な環境を整えてあげましょう。